ふみさんの日々雑感

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あるFC東京サポーターの死・・・

2008-07-17 12:47:26 | FC東京とサッカー
昨日、国立に着いて、順番待ちの列に向かおうとしたら、日陰で座り込んでいた人達に呼び止められた。

「○○さんが、今月の初めに亡くなられたの。突然でビックリした」「えーーー、事故?病気?」「病気みたい。騒がれたくないので内緒にと言われた」

その人は、東京ガスの時代からのファンだった。なかなか、ユニークは人で一度会ったら忘れられない人だった。

一人で東京を応援し始めた私が、初めて名前を覚えた人でもある。応援ツアーに参加すると必ず参加していた。鳥栖に一泊で行ったツアーは今でも忘れられない。参加者がフロントを入れても10人もいなかった。ゴール裏も数えるほどしかいなくて、それでも、皆で一生懸命に応援した。試合終了後に食事でもしましょうとなった時、一緒に参加していた大学生が「僕、お金ないので高い所に行けません」と。「大丈夫、安い所しか行かないから」と皆で笑った。

初期の頃のバスツアーは、今の旅行会社主催とは違っていたので、楽しかった。自己紹介したり、クイズをしたり、イロイロなグッツをもらったり・・・。

いつのバスツアーかは忘れたが、東京のマニアックなウルトラクイズがあった。豪華(?)賞品もあったりして。私は、まだまだ東京の選手を全部は覚えきれていなかった。まだ、鹿島やガンバの選手の方が良く分かっていた。

○○選手の出身地は?○○選手の趣味は?○○選手のこだわりは?○○選手の今夢中になっていることは?

私はほとんど分からなかった。でも、その彼女は20問すべて正解だった。フロントの人も驚いていた。東京の事は彼女に聞けというほど、東京に詳しく、東京大好きな人だった。

ガンバ戦を応援しながら、彼女の為にも絶対に勝って欲しかった。

ガンバ戦は、ちょっと監督の采配に?を感じた。仲間達とそんな事を話し合った。終了と同時に、何人も倒れこんでいる東京の消耗した選手達を見ていると、せめて、余っている一枠で川口選手を入れて、走り回らせてほしかったなと思った。

終わった時、思わず「あ~あ、負けないで良かった」と言ったら、隣のサラリーマンが「本当にそうですよね。負けないで良かった。では、お疲れさまでした」と帰っていった。

蒸し暑い中、三強との三連戦、選手達お疲れまさでした。京都はもっと蒸し暑いかもしれないけど、ぜひ、勝利をお願いします。

亡くなった彼女は、写真の中で満面の笑みをたたえています。まだまだ若いのに、信じられない。ご冥福を祈ります。



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