会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 18

2011-03-26 17:01:47 | 旅行
2011年3月26日(土) 吹雪 
 午前6時半頃ラジオ体操をしていた地震情報が入る。会津若松で震度1の地震。喜多方、西会津も震度1だった。震源地は喜多方。びっくりする。
 
外は吹雪。寒さは厳しい。避難して来られた方は不安と寒さでご苦労されている。
 原発事故で会津にも多勢の避難者が来られた。大熊町は住民と町役場が会津若松市へ、楢葉町は住民と町役場が会津美里町へ移転。地元の受け入れも長期化を考え対応して行かなければならない。

それにしても原発事故では次から次へと想定外のことが起きる。
 海水注入したと思うと真水注水、高濃度の放射能物資が海へ流れ出ている。ほんとうにどうなってしまうのだろか。東電は廃炉にしないで発電しようとしているのだろうか。
いくらやっても次から次へと問題が発生している。チェリノブの事故ではコンクリートを流し込み放射能物資の発生を封じ込め廃炉にしたと聞く。
 日本ではその方法はできないのだろうか?
 
 政府発表、原子力保安委員会の見解、東京電力の謝罪、各マスメデアの取材発表と情報がまちまち。昨日駄目だった東京の水が今日は安全、福島県のハウスの中の野菜は安全とか情報がまちまち。何を信じてよいのだろうか。
 世界中の原子力の専門家や機関の協力を得て、しっかりした根拠に基づく発表と見通しを示して欲しい。
 
~情報は 一人歩きする 冷静に~

「京都冬の一人旅18」 
   第4日目 3月2日(水) 雨は上がったが寒い
 
急ぐ旅でもない。自分で計画を作ったので何時でも変更できる。
 はじめの計画では高台寺、圓徳院、清水寺周辺の散策であったが、石塀小路をあちこち歩いているうちに維新の道を歩いていた。午前11時頃だった。観光客もまばら。
 普通は産寧坂を上り清水寺へ行くところだがその後の二年坂などの上りがつらい。

 清水寺は何度も行っているので止めて維新の道の坂道を東へと歩いた。
 高台寺を左に見ながら10分位坂を上る。護国神社に着く。神社は改修工事中だった。
 神社手前の右側に坂本龍馬の墓の階段があった。地方の駅の無人の改札口と同じ。300円を入れて入る。急な石段を上るとそこに坂本龍馬と中岡慎太郎の墓と銅像があった。
そのまわりには西軍の人々の墓が幾重にも上にあった。



 昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を視聴すると徳川慶喜が大政奉劇の大作者(説明板の言葉)である坂本龍馬が醤油商近江屋で殺害された後ここに埋葬された。
 会津の人間としては複雑な思いを抱いた。暗殺されなければ戊辰戦争もなく平穏に明治政府ができたのだろうか?
 
 京都の東から京都市を一望し高台寺へ向った。