日曜日に娘と近くの映画館に行って来た。予告でも見たし、TVのコマーシャルでも流しているし。一応、PG-12指定になっている。
私と娘は好みが似ている。パニック映画、サスペンス映画、SF映画、アクション映画が大好きだ。
私は若い時は純愛物(洋画)も大好きでよく足を運び、暗闇で胸時めかせ、瞳をウルウルさせていた。今も忘れられないのが、カッコいいマストロヤンニが、紅葉に燃える山道を、助手席に座る恋人を片手で抱きしめながらユックリと下ってくるラストシーン。なぜか、今でも、時々、思い出す。映画の題名の「恋人達の場所」とラストシーンしか覚えていないが。
映画大好きで、映画館やTVの映画チャンネル等でよく見る私と娘が、一応、ラストのクレジットが終わり電気が点くまで椅子に座っていた。荷物を持って立ち上がりながら、私が「Bだね」と呟くと、娘も「そうだね」と。
扉の外に出たら、向かいの映画が終わったらしくて、親子がドドドーと沢山出て来た。「あ、ポニョか。あっちの方が良かったかな」と笑った。
娘と「まだ、ミストの方がマシね。ラストの終わり方がね」と。
ある朝、突然“ハプニング”が始まり、翌日の朝に突然終了する。主人公達は、必死に町を逃げ出す。原因を科学者がTVで解説していたが、それはチョッと安易なと思った。でも、軍の化学兵器を案じさせるようなシーンがチョッとあったのだが、アレは何だったのか。
折角、いい思い付きの材料があったのだから、もっともっと、想像力と空想力を働かせて料理してほしかったな・・・。