徹底的にインドア派の私が、夏の甲子園の応援に行こうなんてそりゃ、ものすごいハードル高いんですよ。
←日焼け止め塗ってても日焼けした～
でも、やっぱり音楽でも将棋でもライブ!! じゃないですか。一生いちどは、出場校の応援団の熱気に包まれて生で甲子園の試合を見てみたい、という魅力には抵抗できませんでした。
前日の新幹線で行ってホテル一泊。甲子園に出る高校生(別の学校)も泊まってました。記念に作ったらしいお揃いのエナメルバッグ、まだビニールがかぶったのを手に手に持った集団にエレベーターで会ったのですが、他宿泊客に礼儀正しくしようという気合と、子どもらしい初々しさがないまぜになって、もぅかわいいのなんのって。高校生、魅力たっぷりのお年頃です。
ふだん家で見てるとあまりそうは思いませんがね…(-_-;;
お目当ての試合は第二試合(11:00開始)だったんで、ちょっとホテルの部屋のままごろごろしていると、テレビでは第一試合が始まりました。「野球のルールわかってるの??」とよしぞう。私は「だいたいはわかってるよぉ…ホームベースまで戻ってくれば点が入るんだから!!」と答えたのですが、あと何がわかってるとわかったことになるんでしょう?? なんか、いつ走っていいのかとかがいまいちよくわかってないんですが…
テレビで見ると、表情のいちいちまで細かく見えるし、解説つきです。試合運びについても予習できてよかったです。このまま冷房の効いた部屋で試合を見たら?? いやいや、何しに来たんだかわかりませんね(^^;;
前日には天気の心配をしていたのですが(なにしろ、JTBの人は「いえもし順延になっても、泊まるところだけ探していただければ、新幹線のチケットは二日間有効ですし、大丈夫ですよ」なんて言ってるんです。大丈夫なわけがないじゃないですか!!)、晴れすぎるくらい晴れていて暑いのなんのって。
これは暑さ対策は必須ということで、まず日焼け止めを念入りに塗り、冷たいお茶のペットボトルはペットボトルホルダーに。そしてそれとは別に、水のペットボトルを買います。小さいタオルを濡らして体を拭いたりするのに使おうという計画です。
球場のそばまで来ると、ミネラルウォーターを凍らしたペットボトルも売っていたので、念のためそれも買いました。三塁側アルプススタンドに入ってみると、すでに人がぎっしり、テレビで見ていたときにはもっと座席に余裕があったみたいだったので油断して出遅れました。
二席ようやく空いているところを探して滑り込みます。野球のルールがあやふやなだけではなくて、応援のお作法的なものはまったくさっぱりですが、応援の係の子がキュー出しや歌詞の掲示をしてくれます。
「かっとばせー、○○!!」というところは、スケッチブックに大きくマジックで書いた「○○」を見せてくれるというわけですね。「いいぞーいいぞー、○○!!」にするところはちゃんと「いいぞ」と書いたのも出してくれます。
前の席にいる大学生らしきお姉さんたち三人組は、応援慣れしてるみたいで、動作も歌も完璧ですからまねしてついていきます。歌は、歌詞を出してくれるといっても節がかろうじてわかるのは「紺碧の空」くらいです。歌が多すぎて覚えられません(^^;;
試合のほうは、各回互いにランナーは出るのですが得点まではいかず、双方よく守っています。でも中盤戦に、守備のエラーに乗じて勢いがつき、ぱたぱたっと二点入りました。そのときの盛り上がりようといったら…(^-^)
野球の試合運びの勘所がわからない私としては、テレビの解説のようなものがなくては遠くからみて何が起きてるかさっぱりわからないのではと心配していましたが、みんなの「わっ」「あっ」という気配、そしてそれに続く応援で十分流れがわかります。そういうことがライブならではの魅力で、人の指す将棋が楽しめるようになった瞬間のことが思い出されます。なんでも同じですね。
天気のほうは、照りつけたり曇ったりめまぐるしく、一回などは突然黒雲が出てきて
激しい雨が降ってきましたが、それも一瞬でした。またカーッと晴れます。
試合展開のほうは天気関係なし。八回、九回あたりは立て続けに三振を奪い、ぴたっと二点リードを守りきりました。すごい集中力!!
試合の終わった選手たちが三塁側に戻ってきて、やんややんやの大喝采。この一体感はたまりません(^^)
これは、撤収作業中のブラバンの子たち。ブラバンも炎天下そりゃあ大変ですよね。大きなラッパを振り回して(放り投げてる子もいた…)お疲れ様でした。
ところで、ペットボトルホルダーに入れた冷たいお茶なんて、この暑さではあっという間にぬくまってしまいます。もちろん飲むのにつかいますけどね…曇りの間は、水に濡らしたミニタオルを首筋にあてておくといい感じだと思っていたけど、照りつけたときはそんなものでは間に合いません(*)。
途中で「カチワリ」を買って、濡らしたタオルで巻いたのがいい具合です。これでひんやりを首や顔にあてながらなんとか乗り切りました。試合が終わるころにはちょうど溶けきってしまいました。
一方、よしぞうの使っていた凍らしたペットボトルは、氷の量としては大差ないはずですがかなり溶け残っています。これは熱伝達率の差が出ましたね～カチワリのほうは、溶けた水でやわらかく袋の形が変わり、首や顔になじむんです。だから十分ひんやりを受け取ることができるんですね。さすが!! カチワリすごい。
(*) 「あたたまりにくくさめにくい」といわれる水ですが、それにしたって1gを一度温めるのに1calくらい。一方、氷が水に変わるときは1gあたり80calくらい奪うのでこりゃすごいです。さらに、水が水蒸気に変わるときは1gあたり540calくらい使うらしいですから、もちろん水に塗らしたタオルってのもあなどれません。こっちはじわじわとではありますけどね。
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前日の新幹線で行ってホテル一泊。甲子園に出る高校生(別の学校)も泊まってました。記念に作ったらしいお揃いのエナメルバッグ、まだビニールがかぶったのを手に手に持った集団にエレベーターで会ったのですが、他宿泊客に礼儀正しくしようという気合と、子どもらしい初々しさがないまぜになって、もぅかわいいのなんのって。高校生、魅力たっぷりのお年頃です。
ふだん家で見てるとあまりそうは思いませんがね…(-_-;;
お目当ての試合は第二試合(11:00開始)だったんで、ちょっとホテルの部屋のままごろごろしていると、テレビでは第一試合が始まりました。「野球のルールわかってるの??」とよしぞう。私は「だいたいはわかってるよぉ…ホームベースまで戻ってくれば点が入るんだから!!」と答えたのですが、あと何がわかってるとわかったことになるんでしょう?? なんか、いつ走っていいのかとかがいまいちよくわかってないんですが…
テレビで見ると、表情のいちいちまで細かく見えるし、解説つきです。試合運びについても予習できてよかったです。このまま冷房の効いた部屋で試合を見たら?? いやいや、何しに来たんだかわかりませんね(^^;;
前日には天気の心配をしていたのですが(なにしろ、JTBの人は「いえもし順延になっても、泊まるところだけ探していただければ、新幹線のチケットは二日間有効ですし、大丈夫ですよ」なんて言ってるんです。大丈夫なわけがないじゃないですか!!)、晴れすぎるくらい晴れていて暑いのなんのって。
これは暑さ対策は必須ということで、まず日焼け止めを念入りに塗り、冷たいお茶のペットボトルはペットボトルホルダーに。そしてそれとは別に、水のペットボトルを買います。小さいタオルを濡らして体を拭いたりするのに使おうという計画です。
球場のそばまで来ると、ミネラルウォーターを凍らしたペットボトルも売っていたので、念のためそれも買いました。三塁側アルプススタンドに入ってみると、すでに人がぎっしり、テレビで見ていたときにはもっと座席に余裕があったみたいだったので油断して出遅れました。
二席ようやく空いているところを探して滑り込みます。野球のルールがあやふやなだけではなくて、応援のお作法的なものはまったくさっぱりですが、応援の係の子がキュー出しや歌詞の掲示をしてくれます。
「かっとばせー、○○!!」というところは、スケッチブックに大きくマジックで書いた「○○」を見せてくれるというわけですね。「いいぞーいいぞー、○○!!」にするところはちゃんと「いいぞ」と書いたのも出してくれます。
前の席にいる大学生らしきお姉さんたち三人組は、応援慣れしてるみたいで、動作も歌も完璧ですからまねしてついていきます。歌は、歌詞を出してくれるといっても節がかろうじてわかるのは「紺碧の空」くらいです。歌が多すぎて覚えられません(^^;;
試合のほうは、各回互いにランナーは出るのですが得点まではいかず、双方よく守っています。でも中盤戦に、守備のエラーに乗じて勢いがつき、ぱたぱたっと二点入りました。そのときの盛り上がりようといったら…(^-^)
野球の試合運びの勘所がわからない私としては、テレビの解説のようなものがなくては遠くからみて何が起きてるかさっぱりわからないのではと心配していましたが、みんなの「わっ」「あっ」という気配、そしてそれに続く応援で十分流れがわかります。そういうことがライブならではの魅力で、人の指す将棋が楽しめるようになった瞬間のことが思い出されます。なんでも同じですね。
天気のほうは、照りつけたり曇ったりめまぐるしく、一回などは突然黒雲が出てきて
激しい雨が降ってきましたが、それも一瞬でした。またカーッと晴れます。
試合展開のほうは天気関係なし。八回、九回あたりは立て続けに三振を奪い、ぴたっと二点リードを守りきりました。すごい集中力!!
試合の終わった選手たちが三塁側に戻ってきて、やんややんやの大喝采。この一体感はたまりません(^^)
これは、撤収作業中のブラバンの子たち。ブラバンも炎天下そりゃあ大変ですよね。大きなラッパを振り回して(放り投げてる子もいた…)お疲れ様でした。
ところで、ペットボトルホルダーに入れた冷たいお茶なんて、この暑さではあっという間にぬくまってしまいます。もちろん飲むのにつかいますけどね…曇りの間は、水に濡らしたミニタオルを首筋にあてておくといい感じだと思っていたけど、照りつけたときはそんなものでは間に合いません(*)。
途中で「カチワリ」を買って、濡らしたタオルで巻いたのがいい具合です。これでひんやりを首や顔にあてながらなんとか乗り切りました。試合が終わるころにはちょうど溶けきってしまいました。
一方、よしぞうの使っていた凍らしたペットボトルは、氷の量としては大差ないはずですがかなり溶け残っています。これは熱伝達率の差が出ましたね～カチワリのほうは、溶けた水でやわらかく袋の形が変わり、首や顔になじむんです。だから十分ひんやりを受け取ることができるんですね。さすが!! カチワリすごい。
(*) 「あたたまりにくくさめにくい」といわれる水ですが、それにしたって1gを一度温めるのに1calくらい。一方、氷が水に変わるときは1gあたり80calくらい奪うのでこりゃすごいです。さらに、水が水蒸気に変わるときは1gあたり540calくらい使うらしいですから、もちろん水に塗らしたタオルってのもあなどれません。こっちはじわじわとではありますけどね。
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