ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

私の街の駐在さん

2014-04-10 20:38:08 | Weblog
町内会の回覧板に、今までの駐在さんが3月末で移動になったと書いてあった。

16年もの長い間の勤務だったそうだ。

移動と知っていたら、挨拶に行ったのになと思った。

本当に話し好きのお巡りさんだった。知り合いに言わせれば、それはあなたが話好きだからなんじゃない、と言われた。

10年以上も前の事だけど、携帯を無くして、ドコモに電話したら、警察にも届けて下さいと言われた。

さて、私の家の近くに交番があったかしら。都心に勤めていたので、どこに何があるか分からない。

誰かに聞いたのか、警察に電話して聞いたのか、歩いて行ける所に駐在があると言う。

早速、届けに行った。

寒い寒い冬だった。

探し当てた駐在所に入り、声をかけたら奥から、優しそうな30歳代半ばくらいのお巡りさんが出て来た。

暖房がヌクヌクと暖かく、手続きが終わっても、寒い外に出たくなかった。

お巡りさんも暇そうだったので、つい、世間話に花が咲いた。

何を話したか忘れたが、丁度、FC東京が立ち上がって楽しくて楽しくてしょうがない時だったので、FC東京の事を熱く語った事は覚えている。

「今度、ポスターを持ってきたら貼ってくれますか。」
「良いですよ」 と。

そろそろ、帰ろうかなと思ったら、3時間近くも話していた事に気が付いた。

家に帰って、夫に呆れられたし、友達に話しても、会社の同僚に話しても、皆が呆れていた。

そのお巡りさんに、去年ばったりと会った。

南ちゃんに行っていて、たまたま、家に物を取りに来た時、あちこちにパトカーがウロウロしているし、何か会ったのかなと思っていた。

お巡りさんが歩いて来たので、
「何かありました?」
「不審者がいるとの通報があったので、調べてます」 と。

話をすると、話好きのお巡りさんで、いろいろ話し出すので、
「私、そこの駐在さん、知ってますよ」
「あ、私が、そこの駐在さんですよ」
「え、私が知っている駐在さんは、もう少し、スマートで若々しい人でしたよ。と言っても10年くらい前ですけど」
「ちょっと、関西方面に行っていて、最近帰ってきました。まあ、10年も立てば、私も年とりますよ」

と笑い、そこでしばらく雑談していたら、ちょっと怖そうな刑事さんらしい人に呼ばれて行ってしまったが。

今度は、どんなお巡りさんだろう。今度、挨拶に行ってみようかな…。

コメント
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