ふみさんの日々雑感

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中国について

2005-04-18 21:41:32 | Weblog
週末ごとのスト&暴動に困っている。5月の半ばに父親と夫が中国旅行を計画しているので。もう80歳も半ばを過ぎているので、これを逃したらもう行けないかもしれない。外国旅行なんてした事無い、無口な父が「中国に行ってみたい」と一言。今、中国でストの原因でもある、あの戦争で中国に行って、随分辛く苦しい思いをしたらしい。あまり戦争の事は話さない。その時のトラウマで母を随分と困らせた時期もあった。

でも父にとっては、結婚前の人生の一番素晴らしい青春の時を、戦争という残酷な世界に放り込まれて、どんなに辛く苦しかった事だろう。人生の終わりに近づいた今、かの地に行って見たい、銃を担いで歩いて歩いた歩いた場所を、もう一度この眼で見てみたい・・・そんな父を中国旅行に連れて行くことになった。この間の電話で「本当に行けるのだろうか」と心配している。今はもう少し様子を見ることにしている。

もう60年もたつのに、いつまでこんな状態が続くのだろう。田中角栄さんが日中国交正常化を果たした後、いったい政治家は、と言うより自民党や総理大臣は今まで何をしていたのだろう。いつか「話せばわかる」と言った小泉さん、同じ日本人でもあなたの事が良くわかりません。まして、相手が中国人なら一言三言では通じません。

多分、私たちは中国人よりは欧米の人達との方がわかりあえるのかも知れない。そして、それが問題なのかも知れない。親・兄弟・夫婦でも分かり合えない事もある。もう少し隣人を見つめる事も必要かも知れない。
コメント
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