アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうと時間泥棒

2010年08月24日 | 高専生活
またろうは時間泥棒と仲良しだ。時間泥棒は別名「ふぉんふぉんUFO」と呼ばれ、これが飛んでくると目の前の課題のことは意識からふんわり遠のき、その間、宇宙と交信しているという説と、またろう族どうし交信しているという説がある。

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夏休みに入った平日、午前中は毎日分の課題(公文、英語多読(宿題)、漢字(宿題)をやり、昼を食べたら学校に行ってロボコンゼミという予定だったとすると、課題はもう二時間かそこらやれば終わる量なのに、これがなぜか午前中に終わらない。しかたないからロボコンゼミを休んで片付けようとしたのに、なぜかこれが夜になっても終わっていない。

時間泥棒と仲良しの生活はこんな感じだ。なんか気がついたら一日が経っていて、では勉強でない何に時間を使ったのかというと、はっきりしないのだ。昼ねをしたかというと、したけどそんなにしてないし、本は読んだかというと読んだけどそんなに読んでないような?? あれ?? なんか勘定が合わない。というわけだ。これが時間泥棒効果。

もっとも、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる時間泥棒と違い、この時間泥棒は人を不幸に陥れるものではなくて、どこか愛嬌がある。「モモ」の時間泥棒は、人がせっせせっせと時間効率を追求すると、その浮いた時間をすかさず抜き取っていって、盗まれた人は余裕がなく殺伐とした気持ちになるというものなのだが、またろう族に現れる時間泥棒は、時間を奪ったあと、人をふんわりした幸せな、寛容な気持ちにさせるらしい。

でなきゃ、あれもこれも「へくりながら」、またろう族があれだけ、ぽわーんとのほほーんと幸せそうに毎日を暮らしていることが説明つかないじゃないか。

ま、ともかく。時間泥棒は必ずしも悪者というわけではないようだが、夏休みの宿題を片付けるにあたってはたいへん困る存在といえよう。

うちはまたろう族が複数いるので時間泥棒とのつきあいも長いわけであるが、時間泥棒が現れやすい条件と、そうでない条件というのも、おぼろげながら経験上わかっている。

この夏休みに入って、何日かを泥棒にやられながら、またろうがふと体験したことがあった。それは、たまたま成り行きで図書館で課題に取り組んだら、時間泥棒が(あんまり)こなくて、二時間の課題か二時間半かそこらで(^^;; 終わったというものだ。これはすごい。

また、個別塾では、在籍しているといつでも自習席利用OKということなので、そこで課題を片付けると同様の効果があるようだ。

そこで、「午前中は毎日分課題を図書館で」→「午後は部活」→「夜は個別塾でプラスアルファの課題」という流れを作ろうと画策している。これだと理論上、合計三時間分かそこらの課題をこなせることになるが、なかなか理屈どおりにいくわけではない。図書館といえども、完全に泥棒をシャットアウトすることはできないからだ。

午前中に公文・多読・漢字
夜に物理演習レポート半分

というように理論どおりにいった日が一回あったが(^-^)v
昨日は、夜の時間も使って毎日分しか終わらなかった。まぁいろいろなんだけど…少なくとも家にいるよりはだいぶいいらしいので、図書館と個別塾を利用していこう。

またろうは、個別塾での、夏期講習という設定の五回分を消化したところ。本人が続けるというので、今度はほんとに会員になるための申し込み用紙を書いて「今日出してね」といって持たせた。するとまたろうが家を出た後、床にはその申し込み用紙が落ちていた(お約束…)。

そこでとりあえず意思だけでも伝えようと塾に電話すると、「あぁ先ほどご本人が、持ってきたはずなんだけどといってかばんをごそごそ探してらっしゃいましたよ」といって、まぁそういうものがなぜか床に落ちている子なんだということが、これまでの様子や私の話などと合わせてつながったらしく、室長先生はなんだか深く納得している模様。

週一は先生に教えてもらう個別塾。その他の日は速読システムと自習。図書館と合わせて、いいペースが作れるといいね。

別に、時間泥棒と絶交する必要はないからさ。うまくつきあってね。

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コメント (12)
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