昨日、夕飯をつくっていて用意が出来たから食べようかなと思った。
台所には、東方向に窓がある。その窓が明るくなったように感じ、ふと見ると、真ん丸のお月さま。
あ、満月だ! (本当は、満月は翌日の今日だが)
満月を見ると、ここに越して来て初めて見た満月を思い出す。
私は、都心の会社に通っていた。
私が住み始めた頃の、稲城駅の周りにはお店は何もなかった。
電車を降りて階段を上り改札を出ると、目の前には何も遮るもののない風景が、パノラマのように遠く都心まで広がっていた。
満月の夜、改札を出ると、目の前にまん丸の大きな黄色のお月さまが浮かんでいた。
初めて見た時には、ビックリした。何とも不思議な気持ちになった。
その時間に、目の前に浮かぶお月さんを見るのは、満月の夜だけだった。
今は、お店が出来て、そんな情景を見る事は出来なくなったが。
その代わり、満月の夜には、その時間に家の玄関を開けて正面に浮かぶ満月を見よう、と思っていても忘れていて見た事はない。
ベランダに面している和室に、私は布団をしいて寝ている。
マンションの上の方なので、覗かれる心配はないのでカーテンも開けはなして寝ている。
満月の夜、フッと、夜中に目が覚める事がある。
そして、私の全身を、前の里山へと傾いた月が照らしている。
こうこうと眩しく輝く月。
手をかざすと、青白く輝き、「ああ~、私は変身するのかしら」 と空想と妄想の世界に入ってしまう。
物音のしない静かな外には、目覚めて地上に出て来たゾンビ達がうろついていたりして…。
昨日も、夜中に目覚めてしまい眠れなかった。
今日が、本当の満月。
今日も、夜中に目が覚めるかしら。
台所には、東方向に窓がある。その窓が明るくなったように感じ、ふと見ると、真ん丸のお月さま。
あ、満月だ! (本当は、満月は翌日の今日だが)
満月を見ると、ここに越して来て初めて見た満月を思い出す。
私は、都心の会社に通っていた。
私が住み始めた頃の、稲城駅の周りにはお店は何もなかった。
電車を降りて階段を上り改札を出ると、目の前には何も遮るもののない風景が、パノラマのように遠く都心まで広がっていた。
満月の夜、改札を出ると、目の前にまん丸の大きな黄色のお月さまが浮かんでいた。
初めて見た時には、ビックリした。何とも不思議な気持ちになった。
その時間に、目の前に浮かぶお月さんを見るのは、満月の夜だけだった。
今は、お店が出来て、そんな情景を見る事は出来なくなったが。
その代わり、満月の夜には、その時間に家の玄関を開けて正面に浮かぶ満月を見よう、と思っていても忘れていて見た事はない。
ベランダに面している和室に、私は布団をしいて寝ている。
マンションの上の方なので、覗かれる心配はないのでカーテンも開けはなして寝ている。
満月の夜、フッと、夜中に目が覚める事がある。
そして、私の全身を、前の里山へと傾いた月が照らしている。
こうこうと眩しく輝く月。
手をかざすと、青白く輝き、「ああ~、私は変身するのかしら」 と空想と妄想の世界に入ってしまう。
物音のしない静かな外には、目覚めて地上に出て来たゾンビ達がうろついていたりして…。
昨日も、夜中に目覚めてしまい眠れなかった。
今日が、本当の満月。
今日も、夜中に目が覚めるかしら。