「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

コロナ時代の新たな日常 声 はげましもう一歩

2020-05-05 08:46:19 | 2012・1・1

緊急事態宣言の発令が5月31日まで延期される政府の方針を昨夕、安倍晋三総理の記者会見を通じて説明を受けた。新型コロナウィルスの感染が減少の方向にあるとは言いながら収束していない現況から見て仕方がない。総理の説明はよく理解できたが、一つ気になったのは"コロナ時代の新たな日常を一日も早くつくりあげようという一言。政府の専門家会議の提言を受けたものだが、とりようにとれば、”コロナ”新時代”の政府が出した号令ともとれる。

”コロナ時代の新たな日常“とは指針によれば、マスクの常時着用、手洗いの実行などは当然でよくわかるが、他人との距離を2メートㇽ以上保てとか、横ならびで食事すうるかなどになると、そこまで指示しなくともと思いたくなる。ましてスーパーの買物時間のッ指示から通販の利用のお勧め、パチンコ屋での音楽の禁止などになると、コロナの新たな日常とどこが関係があるのか。首を傾げたくなる。

戦争中、国家総動員令下の非常時の生活を銃後の小国民として多少知っている世代である。戦争遂行のためには挙国一致体制が必要である。勝つまでは欲しがりませんの体制だが、反面、国家権力の乱用もある。安倍総理の言う”新たない日常”とは緊急事態宣言下のことと思うが、日本人の生活全体にわたるものであろうか。

僕のパソコン器の前の壁に今年浄土宗の菩提寺から頂いたカレンダーが貼ってある。その5月の格言には「声はげまし」もう一歩」と書いてある。安倍総理も昨日の会見で”今はお互いにた請け合い”の時期だともいわれていた。励まし合いもう一歩前進しよう。