アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

はなひめ志望校の「条件」!?

2010年08月26日 | 中学受験
若いころに漠然と考える「結婚相手の条件」というのは(たとえば、背が高くてハンサムで…みたいな)、それぞれ結果的に結婚した相手とどのくらいつながってるものでしょうか。

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前に、昼休みのときその話題になり、その場はみんな既婚者だったが、口を揃えていうことには「ぜんぜん当たってない」というのである。みんな、贅沢な条件を並べ立てたものの、現実的はそれとまったく方向の違うチョイスがされるというわけである。

別にそれが取り立てて不満、ということではなくて、もっと大事なものがあると気づいた、というところか?? ノリが合うとか、なんだか惚れたとかね(^o^)

一方、これまたみんなの一致した見解で、「こういう人は嫌」というネガティブ条件についてはちゃんと守っているというのである。たとえば、私であれば「タバコ吸う人とは結婚しない」とか。「選挙にいかない人とは結婚しない」といってた人もいたな。

まぁ条件ってそんなものだよね。考える最初のとっかかりにはなるし、自分の持つ(現状の)価値観をよく知っておくのは必要なことだけど、それにしばられたままではうまくいかない。でも、「ここはゆずれない」ポイントがあるならそれははっきりさせておくほうがいい。


はなひめはなんとなく受験をしよう的な雰囲気にはなっているものの、志望校については具体的なプランがない。

四年生だからいいんだけど、秋は文化祭シーズンでもあるし、はなひめをどこか連れて行けたらいいかなと思う。こじろうのときは、四年生のときなんてなーんにも考えてなかったからどこもいかなかったし、五年生六年生では忙しくて、結局本人が足を運んだ学校は、第一志望校候補の二校だけというていたらく。

このとき、志望校絞込みにあたって並べられていた「条件」だが、思いつくまま言っていくと、

できるだけ近くて、共学で、環境がよくて、確実に入れそうなところ →じゃ、またろうが行ってる公立中でいいじゃん!!

とか迷走してしまうので、それぞれの条件には「幅」と優先順位を考えてやらないといけない。

(1) 近いに越したことはないが、目安としてドアツードア一時間以内。
(2) きちんと対策すればわりと届きそうなレベル(第一志望)、さらりと対策すれば確実に入れるレベル(第二志望)
(3) ひろびろしていて環境がいいところ
(4) 共学がよいが男子校でも可
(5) 小学校がついてないほうがいいがあっても可
(6) 宗教系でないほうがいいがあっても可

うちの場合、(1)だけで強力な絞込み条件になるので、あとはわりと考えるところが少なくて楽だ。最終的に決まった志望校は、条件的にいうと
(1)◎ (2) ◎ (3) ○ (4) ○ (5) △ (6) ○
となった。これは驚異的に合っているというべきで、そもそもこの「条件」の中にはいちばん肝心なところ「本人が居心地のよい雰囲気であること」が入ってないんだから、条件的にはもっと合ってないところに落ち着いてもぜんぜん不思議はない。

そして、今回はなひめの条件は

(1) 近いに越したことはないが、一時間半くらいまでなら可
(2) きちんと対策すればわりと届きそうなレベル(第一志望)、さらりと対策すれば確実に入れるレベル(第二志望)
(3) 携帯電話の持込可のところ
(4) 制服があるところ。かわいければ尚可
(5) 小学校がついてないほうがいいがあっても可
(6) 宗教系でないほうがいいがあっても可

この、太字部分が本人の意見を入れたところだ。(3)(4)はわけわからん条件である上、本人の意見は今後変わることも予想されるので、とりあえず無視することにする。しかし、近さにこだわっていたこじろうと違って、はなひめはこだわらない(と、今のところ言っている)のが大きなポイントで、つまりはあまり簡単には条件で絞り込めないということである。

文字通り解釈すれば、東京(一部埼玉、神奈川含む)のどんな学校でもありということになるではないか。

ほんとは、(2)が強力な条件になるはずなのだが、なにしろそこんとこは未定であるからして、今のところ頼りにならない。

そこで、今年見に行く学校としては、母の勝手な見識により
(1) N偏差値で50以上の女子校を
(2) 近い順に!!
ということで選ぼうと思っている。なぜ女子校かというと、共学ならある程度調べ済みだからということと、やはり中高でがっちり生涯の友(私にとってのyoyoさんみたいな)を見つける確率を増やすなら、ぶっちゃけ同性の頭数が多いほうがいいだろうという意味である。

N偏差値で50以上というのは、努力の価値を知ってる子、話をしておもしろい「濃い」子の密度が高い学校ということを考えると、ま、そんなとこかなと思ったのだ。ここに線を引く意味は、これ以上下げるとちっとも絞り込めなくて大変だから(^^;; 本人の状況によって今後下方修正とか入ったらまた考える。

この中で偏差値が高ければ高いほどよいとは特に思わない。高いことのメリットはあると思うが(やっぱり「濃い」子の率は高い)、高くないことのメリットもある。例えば、50台前半の学校が第一志望になるなら、Nに転塾せず今のまま勉強するという道もある。それはそれで魅力だとも思うのだ。

ともかく、自分の母校以外の女子校をいくつか見てみよう。そうすると、何か新たに「これは」と思う条件が出てくるかもしれない。

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アンダンテ録音インデックス

2010年08月25日 | ピアノ
これまでに、私がYouTubeにアップした「動画」(というか実態は録音)は全部で86件。

これだけ溜まると、すでに自分でも何がなにやら、という感じで、なにしろブログに書いた内容の説明のためにアップしているものもあるから、単独で聞いても意味をなさないものも多い。YouTubeのマイページ上でも、シリーズでまとめられるわけじゃないから見にくい。

そこで、これまでのところから、ブログの文章を読まなくても意味のある録音を中心に、インデックスを作ってみました。

バイオリンの最初の方は自分で悶絶するくらい聞き苦しいのですが、それでも、習いたてからだんだんましになっていく様子が記念だと思いリストに載せました。それでね…今回改めて聞き直して気づいたことがひとつ。

私、始めのころやたら「音程がいい」って言われたんです。自分では「あんまりちゃんと合ってないけどな」と思ってましたが、今自分で聞いてみたら、あまりにもバイオリンとして下手で、なのに音程が「だいたい」合っていることが不思議に(異様に)感じられる演奏だったのだなということがようやく腑に落ちました(^^;;

それにしても、これ、ふだんの記事書くのと違ってめっちゃ時間かかるわ。まだ書き終わらないけど、ぼちぼち書き足すようにします。

[おすすめ]
No.1 モンティ チャルダッシュ(バイオリン+ピアノ)
「素人が伴奏を楽しむ会」より。先生の雰囲気たっぷりのバイオリンに、Yoko息子1くんがぴたりとついていって、迫力の演奏です。

No.2 バイオリンブログオフ会弦楽合奏
記念すべき、初めての弦楽合奏。それがこんなにちゃんとした響きになるなんて(単にうまい人が入ってるだけですが)なんて恵まれたことでしょう。

No.3 バイオリンを作って弾いてみた
一日でバイオリンを作って弾いちゃう企画のまとめ。製作風景と、手作りバイオリンの響きを合わせて動画にしています。

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[ショパン 24の前奏曲]
ショパンの前奏曲集から、一曲ずつ練習しては録音し、何曲までいけるかという壮大な実験中。
ショパン 前奏曲 第4番
ショパン 前奏曲 第20番
ショパン 前奏曲 第6番
ショパン 前奏曲 第7番
ショパン 前奏曲 第1番 -暫定
ショパン 前奏曲 第9番


[バッハ インベンション]
年末年始休日を利用して、「一日丸空きの日があるたびに、一曲練習して即録音」を目指すというなんだかよくわからない企画。
インベンション 第1番 2009年12月29日
インベンション 第4番 2009年12月30日
インベンション 第8番 2009年12月31日
インベンション 第3番 2009年1月1日
インベンション 第2番 2010年1月2日
インベンション 第14番 2010年1月6日
インベンション 第10番 2010年1月11日
インベンション 第9番 2010年2月11日

[耳をすませば]
丘の町」…期待に満ちた明るさ、スムーズに前へ進む感じ
エルフの女王」…不思議で魅力的な雰囲気、悲しい美しさ
地球屋」…古いものが持つ静かな力。シンプルだけど多声進行、きれいに弾くのは難しい。
夏の終わり」…ややこしい転調の中に、ロマンチックとそこはかとない不安が同居
飛ぼう! 上昇気流をつかむのだ!」…ずばり、空を飛んでるところ。風にどんどん乗っていく。
満天の夜空」…星がきれいな空に、将来の夢をそっと伝える感じ

[その他]
グラナドス スペイン舞曲より「サルダーナ」 2009年8月1日
ヤマハのピアノ発表会で。

はじめてのギロックより「東洋の市場」 2009年12月23日

フォーレ ノクターン第四番2010年3月28日
ヤマハ大人の発表会で。ピアノはファツィオリ。

ショパン ポロネーズ第四番2010年04月25日

ラベル ハイドンの名によるメヌエット2010年6月3日
ピアノWeb発表会参加作品。

[またろうピアノ]
ファイナルファンタジー10より「ザナルカンドにて」2009年11月8日
ファイナルファンタジー10より「Other World」2009年11月15日
アンインストール2010年1月24日
UNオーエンは彼女なのか2010年1月24日


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[四十の手習いバイオリン]
「四十」と言い切ってしまうとサバを読んだことになりますが(^^;; 要するにレイトスターターで練習時間もなかなかとれない中、どのように進んでいくのかの記録です。
「白ばらの匂う夕べは」 2009年11月7日
記念すべき初アップ。今となっては聞くに堪えない…(-_-;;

「もののけ姫」2009年11月27日
SOS 2009 参加作品。

カントリーロード2010年2月13日
初ヤマハ発表会。ビビラートを体験する。伴奏はこまたろう母さん。

時の記憶2010年3月13日
SOS2010春の陣参加作品。

津軽海峡冬景色2010年3月13日
残酷な天使のテーゼ2010年4月3日
ようやく、1ポジの範囲内では自由な音が弾けるようになり、いろんな曲を試していた。

バッハ ガボット2010年5月9日
ホームコンサートで。伴奏はこまたろう母さん。

憧れの「愛の挨拶」2010年5月9日
「素人が伴奏を楽しむ会」で伴奏をした曲だが、どうしても自分でバイオリンのほうを弾いてみたくなり無謀な挑戦。いつかほんとに弾きたい!!

ドラえもん路上ライブ2010年6月12日
コスプレで路上ライブ参加。もはや怖いものなし。

バイオリン比較実験(古いバイオリン) 2010年06月22日
バイオリン比較実験(新しいバイオリン) 2010年06月22日
バイオリン購入!!

バッハ ブーレ練習中その4 2010年8月1日暫定

パッヘルベルのカノン 一人三役2010年8月15日
習って一年。ようやくここまで来ました。

パッヘルベルのカノン 先生+一人二役2010年8月28日
1stは先生にお願いして響き豊かに。


[セルフ伴奏シリーズ]
「ドン・ジョバンニ」よりメヌエット(モーツァルト)
マジャールの踊り(ハンガリー民謡)


[アンサンブル]
ラプソディー・イン・ブルー(ピアノ+ピアニカ)
ホームコンサートにて。ピアノはるんちゃんママ、ピアニカはアンダンテ。

マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」
コントラバスはaniaさん、ピアノはアンダンテ。

[ホームコンサート(素人が伴奏を楽しむ会)]
パッヘルベル カノン先生+メゾフォルテ
エルガー 愛の挨拶先生+アンダンテ
ブラームス バイオリンソナタ第二番二楽章先生+こまたろう母
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女先生+ばっかいず世話係
ブラームス バイオリンソナタ第一番一楽章 先生+スケルツオ
ベートーベン スプリングソナタ先生+ゆかり

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またろうと時間泥棒

2010年08月24日 | 高専生活
またろうは時間泥棒と仲良しだ。時間泥棒は別名「ふぉんふぉんUFO」と呼ばれ、これが飛んでくると目の前の課題のことは意識からふんわり遠のき、その間、宇宙と交信しているという説と、またろう族どうし交信しているという説がある。

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夏休みに入った平日、午前中は毎日分の課題(公文、英語多読(宿題)、漢字(宿題)をやり、昼を食べたら学校に行ってロボコンゼミという予定だったとすると、課題はもう二時間かそこらやれば終わる量なのに、これがなぜか午前中に終わらない。しかたないからロボコンゼミを休んで片付けようとしたのに、なぜかこれが夜になっても終わっていない。

時間泥棒と仲良しの生活はこんな感じだ。なんか気がついたら一日が経っていて、では勉強でない何に時間を使ったのかというと、はっきりしないのだ。昼ねをしたかというと、したけどそんなにしてないし、本は読んだかというと読んだけどそんなに読んでないような?? あれ?? なんか勘定が合わない。というわけだ。これが時間泥棒効果。

もっとも、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる時間泥棒と違い、この時間泥棒は人を不幸に陥れるものではなくて、どこか愛嬌がある。「モモ」の時間泥棒は、人がせっせせっせと時間効率を追求すると、その浮いた時間をすかさず抜き取っていって、盗まれた人は余裕がなく殺伐とした気持ちになるというものなのだが、またろう族に現れる時間泥棒は、時間を奪ったあと、人をふんわりした幸せな、寛容な気持ちにさせるらしい。

でなきゃ、あれもこれも「へくりながら」、またろう族があれだけ、ぽわーんとのほほーんと幸せそうに毎日を暮らしていることが説明つかないじゃないか。

ま、ともかく。時間泥棒は必ずしも悪者というわけではないようだが、夏休みの宿題を片付けるにあたってはたいへん困る存在といえよう。

うちはまたろう族が複数いるので時間泥棒とのつきあいも長いわけであるが、時間泥棒が現れやすい条件と、そうでない条件というのも、おぼろげながら経験上わかっている。

この夏休みに入って、何日かを泥棒にやられながら、またろうがふと体験したことがあった。それは、たまたま成り行きで図書館で課題に取り組んだら、時間泥棒が(あんまり)こなくて、二時間の課題か二時間半かそこらで(^^;; 終わったというものだ。これはすごい。

また、個別塾では、在籍しているといつでも自習席利用OKということなので、そこで課題を片付けると同様の効果があるようだ。

そこで、「午前中は毎日分課題を図書館で」→「午後は部活」→「夜は個別塾でプラスアルファの課題」という流れを作ろうと画策している。これだと理論上、合計三時間分かそこらの課題をこなせることになるが、なかなか理屈どおりにいくわけではない。図書館といえども、完全に泥棒をシャットアウトすることはできないからだ。

午前中に公文・多読・漢字
夜に物理演習レポート半分

というように理論どおりにいった日が一回あったが(^-^)v
昨日は、夜の時間も使って毎日分しか終わらなかった。まぁいろいろなんだけど…少なくとも家にいるよりはだいぶいいらしいので、図書館と個別塾を利用していこう。

またろうは、個別塾での、夏期講習という設定の五回分を消化したところ。本人が続けるというので、今度はほんとに会員になるための申し込み用紙を書いて「今日出してね」といって持たせた。するとまたろうが家を出た後、床にはその申し込み用紙が落ちていた(お約束…)。

そこでとりあえず意思だけでも伝えようと塾に電話すると、「あぁ先ほどご本人が、持ってきたはずなんだけどといってかばんをごそごそ探してらっしゃいましたよ」といって、まぁそういうものがなぜか床に落ちている子なんだということが、これまでの様子や私の話などと合わせてつながったらしく、室長先生はなんだか深く納得している模様。

週一は先生に教えてもらう個別塾。その他の日は速読システムと自習。図書館と合わせて、いいペースが作れるといいね。

別に、時間泥棒と絶交する必要はないからさ。うまくつきあってね。

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タケカワユキヒデと歌おう! ビューティフルネームほか

2010年08月23日 | 合唱
夏休み前に小学校で配られたチラシで、「おもしろ音楽会」というコンサートのお知らせがあり、とにかく近場の立派なホールで一席500円でオケと歌が聞けるんならいこうか、と深く考えずにはなひめと二人で申し込んだ。

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で、行く当日になって、「タケカワユキヒデと歌おう! おもしろ音楽会」となっているチラシを改めて見直して、「そういえばタケカワユキヒデってなんか聞いたことある名前のような…」と私がいうと、よしぞうがあきれて「ゴダイゴだよ」といった。ごめんね疎くて。

ゴダイゴなら知ってる。確か、子どものころ、友達でそのファンがいて、なんでも近くの事務所だかスタジオだかにゴダイゴが来るらしいとかいう不確かな情報をつかみ、私もその付き合いでその建物の隣の空き地でゴムだんとかして遊んで待ってた記憶が(結局、ゴダイゴは来なかった)。

でもまぁ今の子たちはやっぱり知らないような気もするけど。

このコンサートは、前半がオケの演奏を聞くコーナーで、後半が歌。このコンサートのために募集された子どもたちの合唱というのがあって、プログラムには小さな字でぎっしりと、300人超の名前が印刷されている。すごい(o_o) こんだけ舞台に乗るのかな??

前半のオケ演奏は、ごくふつうにモルダウの演奏とかあったあとで、定番の楽器紹介。弦楽器・打楽器・木管楽器・金管楽器の四グループに分けて、それぞれの特徴がわかるような曲(の一部)を演奏させるもので、なかなか上手に見せていた。もっともこのへんのことは、はなひめに会社オケの演奏を見せたときに解説済みだが、今日のオケは一味違うね。

プロだからというのももちろんだけど、衣装が華やかなの。黒一色で揃えていた会社オケとは違って、独奏してもおかしくないような華やかなドレスの人が多くて、赤・水色・黄色・紫…と色とりどり。

楽器紹介の後は、司会の人(ほんとは歌手)が加わって、サウンド・オブ・ミュージックから数曲。本家(というか、ジュリー・アンドリュース)を「やや」思い起こさせる済んだ声の人だった。ドレミの歌は会場もいっしょに歌って、なんか気持ちよかった(^^)

後半の、タケカワユキヒデと歌おうの部分に出てくる曲のラインナップは、「ガンダーラ」「モンキーマジック」「ハピネス」「イエローサブマリン」「ヘイジュード」で、有名な曲ばっかり揃えたともいえるが、子どもがじゃなくて親が知ってる曲だよね?? で、この曲に合わせて、会場に「モンキーマジック!!」とか一部を歌わせていくという企画。

しかし、タケカワさんがピアニカで音取りして教えてくれた「モンキーマジック」はまぁまぁ声が出てたけど、「We all live in a yellow submarine」はほとんど声が出てない。考えてみれば当たり前で、音域は低いし、歌詞はわかんないしで子どもはこの場じゃ歌えないよ。で、大人はあんまりまじめに声出してない人がほとんどだし。「ヘイジュード」の「ラー、ラーラーラララッラー」はわりとよかった。

そしていよいよ子ども合唱団の登場。舞台の上はすでにオーケストラだけでぎっしりうまっている。何をどうするんだろう?? と思っていたら、オーケストラのバックにあった壁(反響板)ががーっと上がっていって、バックステージにひな壇がせり上がってきた。

そして舞台袖から、出てくる出てくる…子どもが出てきても出てきてもまだ出てくるよ…確かに、三百何十人、舞台上に全部並びました(o_o)

「ビリーブ」をしっとり歌い、「歌えバンバン」を元気よく歌い、そして再度タケカワユキヒデさんの登場で「ビューティフルネーム」。ここはもちろんまた会場に歌わせる部分があるんだけど、ただ歌わせたんじゃさっきみたいにたいへんおとなしいことになるので、タケカワさんは秘策を出してきた。

「会場を二つに分けて、こっち半分をくまさんチーム、こっち半分をうさぎさんチームとします。声の大きかったほうが勝ちです。勝っても賞品はなにも出ませんが(笑)負けると悔しいものですよ。よくこういうので、後になって、『両方がんばったから引き分け』なんてのがありますが、私はそれをしません。必ず勝ち負け決めますからね」

会場と同じく、合唱団の子どもたちも半分から分かれて、くまさんチーム、うさぎさんチームに加わった。がんばるぞー!! おー!! いぇー!!! とか交互に拍手とかひゅーひゅーとかして盛り上がるんだけど、子どもたちのテンションすごい。

それでもう、大人も子どももなくなって、本気で「うーわーうーわーらららら!!」全力で戦った。うさぎさんチーム(私とはなひめがいた方)勝ったよ!!(^-^) なんかすっきりした。

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リズムのゆらぎが謎のまま-ショパン前奏曲No.1(録音有)

2010年08月22日 | ピアノ
すべての始まり。ハ長調。やさしい、ふんわり空気感のある流れ…

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ここまでの前奏曲は、ゆっくり系ばかりを弾いていたが、ゆっくり系を全部弾きつくして速い系ばっかり残るのもどうだろうかと思って、第一番に手をつけてみた。「聞くんだったら」とても好きな曲だ。

速い系の曲の中で、嘘でも弾けない第三番とか第八番に比べれば、まだなんとかなりそうな音密度(?)である。ゆっくりと楽譜どおりに音を並べてみると…並ばないことはない。ゆっくりなら。音の並びは素直で、シンプルだ。

ところが、これがまったく、私の知っている曲に聞こえないのだ。もちろんどんな曲だって、あるべきテンポで弾いたのと、音を拾うために超ゆっくり弾いたのではノリが違うに決まっているが、とてもそんな違いじゃないのである。はっきりいって、何か別の曲に聞こえます(-_-;;

それにしても、盛り上がるあたりで五連符のところ。あの心地よいゆらぎが、楽譜上ではこのように表現されているというのを知らなかった。ここはまず楽譜どおり「機械的に」弾くにしても非常に苦労したのだが、そうやって並べただけでは…やっぱり別の曲にしか聞こえないのだ。

ショパンは慣れてるから譜読みはやりやすいとか言ってたのは誰だい??…って私だよ!! 謹んで撤回させていただきます_o_

そもそも音を外さずに弾くこともできないのだが、そういう問題じゃない。どうするとこの曲に聞こえるかというレベルの戦いの様相を呈している。

しつこくしつこく、この曲を弾いたり、プロの演奏を聞いたりしているうちに、まずこの音(赤丸系と青丸系)の流れを作ることが重要なのだろうということはわかってきた。



でも、ここをただ強く叩いたりしたら台無しで、別にアクセントがついたりしてるわけじゃなし、決してことごとしくてはいけない、と思う。あくまで自然に、それでいて浮き出てスムーズに次へつながる流れを持つように…んなことできるかー!!

それで、台無しは承知の上、あえてことごとしくアクセントをつけてしばらく弾いてみると、こうやって弾いたらいけないだろうけれども、確かに私が今弾いているこの曲は、あの曲と同じ(というか、同じ譜面をただへたくそに弾いているもの)であるということがおぼろげにわかるようになってきた。

ただ、盛り上がるところのぎこちなさはどうしようもない。指がちゃんと追いついていないのもあるけど、この「五」と「六」の交錯したリズムのうねりには、もっと血が通わないといけないんだろうな。さっぱりわかんないや。



うまい人の演奏を聞くと、五だとか六だとか分けて聞こえるのではなく、気持ちの高まりに自然に沿ったリズムの揺らぎ、あるいは抑えきれずに前に出てくる勢い、のように聞こえるのだ。

結局、謎は謎のままだけど、きりがなさそうなので録音してみました。

ショパン 前奏曲第一番(暫定録音)

これは「暫定」とします。いつかもうちょっとマシな録音を…と思うのだけれどもどうだかわからない…

今回、しつこく何度もテイクを繰り返していたんだけれども、びっくりしたのは、弾いているときの印象と聞いたときの印象が違うこと。弾いているときに「まずまずのがとれた」と思ったものは、聞いてみるととても機械的で、ちっともこの曲に聞こえなかったりするのだ。

それよりは、いっぱい外してる録音のほうがまだしもそれらしかったり、なんかややこしいのだ。「あれ?? これだめじゃん」…聞き比べているとわけがわからなくなり、疲労していく。

ぶっちゃけ、弾けるようになってから録音しろよって感じだけども。だって弾けるようにならなそうなんだもん!! むじゅかしいよー(;_;)

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