アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

セカンドオピニオンを求め、そして決断

2010年06月20日 | バイオリン
よしぞうのいうことは、いちいちもっともです。

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「今は、舞い上がってて、このこ(73万のバイオリン)と一生添い遂げようと思ってるかもしれないけどさ。まだ習い始めて間もないわけだし、自分もこれから変わっていくでしょ? ここでの『出会い』を信じていきなり一生もの値段のものを買っちゃうってことは、今後の『出会い』とか買う楽しみとかを放棄するってことなんだよ??」

「初めて試奏してみたお店でシナリオどおりはめられたってことはさ、別の店には別のシナリオがあって別の出会いがあるかもしれないじゃない。高額の買い物をするのに、一件だけってのはありえないよ。五件は回るでしょう」

しかし、比較して弾きこむ作業は、お店の人にびったりついてもらって二時間かかったものです。とてもじゃないけど五件回って、少なくともそのうち四件を断るなんてできそうにありません。でも、まずはあと一件いけば、値段付けの妥当性など、ある程度の感触が得られるかもしれません。

そこで、早速翌日、午後半休をとって別の楽器店にいってみることにしました。ずらりとバイオリンが並ぶ専門店です。事前に電話をかけ「初心者が試奏できる部屋を」とお願いしておいたのは同じです。私のお相手として出てきたのはなんと、ホストクラブ?? と思ったほどの髪形、黒服、イケメンのお兄さんです(o_o)

まず、こちらの状況を正直に話して、別の楽器店で取り置きしてもらっているバイオリンがあること、それより安い価格帯で同等に気に入るものがあるかどうか知りたいこと、あるいは同じ価格帯でもっと気に入るものがあるかどうか知りたいことを伝えました。

それで、とりあえず30万クラスから60万クラスくらいのバイオリンが並びました。お兄さんは、それぞれのバイオリンの特徴を説明しながら、次々調弦して渡してくれます。お兄さん自身は音階くらいしか弾かないこと、調弦がいまいちぴたっと合ってないことからして、どうも昨日の方ほどバイオリンはうまくないようです。ビブラートはかかってましたし私よりはだいぶうまいでしょうけどね。

なので自分が弾いてみることを中心に選んでいきます。いろんなキャラクターのバイオリンがあって、好きだったり、好きじゃなかったりしますが、昨日の店との大きな違いは、40万台の値札がついているものの中にも、ばんばん「職人の手作り品」が出てくることです。新品もありますし、中古品(つまり、2006年くらいの新しいものなんだけれども、いったんほかの人が使ったのでむしろ新品より割安)もあります。

最初は、店によってそこまで値段設定が違うのかと思いましたが、40万台の「手作り品(と、お兄さんが称するもの)」は、仕上がりのていねいさからいっても音からいっても、昨日の「手作り品」レベルとは同等に見えません。何か「手作り品」の定義が違うのかもしれません。

まぁそれはいいです。どのみち説明を頼りに選んでいるわけじゃないですし。出してもらったものを次々、弾いては「これはない」と下げてもらって代わりを持ってきてもらい、結局47万のバイオリンでわりと好みのものを見つけました。

「今日弾かせていただいた中ではこれがいちばん好きです。で、もちろん値段からいえば(別の店で取り置きしている)73万より47万のほうがありがたいんですけど、47万とはいっても何度も買うことはできませんので、結局、惚れ込んでしまった73万のほうを買う決断をすると思うんです。だから…ここまで私が選ぶのをみて、好みはだいたいわかりましたよね?? 今まで出していただいたのよりもっと上の価格帯でいいです。この店にある中で、73万+21万の範囲内で、私がいちばん惚れそうな組を探していくつか持ってきてください」

そして、お兄さんが持ってきてくれたバイオリンはいずれも、さきほどまでの「手作り品」とは作りの良さが違うことがひと目でわかるものばかりです。値札がなんだか…バイオリンだけで110万とかついてて、なんか話が違うような気がしないでもありませんが、とりあえず気にせず弾いてみます。

すると、確かにとてもよいバイオリンです。強さとしなやかさを併せ持っていて、私の音じゃないみたいによく鳴ります(大きな音)。でも、音の傾向が明らかに私の好みではないものが3つのうち2つあって、どうやらこのお兄さんはあまり正しく私の好みを把握できなかったみたいです。セールスマンとしての腕の差でしょうか。

ともかく、ようやく、この店での結論というのが出てきました。
・PAOLO TRAVERSI 2009 グリザレス工房(クレモナ) 84万
・JP Bernard ベルギー(シルバー仕様) 35万
…えっらい、予算オーバーしてますけど??

実はこっから値引きがあります、ってことで、かくかくしかじか…そして、ケースもつけます。だいたいみなさん10万くらいのケース(たぶんBAM)を選んでいかれます。

つまり、ケース込みで100万くらいまでは引いてもらえるらしい。もっとも、ケース込みで値段設定されているとなると、高いケースを買う予定がない(軽さ重視でいくつもり)私にはやや不利だけど。多少交渉の余地がありそうなので差額分くらいはさらに引いてもらえるかもね。ということで、ぶっちゃけ同じ値段帯と思ってもいいでしょう。

でも、結論はすでに出たようです。

よい楽器、よい弓はありましたが、私の背筋はぞくっとしませんでした。
音のつや、やわらかさが違います。

ところで、お兄さんのアドバイスの中で、
(1) アルシェの弓(私が取り置きしてもらっているもの)はやわらかすぎて、数年うちに不満が出るかも
(2) そのクラスの楽器で証明書がついてないなんてありえない、何かごまかされているのでは
というのがありました。

(2) については、お兄さんの攻めどころが間違っています。私はありていにいってだまされるほどの知識すらなく、どこの誰が作ったものなのか、ならいいはずだとか、そういうのがないわけです。だから私をだますのに証明書の小細工は不要ですよ。それに、さすがに私と、子どもたちのピアノの先生を含めて長年お世話になってる楽器店がその部分で明らかなだましを入れてくるとは思いません。

(1) については、私もちょっと気になる部分がありました。今回の二店目の弾き比べをしている中で、私がかなり「やわらかめ」の弓を使っているときに良い評価をしがちであることがつかめてきたのですが、それが私の一貫した好みなのか、今後多少上達していく中で変わるものなのかがわからないということです。

それで、楽器としてはあれを買うが、弓は再度確認しよう、ということになりました。

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シナリオどおりにやられました。そこへよしぞうが…

2010年06月19日 | バイオリン
バイオリンの試奏には、いちおう楽譜も持って行ったんですけど、わざわざ楽譜を見て弾くという雰囲気でもないので、頭にある限りのものを弾いていきます。

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(まずは)音階
(スタンダードに)バッハのガボット
(低音を確かめるのに)津軽海峡冬景色
(弓を細かく動かすときの感触を)パッヘルベルのカノンの細かいところ
(ポジション移動)モルダウ

という感じでそれぞれ部分的に。バイオリン選びに来て冬景色な人もほかにいないだろうけど、やっぱりふだん弾きなれてるものがよくわかるから。技術者さん、そばで聞いてますが笑いもせず平静です。プロだな(^^;;

そういったラインナップで
・職人の手作りバイオリン(73万)
を、弓(20万円台前半)で弾いたとき、電撃が走りました。自分の音とはとても思えない音のつや。豊かな響き。もちろんほら…へたくそですから隣の線をがりっとやったり、左手と右手のタイミングが合わなかったり、汚い音をいっぱい出すんですがその合間に、たまたまうまく、すんなり弓を動かせた瞬間の音が。

特にパッヘルベルのカノンを弾いたとき、それとポジション移動して高音を弾いたとき、びびっと来ます。おもしろいことに、弓(20万円台後半)で弾くと、そこまででもないんです。この弓が悪いということではなくて、組み合わせのようで、ほかのバイオリンをこの高い弓で弾くと、さすが力のある弓だという感じがします。

いつの間にかバイオリンがもうひとつ出され
・職人(クレモナ在住)の手作りバイオリン(110万円)
…ておい。どこまでいくんだ!!

という感じですが、そりゃせっかく出してもらったんだから弾きますよ…
二本の弓とバイオリン二台を組み合わせでどんどん試して弾きます。職人さんにも弾いてもらって聞きます。この方は、バイオリニストってわけじゃないですけど、バイオリンがよくわかっているんでしょうね。バイオリンと弓を構えてちょっと音階っぽく音を出したあとは、その音色を生かすようなワンフレーズがさっと出てくるようなんです。ドボルザークもあったし、愛の挨拶やらカヴァレリア・ルスティカーナも出てきました。

職人さんに弾いてもらっているときは、何年か経ってうまくなった自分を想像しながら聴いていきます。もちろん、人が違うから、仮に同じくらいうまくなったって音は違うんでしょうが、傾向というのはあります。自分が弾いてみたのと、職人さんが弾いてくれたのと合わせると、「こういう音色」という特徴は一本筋が通ったものが見えてくるようです。

私は初心者ですから当然ここからうまくなっていく予定ですが、楽器も作りたてですからここから成長していく楽器です。気長にいっしょに音を育てていきたい、と思いました。

それで、確信をもって、クレモナじゃなくて
・職人の手作りバイオリン(73万) と
・弓(21万)
が好き。という結論が出ました。えーしかし、結論出たっていっても、百万コースですよ~どうすんのいったい。

職人さん「これからバイオリンとどのくらいどうやって付き合っていくかということだと思います。今ずっと試奏なさっているのを聞いていて、アンダンテさんがバイオリンがとても好きで熱心に練習なさっているのがわかるし、正直申し上げてもうとっくにスズキのバイオリンにおさまるレベルではありませんよ…」
私「(トークが)うまいですね~今日はほんとにやられました。多少予想してた展開ではあるんですが予想以上でした」

* * *

そうやってすっかり舞い上がった私ですが。夜になってよしぞうとその話をして…というか百万の散財の相談をすると、よしぞうは当然ですが第三者として冷静な意見を述べます。

「それさーまず、だーっとレベルアップしたものを弾かせていって、本人が気に入ったらしいってところで、そこに落としどころを作ろうとしたらさ。そこまででだいたい好みはわかっているんだし、あえでそれより値段は高くて、本人の気に入らないであろう楽器を持って行ってぶつけるよ。それで、やっぱりこれがいい買い物だわ、って思わせられるじゃない。ぼくならそう売るけど」
…あ、やっぱり。私でもそう売りますけどね(^^;;

「楽器に百万使うな、という意味ではなくて。とにかく突然話が変わっているでしょう?? これからのライフプランはちゃんと描けているの?? ピアノはどうするの??」うっ。

というわけで、よしぞうとの話し合い、次回に続く。

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ついに試弾してしまう、するとやはり…

2010年06月18日 | バイオリン
昨日は会社が休みでした。ふつう、平日に休みってのは、なんか用事があって取るもんで、何をやってもいい自由な休みなんて、一年でこの日(創立記念日)くらいです。

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この貴重な日に何がしたいかというと、そりゃやっぱりあれでしょう…懸案の、「弓」試し弾き。ここんとこ何回かの合奏で、いろんな人の弓を借りては、たいがい私の弓(スズキの最安値入門セット)より弾きやすい、そして弓により音も弾き心地も様々、ということをつかんでいましたから、ここらでやっぱりグレードアップして気分よく練習したいもんだと思ってました。

というわけで、弓を買う気はハナっから十分だったんですけどね。

なにしろ、ほかのお客様がいる前で試し弾きをするわけにもいきませんので、聞かれずに弾ける部屋をということであらかじめ予約して行きました。いつもうちのピアノをお願いしている調律師さんに話をしておきましたので、バイオリンの技術者さんらしき人がすんなり案内してくれます。

まず、こちらの状況をかいつまんで説明し、予算(六~七万まで)をお伝えすると、五万円の弓と、八万円の弓を出してくれました。説明によれば、そこはけっこう違います、使っている木がどうこう、ということでした。

ところが、持参したマイバイオリンと、マイ弓、それと五万円・八万円の弓を出して比べてみますと、マイ弓と五万円の弓では段違いに弾きやすさが(そして音も)違うのですが、五万円と八万円は違いがよくわからない…というより、はっきりいって五万円のほうが弾きやすいです。そういえば、手作りバイオリンには、いつものマイ弓よりかえって手作り弓のほうが相性よくて弾きやすかったなんてことが思い出されます。

私と違って、バイオリンを上手に弾ける技術者さんに弾いてもらいましたが、五万円と八万円の違いはよく聞き取れません。八万円の弓のほうが堅い、というのかしっかりした感じがするのですが、それをバイオリン本体が受け止めきれない??

それで、やはり好奇心を抑えられず、そのままバイオリン本体の試し弾きに突入。

・マイバイオリン(弓・ケース込み6万)…板のカーブは、熱や蒸気による曲げ。
・量産バイオリン中級品(30万)…板のカーブは削り出し、ただし機械。
・量産バイオリン上級品(50万)…機械による削り出し、手仕上げ。職人のチーム製作?

まず30万円のを弾いてみると、弾きやすく、音も素直に出ます。最初、(さっき気に入った)五万円の弓で弾いていたのですが、(さっきはいいと思わなかった)八万円の弓で弾いたほうが明らかによく鳴ります。

それで、弓はその二種類を使いながら、40万円~50万円のを試し弾き。すると、30万円のより音のボリュームも大きく、強い音が出ます。弾きやすさも向上し、グレード感はさすがに30万のよりよいようですが、音が好みではないのもありました。すると、私が「好みではない」といったものを引っ込めて、代わりに出てきたのが…

・職人の手作り品(73万) でたぁ~

最初、値札は私に見えないように(^^;; ポケットにさりげなくしまわれて、「これも弾いてみてください」的に渡されたのですが、なんか、素直さ、弾きやすさ、強さと、そしてしなやかさが同居したような不思議な弾き心地です。おおっ、これは。。

手作り品になると100万からというのが相場だそうですが、これは作者が若い分、控えめ(?)な値段だとか。バイオリン作りのコンクールというのがあるそうで、今年はそれに200の参加があったところ、これは8位というなかなかの好順位を勝ち取ったものだそうです。バイオリン作りのコンクールなんてあるんですね。

「バイオリンを作るには時間がかかりますから、別にテレビチャンピオンみたいに200人がいっせいに会場に並んで作るというわけではないですよ。それぞれ、作ったバイオリンを提出して、コンクール中はひたすら審査です。職人グループとバイオリニストグループに分かれて、前者は作りの確かさや美しさ、後者は音や弾きやすさを徹底検証します」

へーおもしろい。バイオリンの中に、ふつうはいつ誰が作ったというラベルが貼られているものですが、これには貼られていません。代わりに、指板のうらに「80」という小さな紙が貼ってあって…つまり、審査中には誰が作ったというのが見えないようにですね。コンクール直後に買い付けてきたので、ラベルや証明書は今おっかけで輸送中とのこと。

それで、ここまでの試し弾きは8万円の弓をリファレンスにしていましたが、当然、もっとこういうバイオリンにつりあう弓ならどうなのかという話に…なるよねやっぱり。気になるっしょ??

20万円前半の弓と、後半の弓が出てきましたよ。さあどうだ。

次回、後編に続く。

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反対語と対照語の迷路にはまる

2010年06月17日 | 小学生活
はなひめに、「反対語と対照語ってどう違うの??」と聞かれた。

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なんでも、漢字辞典見てたらそういうのが書いてあったんだけど、どっちも「はんたいことば」っぽくて何が違うのかよくわからなかったんだって。それを聞いていたまたろうは「対照語なんて言葉ないでしょ」とまで言い出す始末。確かに、あまり使わないけど、あるよその言葉は。
(アマゾンで検索してみたら、反対語対照語辞典とかもちゃんとある)

「じゃ、『反対語』と『対照語』を国語辞典のほうで引いてみなよ」と、母は台所から叫んだが…大騒ぎで小学生用の辞典、大人用の辞典、広辞苑まで引いてみて「対照語」なんて言葉は載ってないと言う。だから「反対」と「対照」という言葉なら載ってるでしょう、それからだいたいどう違うのかはわかるでしょう…といいたいけど、結局どう違うのか、やっぱりよくわかんないや(^^;;

「左右っていったら反対? 対照??」
「対照的じゃない??」
「いやだって逆でしょ? やっぱ反対??」

それから、国語辞典の凡例のところを見てみたところ、手元の辞書(ベネッセ表現読解国語辞典)では「対」が「反対語」のマーク、「&」が「ペア語」のマークとある。「対照語」じゃわかりにくいってことかなー。でも、「ペア語」って怪しげな言葉。耳で聞いたら「ペア碁」しか思い浮かばないけど。

「&」の例としては、「天と地」「父と母」とある。わかったようなわからないような…またろうは、「でも、天国か地獄か、って反対じゃない?? 父と母だって、性別反対で反対語っていってもいいじゃん」となおも食い下がる。んー線引きがよくわからん。

そこで辞書本文のほうから、「対」と「&」のマークを探してみる。「対」がやたらついてるのに対して、「&」はあんまりない。でもしょっぱなにあるよ。「ああ」という見出し語に対して「&」は「こう」「そう」だって。「ああいえばこういう」ってことだね。またろうも「うーむ確かに、『ああ』と『こう』は反対とはいえないような」

そうだなー、じゃ、「対」と「&」が両方ついてる見出し語が見つかったら何かわかるのでは?? とページをめくっていき、見つけたのが「赤」。反対語は「黒」で、ペア語は「青」だって。

(以下、発言者の名誉のためボケ側の名前は伏字)
私「赤と黒なの?? 白と黒じゃなくて??」
xx「白と黒って反対ていうかコンストラクトじゃないの」
私「なんだって!? あ、コントラストっていいたいんでしょ」
xx「あ、間違えた。コンストラクターとかいうもんね」
xx「え、スキーのコンストラクターとかの??」
一同「そりゃーインストラクターやがな!!」

またろう「赤と黒が反対なわけならわかるよ。はなちゃん、四神って知ってるでしょう」
はな「青龍、朱雀、白虎、玄武でしょう」
母「(なんでそんなもんを知っている!?)」
ま「あれで、それぞれ守ってる方角わかる??」
は「…東西南北」
ま「だから誰がどれって」
は「…妖界ナビ・ルナの五巻をみればわかるよ」あ、そういうのがあるんだ。

またろうが言うには、朱雀が南で玄武が北だから赤と黒は反対だろうという…ほんまかいな。

ま「でも赤と青ってわかんないな」
母「青鬼赤鬼って感じだけどね」
でも赤と白がよく対になる気もするし。

だんだん混迷の度合いが深まってきて、次に黒を引いてみると
・犯罪を犯した事実があること。「対」白。
・黒字。「対」赤。
あーっ、意味によって反対語が違うんだ! なるほど。

というわけでみなさん、反対語と対照語の違いはわかりましたか?? えっ、よけい混乱した。やっぱりね(笑)

--- (補足) 三省堂の「反対語便覧」では、
特に「反対語」と「対照語」を分けずに掲載しています。でも巻末に反対語の解説というか分類があって、そのひとつとして「意味自体に対立する要素はないのに、反対語として意識される語」があります。これの例として「たて」「よこ」、「公立」「私立」、「洋食」「和食」などが挙げられています。

「反対語便覧」から、反対語クイズ!! 次の語の反対語(として掲載されているもの)は??
(1) 河童
(2) 姥
(3) ひそひそ話
(4) 高熱
* 答えは、記事末尾に(^-^)

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反対語クイズの答え
(1) 金槌 ←そう来たか
(2) 尉 ←こんな言葉知らん…
(3) 高話
(4) 微熱 ←えっ、平熱じゃなくて??
* この「便覧」には、ただこうやって反対語がぽんぽん載ってるだけでほとんど何の解説もなし。なんか納得しにくいものがあります(-_-;;
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ピアノWeb発表会、折り返し点です!!

2010年06月16日 | ピアノ
六月の前半が終わりまして…

ピアノWeb発表会も折り返し点に到達しました。皆様、多数のご参加およびご視聴をありがとうございます。まだまだいきますよ!! これから思い立ってのエントリーも大歓迎ですからよろしく(^-^)

現時点での発表は17人となっています。出だしは鈍かったんでどうなるかと思いましたが、ここへ来て勢いがつき、バラエティーに富んだエントリーになっています。まだご覧になっていない方はぜひ、インデックス・ページからお好みの演奏を探してみてください。

このWeb発表会を開催するにあたってはいろいろと密かな狙いがありまして、
・ピアノブログ同士の交流が盛んになったらいいな
・録音/録画やそのアップの方法を体験してもらって、演奏をアップする人が増えたらいいな
・知らない曲との出会いがあるといいな
というふうに思っていました。

実は、バイオリンブログのほうで「本家」Web発表会が行われたときというのは、ピアノブログのほうとかなり状況が違っていまして、もともとブログ間の交流はかなり盛んだったのです。あと、主催者のキャラの違い(^^;; ってのもあるかもしれないけど、とにかく、ふだんからコメントを付け合ったりに慣れている人が多かったので、発表が行われると数時間のうちにぐわーっとコメント数が伸び、数日経つと30個くらいついてる、てな具合でした。

リアル発表会であれば、ふつうはお客さんは聞くだけ。よほど親しいとか感激したとかでなければ感想を伝えることはありませんね。それが、気軽にほんのひとことの感想でもそれがたくさんもらえる発表会っておもしろい、と思ったわけです。

ピアノブログのほうは、あまりもともと知り合いじゃない感じでしたもんね。開催してしばらくは、視聴数がそこそこ伸びるわりに目に見える反応はほとんどなく、参加やWeb発表会という企画そのものが好評なわりに、交流はあまりなくて終わってしまうかなと思っていました。

でも、ここへ来て、すでにエントリーを終えた人々の間を中心に、はじめましてコメントも付くようになり、だいぶ動きが出てきました。

私も、これまで知らなかった曲、知らなかった方のブログと、出会いがたくさんあって、うれしいです!! いくつか、あぁこれ今度弾いてみよう…というのも見つかりましたし。ピアノ小品事典的にもおもしろいですね。プロがさらりとかっこよく弾いた演奏だけではイメージがわかなかったものが、身近に感じられる演奏でむしろ生き生きと「これ弾いてみたい!! 素敵な曲!!」になることはけっこうあるものです。

そして、自分も弾いてアップしてみて、そして他の参加者の方の演奏も聴いてみてつくづく思うことですが…うまいとか下手とかそんな技術面のことはいいんです、大人ですから。現状がどういう条件であれ、その中であれこれ選曲を悩み(でもこの悩みは楽しい)、練習に苦心して、そして皆様に聞いていただく。発表する側も、聴く側も、こんなに「音が楽しい」のが発表会という場なんだなと。リアル発表会とはまた違う雰囲気で楽しめます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

今日の弁当

肉団子、厚焼き玉子、プチトマト、こんにゃくきんぴら、切干大根煮、おくら
* シンプルですが、できあい品が肉団子だけというごーじゃす弁当です。
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