アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

大ホールで鍵ハモ吹いたら

2020年12月20日 | ピアノ
今日はなんと600席ある大きなホールで…

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鍵ハーモニカ吹いてきました。600席あっても埋まってるのは十数席ですけども
盤石のピアノ伴奏をバックに、広々空間に音が広がるのを感じて吹くのはほんとに気持ちがよかったです。

涙そうそう(伴奏: clalaさん)
(いい編曲でしょ。使用楽譜:「マサさんの 鍵盤ハーモニカの極意 バロックからポピュラーまで 」)

この曲は、鍵ハモを肩から斜め掛けにして、立って吹いています。
客席とばっちり正面から向かい合って音を届ける感じです。

ピアノではこんなことしませんからね…とても新鮮です。

今日はもう一曲、くさぴあさんと「人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)」も吹きました。
こちらは両手で鍵ハモ弾く都合上、座って弾いています。

座って弾いて悪いことはないですが、音の届き方はちょっと違う気がします(音量負けてますね)。

鍵ハモというと、小学生(しかも低学年)が音楽の授業で吹かされているイメージしかない人も多いので、大人の鍵盤ハーモニカで堂々と吹くとびっくりされたりします。「こんなに表現できる楽器なんですね!!」今日はいっぱい褒められて嬉しかった(^^)

さてさて、調子がいいのはここまでで、問題はピアノソロなのですが…
今日弾いたのは
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-2, 11
リスト/愛の夢第三番
でした。

リストはあちこち懸案事項があるものの(特に中間部)、わりとスクリャービンは心配してなかったんですが…ところがところが

弾き始めたとき、なんだかピアノ演奏モードに頭が入らなくて、どの音がどこにあるのかわからない状況。
盤石(だったはず)のOp.11-2も間違えまくり、もぅいやーんな感じでOp.11-11に突入してわけわかんなくなって、
何がいけないんだー
なんか椅子が低いのもよくないかなぁ??

それで、曲間に「がちゃっ!!」派手に椅子を上げ、まぁ上げすぎで今度はいつもより高めになりましたが、なんだかそれでスイッチがかちっと入りました。

突然まともに弾き始めました
リスト/愛の夢第三番(大ホールでリスト!)

立ち直りできてよかった…けど悔しい(スクリャービン)
はぁ…弾けるつもりだったのに…

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Zoomこたつ発表会

2020年12月19日 | ピアノ
今日はおゆき先生教室の発表会です。例年、先生宅のリビングで、おこたでぬくぬくしながら皆さんの演奏を聞くのが醍醐味で…

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なのですが、今年はZoomで(^^;;
名前は「こたつ発表会」のままとして、温かく気楽な雰囲気はいつもと同じです。

大阪から、九州から、外国から…どこからでも簡単に参加できちゃうのがいいところ。
生徒さんの中には、おゆき先生がまだ一度も直接会ったことない人もいるそうです(o_o)

当初、私は直接おゆき先生のおうちに行って、そこでZoom発表会(リモートレッスンは経験豊富なおゆき先生ですが発表会は初)のサポートをするつもりだったのですが、よく考えたら、画面共有の切り替えやら、接続トラブル対応やら、音声オンオフの確認やら、そういったことであればむしろ自宅からのほうがいつものパソコンで対応できるわけで、じゃあ家からでいいかということに気づきました。

画面共有というのは…artomr先生レッスン会のときみたいな曲解説のこてこて資料を出すわけじゃないんですが、オープニングでクリスマス曲が流れるときにサンタさんの絵を出すのと、Youtube参加の人の動画を出すのに使いました。いろんな使い方があるもんです。

Youtube参加というのはつまり、今日の発表会の時間帯にZoomに参加はできるのですが、演奏ができるところにいないということで、あらかじめ演奏を録画していたものです。元々がZoomなので、Youtube参加でもまったく違和感なく、「あっこの手があったか…(緊張しないで参加できる発表会)」と思ったり(笑)

演奏がリアルタイムでなくても、参加者全員で同じ時間に同じ演奏を聞いていて、演奏が終わったら拍手したり、感想いったりできるので、なんかリアルタイム性のようなものが味わえます。

ともかく、Zoom係を仰せつかった私としては、今日の発表会が成功した…つまり大きな接続トラブルもなく、全員の演奏が無事行えた…ということですごくほっとしたのですけど、あと、それぞれの方の演奏を聞きながら、おゆき先生がとても良い先生であることを改めて認識しました。技量は様々ですけど(定年後スターターから、ベトソナ31番まで)、とても丁寧で音楽を、ピアノを楽しんでいる演奏。先生が丁寧に指導していて、それをまたそれぞれの生徒がしっかりそれを聞いて活かしている感じが…あぁ私ももうちょっとちゃんとおゆき先生のいうこと聞こう

バッハ、モーツァルト、ショパン、ベートーベン、シューベルト…

今日の選曲はとても「王道」という感じで、それがまたとても良かった。

私のスカルラッティが「ちょっとひねった」「レア」に分類される(?)くらいです。(ちっともレアじゃないよねぇ!?)

私は二曲弾きました:
スカルラッティ/ソナタ K.466 L.118 ヘ短調
リスト/愛の夢 第3番 変イ長調

私がスカルラッティを弾き始めたとき、折悪しくちょうとよしぞうが散歩から帰ってきて、リビングでばさばさとコートを脱いだりチラシをがさがさしたりで、「今日が発表会だってことはいってあるし今私が本番だっての見ればわかるのに何してんだよ!!」と頭に血が上りました。

まぁZoom発表会の欠点ですね(-_-#

それで「演奏を中断して、別の部屋に行くように言うかこのまま続けるか」で逡巡したとき、まったく必然性のないところで「弾き直し」があったのですが、そのあとはカッカしながらとにかく弾いて、リストにさしかかる直前によしぞうが部屋からいなくなったのでだんだん平静に戻り…

そんなんであんまりろくな演奏しなかった(特にスカルラッティ)と思ったのですが、あとでZoomの録画を見た感じでは、よしぞうのたてた騒音はあまり拾われていなくて、私の演奏もその弾き直しのほかはあからさまに不審な点もなく、やっぱり弾きなれた曲は頼りになる(ほぼ自動でもおおむね無事)と思いました…

はぁ~Zoom発表会は別の緊張するわ…

猫の乱入とかは、和みますけどねぇ…(今日ちょびっと猫ちゃん見られた)


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【プログラム案3】めるちゃんと私

2020年12月18日 | ピアノ
ここしばらく、人前演奏をするときは一曲目に
スカルラッティ/ソナタK.466
または
スクリャービン/24の前奏曲op.11-2
のいずれかを持ってくることが多い。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←だって弾きたい曲いっぱいあるんだもん

比較的ゆったり系の曲で、音数が立て込んでなくて、それでいて簡単とかつまらない曲ではなくてすごくよくできた名曲で、自分でもかなり慣れていて自信を持って弾ける…というのは言い過ぎかもしれないが(笑)大崩れの心配がなさそう。

こんな条件、むっちゃ厳しすぎじゃないですか。なのにそこにピタリとはまる曲。ほんと素晴らしい。

なので「30分プログラム」を考えるにあたって、このいずれかの曲で始めるのはどうかというのを考えてみました。

そもそも、こういう「音が立て込んでない、短い、でも実に面白味のある曲」を今やすごく楽しく弾いているのって、めるちゃんのおかげってところが大きいよね。と思ったんです。

現在の私のピアノライフには、めるちゃん(シンメルグランド)の存在が深く深く関わっているわけですが、めるちゃん登場後、なんだかんだしているうちに曲の好みがすごく変わってきました。

それで「めるちゃんと私」をテーマに考えると、まず、出会いの曲…

ショールームにいためるちゃんを練習会の中で弾いてみて、一目惚れした曲は…
アルカン/楽器の声
そして、いったん練習会終了して帰りかけたのに、もういっぺん戻って弾いてみた曲が
アルカン/バルカローレ
でした。

で、めるちゃんと暮らすうちに、昔ぜんぜんノーマークだった曲(というか音)をいろいろ好きになったのですが、その一つが
モーツァルトのような、ころころ系の音
もう一つが
スカルラッティのような、音の消え際を愛でる曲
です。

これらを総合しまして

スカルラッティ/ソナタK.466
スカルラッティ/ソナタK.449
アルカン/楽器の声
アルカン/バルカローレ
モーツァルト/ピアノソナタK.282

とします。案1、案2とまた違うモーツァルト、なんでやって感じですがまぁ緩急や明暗のバランスというかなんとなく。
あと、K282は特に、めるちゃんで弾くようになって魅力を感じたチョイスということです。

さてさて、これで三つのプログラム案が並びましたが、この中でどれかといいますと…
どれも捨てがたい…

はっきりしたことはといいますと…

リサイタル企画、一度では済まない(どの案でやってもまた別の年にもやりたくなるに決まってる)ということですw


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【プログラム案2】「子供の情景」全曲と…

2020年12月17日 | ピアノ
前に、「子供の情景」全曲を発表会で弾いたことがあるのですが、これはほんとに例外的なことで、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←3案くらい出してから比較検討しよう

「発表会」つまりちゃんと舞台のあるような立派なホールを借りてやる会は、「10分」とかが持ち時間であることが多いので(そうしないと高くなるわけで当たり前)、「15分」枠をもらうのが既に例外的。さらに、私が「子供の情景」全曲を弾くとなると「15分」でも足りないので、追加で3分をもらっての演奏でした。

そうやって弾いた結果は…まぁ、いいところもあった、ダメなところもあった、という…ありがちな結果で、
再チャレンジしたい、と思いつつ、なかなかチャンスがありませんでした。

そこで、せっかく30分でプログラムを考えるなら「子供の情景」全曲をメインに考えてみたい、とまずは思ったわけです。

しかし、「子供の情景」自体が既に細かい曲の集合体で、しかもそれがあまりにもうまく構成されて、いい具合に始まって素敵に終わるもんで、いったいその前なり後なりに何を付け加えたらいいのか。

組み合わせる曲を思いつかず(^^;; artomr先生にふってみますと
「あれと合わせるプログラムがちょっと思いつかないっすね」
…うぉっ。意見が合ってしまうとは。

artomr先生のお奨めはいっそ「子供の情景」だけにすること。「それはそれで余裕持って弾ける気がする」…いや余裕はどうだか知りませんが…前に弾いたのは2018年夏です。なんとなくそのときよりはいい感じに弾けそうな気はするんですよね。

しかし、それだけだったら30分いらないわけで、なんか悔しい気はします。

そんなわけで、「子供の情景」と組み合わせて弾きたい曲をつらつらと考えていたところ、ひとつ、思いつきました。

モーツァルト/幻想曲K.475 ハ短調
これ、前々から弾きたいと思いつつなかなか弾く機会がなかった曲です。これ、実際弾くとなると12分くらいの曲で、これまた微妙に収まりが悪いんです。まぁそんな発表会事情のことなんて知らんがな、とモーツァルトさんはおっしゃるでしょうけれど。

「子供の情景」はこまごまと13曲に分かれていて、曲調もいろいろ、調整もどんどん移り変わっていきますが、
このモーツァルトの曲もそんな感じです。ただし一曲の中でですけど。

幻想曲というのは、元々前奏的な性格を持った曲とのことですし、「子供の情景」も幻想的といえばいえますから、どうでしょう(無理やり)、なんか心の中にある異国みたいな。

それにしても【プログラム案1】はモーツァルトが中心でしたし、私ってよっぽとモーツァルトが弾きたいんですね。どうなんだろう、ショパンやフォーレやドビュッシーやラヴェルや、ほかのあらゆる作曲家を差し置いて特にモーツァルトばっかり好きということはないのですが、ただ、めるちゃんでモーツァルト弾いてると幸せなんですよね。日々の幸せって大事ですし。

---- 今日の録音
発表会で弾く二曲を続けて弾く練習
スカルラッティ/ソナタK.466、リスト/愛の夢第三番

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【プログラム案1】私をピアノ沼に導いた曲たち

2020年12月16日 | ピアノ
楽しく悩み中…

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「意味のある」プログラムを思いついても、弾けないとか、そんなに弾きたくないとかじゃ話にならないので、考えれば考えるほどハマる。

そんな中で、今日突然閃いたのが
「私をピアノ沼に導いた曲たち」
です。

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野見祐二/耳をすませば
 より「地球屋」「エルフの女王」「丘の街」
ラフマニノフ/エレジー
モーツァルト/ピアノソナタK333
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私は、18年ほど前に「なんとなく」子どもといっしょにピアノ習おうかな、って感じでヤマハに通い始めて、気が付いたらピアノ沼にどっぷり浸かっていたわけですが、つまりそのヤマハの8年間が、運命の分かれ道。

まず最初は、聞いて楽しいポピュラー曲をちょっと弾いてみようということで、映画音楽やアニソンをレッスンに持っていき、家での練習はほとんどなくその場で練習していました。まぁ考えてみれば、はなひめが二歳とかだったころですから家で練習する時間なんかないのは道理ですね。

そのころの曲の代表として「耳をすませば」。これ、音数がシンプルなわりにとても弾いて楽しいよくできた編曲なんです。
私が持っている楽譜は「楽しいバイエル併用 耳をすませばピアノソロアルバム」(絶版のようですね)

その後、ブルグミュラー18番をお奨めされたあたりをきっかけに、クラシックのほうがおもしろい、となって、いったんのめり込んだあとはひたすら難曲志向。世間一般でいう難曲かどうかはともかく、自分にとってややこしい曲、あまり馴染みのない知られていない曲ということですが…要するに音を並べればオッケーという、そういう気持ちが強かったと思います。

そういう路線での発表会選曲が「エレジー」でした。なにしろ子どものときの最後の発表会が「エリーゼのために」で、大人ピアノの二回目の発表会が「エレジー」ですよ?? 無茶苦茶な難曲路線ですよね…よーやるわ…

それから数年経つうち、たぶん先生は単に音を並べてオーケーということではなく、どう表現するかというところのおもしろさを味わってもらおうと思ってあの手この手で工夫していたと思うのですが、それが突然(少し)実を結んだのがこのモツソナなんです。

一楽章は、昭和のピアノ教室でも馴染みのある感じ…でも、それで終わりじゃないんですよ。二楽章以降があるんです(ほとんど聞いた覚えがなかった)
二楽章は、ゆったりした中に天に導かれるような美しさ。
三楽章は、オペラのようなドラマチックな雰囲気。

特に、三楽章は、先生が「例」として語った架空のオペラ的展開(笑)が見事に私のツボで(^^;;
これが「沼」決定の瞬間だったと思います。

ま、そんなふうに、私のヤマハ時代を代表する曲でもあり、ピアノ沼ルートの道しるべでもあるんです。
それを改めて今から本気で弾いたらどんな感じなのか、すごく知りたい。楽しみ。


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