アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

音の響くは七難かくす-バイオリンレッスン(34)

2010年08月20日 | バイオリン
レッスンがもともと月三回なのと、秋田旅行で一回休んだのと、お盆休みがあって実にほとんど一ヶ月ぶりのレッスンとなってしまった。

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ここまで間が空くと、もはや何をやっていたんだっけ状態なのだが、とにかく聞きたいことがいっぱいあって、何からお願いしたらよいやら。

今、頭の中がわりとパッヘルベルのカノンなので(^^;; 先生との「生」合わせもぜひやってみたいところだったが、ま、お楽しみは次回にして。

まずは、セヴシック。指運び(形)について、どんな落としどころで進めていったらよいのかについて質問。懸案事項を大きく二つにまとめると
(1) 人差し指、中指を半音で(つまりくっつけて)いっぺんに押さえる形がとれない。中指を押さえるために、人差し指をよけてしまったりしている。
(2) 中指-薬指-小指が全音ずつ離れている場合、小指を押さえるためにどうしても中指がずれる(届かないので)。
ということになる。

実際に弾いて先生に見ていただくと、とにかく(1)は問題-A線で「ラ-ド-シ」といく場合、「ド」のときに人差し指をよけて押さえてしまっていては、「シ」にいくときあらためて人差し指を持ってこなくてはならず、速いテンポだったら間に合わない。

なので、どうしても揃えて押さえられなければ、ちょっと隣の弦にはみ出してもいいから、D線A線をいっぺんに押さえるつもりで(ミ+シ)。何度かやると、まぁこのほうが「やや」現実味があるか…

一方、(2)のほうは、小指を押さえるとき人差し指がずれるのはある程度仕方がない。ただ、すぐ戻ってこられるように、音にしたときに実際に支障がないようにすればよし(それが難しいんだが…自分を見失ってしまうのよね)。

先生にお手本弾いてもらってガン見してイメトレ。うーむ、先生の指ってなんか、もうバイオリン用にしっかりチューニングされてる感じ。よく見たからってマネできるもんじゃないですね。先生曰く、「指と指の付け根がどうも閉じちゃうとかいう場合は消しゴムをはさむのもいいですよ♪」とのこと。そうやって強制的にあるべき形を作っているうちに、身についたりするものだそうだ。でも先生がそれをやったのは子どものころ。大人でも身につくかどうかは実証されてないんじゃないかという疑問が、ふと頭をよぎったがまぁそれはそれとして。

そして懸案の教本へ。「勇士はかえる「マカベウスのユダ」からの合唱(通称「表彰台ソング」)は、嫌いな曲ではないのだが、「ミファソラソーソード~ソー」と、4の指をぐいっと伸ばして戻ってこなきゃいけないところとか「ミレミファミーミーレードー」と、開放弦と4の指を切り替えるところとか、苦手満載なうえ、ふだんほとんど練習してない(バッハさんとパッヘルベルさんにしか時間を割いてないから)からちゃんと弾けない。

で、やはりというかあまりうまく弾けなかったのだが(特にその苦手部分)、先生は「お」という雰囲気で「いいですね、よく響いています♪」。私も、久しぶりにこの曲を弾いたので(←おい)、お、いいなと思ったのだ実は。何がいいかというと、私がこのバイオリンに慣れて、バイオリンを買ってすぐのころよりしっかり慣らせるようになってきたのだ。バイオリンって、音がきれいに鳴ってなんぼの楽器だから、細かいところ弾けてなくても、鳴りがいいと印象はずいぶんよくなる。

それで、苦手のところは「とにかく間をしっかりとって準備してから音を出す」というのを何度か練習して、マルもらった(^^)

で、教本の次の曲だけれども、「子うさぎ(ウクライナ民謡)」というのがどうにもピンとこない曲で、私はまったく弾いてみてなかった。実は先生もそう思ってたらしくて、「ちょっといくつか飛ばしちゃっていいですか??」といってざくざくめくって、ベートーベンのトルコ行進曲、モーツァルトのメヌエット(ドン・ジョバンニより)を次の宿題にした。

「あ~よかった、私、子うさぎとポルカがえ~っナニこれ??って感じで、次のきよしこの夜はいくらなんでも季節が~と思ってたところなんです」というと先生、「わかりますー(^^;; トルコ行進曲もメヌエットもきれいですよ。やっぱりベートーベンとモーツァルトはすごいです」

それから、話は飛んでずっとコソ練してきたバッハのブーレ。「ひとりで練習してたけど前に進まなくなっちゃったんで、お願いします」

コソ練してた曲をあらためて先生の前で弾くというと、いつになく緊張してしまった私。弓が震えたりとか、音がかすれたりとか、ロクなことはなかったけど、ここでもまた楽器の響きというか鳴りに助けられて崩壊しないでたどり着いたみたいな感じだった。弾きおわると先生「いや~これは相当練習しましたね」…ハイ、しました。

先生は、「左手(音とり)はよくできてます」といってくださって、今後もっと「ぱりっと」弾くためのポイントを三つ。

・八分音符が続くところ、音のかたまりをしっかり分けて弾く。(全部同じ調子で弾くと必死感だけが漂う(^^;;)かたまりごとにディミニュエンドする感じで。
・移弦がたくさんあるのだが、そのいちいちでしっかり角度をつける。ひじからぐっと上げる。
・指は早め早めに準備。指の形で許されるものならば、次の音を常にスタンバイしている感じで。

では、これでもうちょっとやってみます~(^^)

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今日の弁当

大きな玉子焼きはしらす入り。焼いてるときから、またろうが台所に漂ってきて「いいにおい~」といってたけど、ほんとおいしかったよ。
あとは、鶏唐揚げ、オクラ、ひじき煮、枝豆、芋コロ
コメント (2)
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