車が高速道路を降り、いつまのように“道の駅”により買い物をして、スタジアムに向かう。と、前方の木々がもやって霞んでいるいる。「何?モヤ?雨?」と言いながら、鹿島に来るといつも止める駐車場に行く。スタジアムが駅の向こうに霧でうっすらと浮かんでいる。いつもののように、お野菜のお土産をいただく。ありがとうございます。
しかし、こんなに濃い霧の中のサッカーは始めて見た。ここは、良く霧や霞でもやる時はあるけど、これは凄い。もう、向こうが見えない。
前半は互角かなと思う程、良く戦っていた。でも、東京に一点入ってから、明らかに鹿島の戦い方が変わった。絶対に勝つ!絶対に点を取る!と。
ゲームが向こうに行ってしまうと、見えない。グレーのユニの塩田が見えない。隣の声の大きなお兄さんが「見えないよーー」「見えませんーーー!」「シオちゃんーー、何処にいるのーーー!!」と何回か怒鳴っていた。私も一緒に「見えませーーーん」と怒鳴っていた。
霧の彼方の薄暗く霞んだ向こうで、鹿島の誰かがコーナーキックを蹴る。良く分からない。と、白いボールがフワッと弧を描く。そして落下するが、そこからは分からない。ボールは?わからない。誰がどうしたの?分からない。分かったのは、鹿島のゴール裏のサポーターの大旗が打ち振られているようだ、そして、歓声が聞こえる・・・。そうか、失点したのか・・・。鹿島のカウンターで選手が霧の彼方に高速ドリブルで消えて行く。そして、又、鹿島のゴール裏で同じ事が・・・。
東京の一点は目の前だったから、良く見えた。でも、鹿島の4点は霧の中。だからか、余り負けて打ちのめされた感じがしない。
ただ、やっぱり、鹿島は強いし、どっしりとした風格と経験と伝統の王者だ。ウチはまだまだ、発展途上の青き少年。ちょっと、妄想を描いてしまったが、現実を見ればこんなものだろう。
でも、城福監督の理想は間違っていないと思う。監督の目指しているサッカーが普通に出来るようになれば、鹿島だって恐れることは無い。
浦和に負けた時は、悔しかったけど、鹿島には、今度対戦する時は、もう一段も二段も上がっているから、軽くは勝たせてあげないからと、何か明るく前を向けた。失点のシーンが記憶されなかったから、よけいにそう思うのかもしれない。
今日は、霧で審判も線審も大変だったと思う。だから、?と思うこともあった。目の前の明らかな、鹿島よりのジャッジに、ウチのゴール裏が騒然となり、審判にブーイングが起こりかけた。でも、ウチのゴール裏のリーダーは、声を張り上げて、選手への応援歌(本当に応援の為の声出しだと思った)を煽った。そして、終了後も、下を向いてこっちに歩いてくる選手達にユルネバを歌い、彼らの健闘を称え、次の戦いへの燃えるような闘志を求めた。私達も一歩一歩、サポーターとして成長しているのだと、思えた。
夫は、応援バスツアーで鹿島スタジアムに向かった。道路も空いていて意外と早く着いたそうだ。夫はホームでは指定席なので、あまり早くスタジアムに行かないから、こんなに早く着いてどうして時間をつぶそうかと思ったそうだ。
鹿島では、早くスタジアムに着いたサポーター向けに、無料のガイド付きの2時間市内観光を実施していて、夫は喜んで応募したと言う。
鹿島神宮に一度、行きたいと思っていたので丁度よかったらしい。「塚原卜伝」の墓にも行ったそうだ。
それと、アントラーズのクラブハウス。東京と比べて、その立派な事と、設備の充実、美味しそうな選手の食事、立派な選手の独身寮。
何よりも、4面のきれいな芝生のグランドをウラヤマシイと言っていた。そういう所を見ると、鹿島アントラーズの強さに納得いくと言っていた。
夫はバスの運転手さんとイロイロな話をしていて、運転手さんが曰く「FC東京のサポーターさんは、他と比べて、本当に皆お行儀がいいですね」と。お行儀がいいのか、冷めているのか、都会人(どこ出身とは関係なく東京に住んでいるから)だからか。
試合のある時だけ、鹿嶋市で行っているそうだが、とってもステキな事だと思った。私は、いつも仲間と車で行くし、駐車場も反対の方に止めているので、知らなかった。今度、乗ってみようかな。
さあ、反省している間がない。直ぐにガンバ戦がある。
アーー、ガンバには負けたくない。水曜日、ホーム国立。
下を向くな!東京!!
自信と勇気を持って、向かって行け! 私の東京!!
しかし、こんなに濃い霧の中のサッカーは始めて見た。ここは、良く霧や霞でもやる時はあるけど、これは凄い。もう、向こうが見えない。
前半は互角かなと思う程、良く戦っていた。でも、東京に一点入ってから、明らかに鹿島の戦い方が変わった。絶対に勝つ!絶対に点を取る!と。
ゲームが向こうに行ってしまうと、見えない。グレーのユニの塩田が見えない。隣の声の大きなお兄さんが「見えないよーー」「見えませんーーー!」「シオちゃんーー、何処にいるのーーー!!」と何回か怒鳴っていた。私も一緒に「見えませーーーん」と怒鳴っていた。
霧の彼方の薄暗く霞んだ向こうで、鹿島の誰かがコーナーキックを蹴る。良く分からない。と、白いボールがフワッと弧を描く。そして落下するが、そこからは分からない。ボールは?わからない。誰がどうしたの?分からない。分かったのは、鹿島のゴール裏のサポーターの大旗が打ち振られているようだ、そして、歓声が聞こえる・・・。そうか、失点したのか・・・。鹿島のカウンターで選手が霧の彼方に高速ドリブルで消えて行く。そして、又、鹿島のゴール裏で同じ事が・・・。
東京の一点は目の前だったから、良く見えた。でも、鹿島の4点は霧の中。だからか、余り負けて打ちのめされた感じがしない。
ただ、やっぱり、鹿島は強いし、どっしりとした風格と経験と伝統の王者だ。ウチはまだまだ、発展途上の青き少年。ちょっと、妄想を描いてしまったが、現実を見ればこんなものだろう。
でも、城福監督の理想は間違っていないと思う。監督の目指しているサッカーが普通に出来るようになれば、鹿島だって恐れることは無い。
浦和に負けた時は、悔しかったけど、鹿島には、今度対戦する時は、もう一段も二段も上がっているから、軽くは勝たせてあげないからと、何か明るく前を向けた。失点のシーンが記憶されなかったから、よけいにそう思うのかもしれない。
今日は、霧で審判も線審も大変だったと思う。だから、?と思うこともあった。目の前の明らかな、鹿島よりのジャッジに、ウチのゴール裏が騒然となり、審判にブーイングが起こりかけた。でも、ウチのゴール裏のリーダーは、声を張り上げて、選手への応援歌(本当に応援の為の声出しだと思った)を煽った。そして、終了後も、下を向いてこっちに歩いてくる選手達にユルネバを歌い、彼らの健闘を称え、次の戦いへの燃えるような闘志を求めた。私達も一歩一歩、サポーターとして成長しているのだと、思えた。
夫は、応援バスツアーで鹿島スタジアムに向かった。道路も空いていて意外と早く着いたそうだ。夫はホームでは指定席なので、あまり早くスタジアムに行かないから、こんなに早く着いてどうして時間をつぶそうかと思ったそうだ。
鹿島では、早くスタジアムに着いたサポーター向けに、無料のガイド付きの2時間市内観光を実施していて、夫は喜んで応募したと言う。
鹿島神宮に一度、行きたいと思っていたので丁度よかったらしい。「塚原卜伝」の墓にも行ったそうだ。
それと、アントラーズのクラブハウス。東京と比べて、その立派な事と、設備の充実、美味しそうな選手の食事、立派な選手の独身寮。
何よりも、4面のきれいな芝生のグランドをウラヤマシイと言っていた。そういう所を見ると、鹿島アントラーズの強さに納得いくと言っていた。
夫はバスの運転手さんとイロイロな話をしていて、運転手さんが曰く「FC東京のサポーターさんは、他と比べて、本当に皆お行儀がいいですね」と。お行儀がいいのか、冷めているのか、都会人(どこ出身とは関係なく東京に住んでいるから)だからか。
試合のある時だけ、鹿嶋市で行っているそうだが、とってもステキな事だと思った。私は、いつも仲間と車で行くし、駐車場も反対の方に止めているので、知らなかった。今度、乗ってみようかな。
さあ、反省している間がない。直ぐにガンバ戦がある。
アーー、ガンバには負けたくない。水曜日、ホーム国立。
下を向くな!東京!!
自信と勇気を持って、向かって行け! 私の東京!!