工事現場の囲いも手を掛ければ面白いものになる。
早稲田ウォール125
早稲田大学西早稲田キャンパス 仮称C棟建設現場 工事囲い
早稲田大学芸術学校制作
早稲田大学11号館(商学部)の跡地に建設されている仮称C棟の建設現場の工事用囲いには、たくさんのスケッチが描かれている。早稲田大学芸術学校教授である藪野 健 先生のスケッチをもとに作られたもので、創立期から現在に至るまでの様々な校舎の姿や、昔の西早稲田界隈の街の様子などが、工事囲いいっぱいに描かれ、見ていて飽きない。
先生が囲い板に壁画のように直接描いたわけではなく、先生が描かれた沢山のスケッチを、スタッフがスキャンしてレイアウトし、これをシートに印刷して鉄板に貼っているのだが、無粋になりがちな工事囲いに、色鮮やかな水彩スケッチが並ぶのは新鮮な感じ。たかが工事囲いに、これだけの手間を掛けたというのも珍しいことかも知れない。
大隈重信候が人生125年説を唱えたことから、早稲田では125周年が一つの区切りと考えられている。創立125周年の今年は記念の年でもあり、それにちなんで工事囲いも「早稲田ウォール125」と名付けられ、延長も125mなのだそうだ。
早稲田大学芸術学校 空間映像科
早稲田ウォール125について その1
早稲田ウォール125について その2
早稲田大学11号館 その1
早稲田大学11号館 その2
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