ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

復興予算を流用、大阪の複数の税務署の耐震工事・沖縄の国道工事など

2012年09月29日 | 政治

復興予算に「流用」疑惑=被災地優先へ基準見直し―政府
時事通信 9月29日(土)15時48分配信

 17兆円に上る東日本大震災の復旧・復興予算が、被災地の再建という本来の目的とはかけ離れた事業に充てられているとの疑惑が広がっている。
平野達男復興相が記者会見で「正直に言って使い道としていかがなものか」と疑問を呈し、政府内にも「流用」「便乗」を批判する声もある。

財務省は補助金の認定基準などを被災地優先に改める検討に入った。
 岩手、宮城の両県では巨大津波などで発生したがれきの約8割が放置され、福島県では東京電力福島第1原発周辺地域の除染作業が緒に就いたばかり。予算執行の大幅な遅れに対する被災地の不満は強い。
 その一方で、2012年度の復興予算では独立行政法人「日本原子力研究開発機構」の核融合発電研究に42億円が計上された。防災の名目で被災地以外の道路整備や税務署の耐震化工事にも復興経費が充てられている。 さらに、11年度第3次補正の復興経費として5000億円が計上された工場立地補助金は、被災地以外での工場建設にも支出された。中小企業向けの円高対策という側面もあるが、被災者には釈然としない思いがくすぶる。
 これを受けて、平野復興相は13年度予算編成では「震災の復旧・復興に直結するものに充てるとの観点から厳しく見直す」と表明。財務省も「被災県以外は後回しにするなど国民目線で見ることが重要だ」(藤田幸久財務副大臣)と、予算査定で被災地を優先する姿勢を示した。 


☆ 今日のテレビ番組「ウェークアッププラス」にも報道されていた。
  被災地以外の道路整備に5兆円、これは沖縄の国道
  税務署の耐震化工事、これは大阪の複数の税務署である。


 被災地対策が遅れるばかりで、これでは何のための「復興予算」か。言い逃れはもうできない!!



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フランコ・コレッリとアントニエッタ・ステッラ 美しい2つの歌

2012年09月29日 | オペラ
Franco Corelli: Spirto Gentil


劇的な強い声質のテノーレであるコレッリが、ドニゼッティの「ラ・ファヴォリータ」から<優しい魂よ>を歌う。
これはもっとレッジェーロな繊細なテノーレが歌うレパートリーだが、コレッリが歌うと劇的で強い声ながら、繊細な感性を持ち合わせ、説得力に富み、素晴らしい。
コレッリが完璧主義の歌手であったため、ややノイローゼ気味ではやく引退してしまったが、彼の没後、これほどのテノーレは出てきていない。
ヴェルディを歌うような豊麗な声でドニゼッティを聴かせる、そしてその歌には詩情もあり、同時に英雄的、ヒロイックである。


Antonietta Stella "Vissi d`arte" Tosca


この演奏は1958年、アメリカのメトロポリタンオペラハウスでの古いが貴重な録音、
美声と美貌のプリマドンナ、ステッラとは「星」という意味のイタリア語だが、
星の如く美しい、また気品あるソプラノだった。

チャリティーコンサートで彼女の歌う「歌に生き愛に生き」を聴いた時、その歌う姿のエレガントさ、美しさはもちろんのこと、声の崇高なまでの素晴らしさにまいったものだ。「世紀の名ソプラノ」として、その声は隅々まで響き渡り、声はベルベットのような厚みがあるのに透明な響きを兼ね備え、歌う姿にひとつも媚びはなく、清楚な美しさに息をのんだ・・・といっても後年、テレビの録画で鑑賞したのだけれど。

ただ一度楽屋近くで彼女と会ったことがある。(会ったというよりも偶然見つけた)
ステッラは聴きに来ていたらしく、イブニングドレスにショール、会話も喉を大切にして無声音でしか話さなかったが、笑顔は絶やすことなく、好感を持った。
偉大なソプラノなのに、謙虚で優しい女性だった。

ただ、音楽となると気性の激しさは近くに控えていた当時かけだし指揮者の岩城宏之氏を震え上がらせたという。こともあろうに音楽上の意見の相違で一歩も譲らず、世界的大指揮者であるヴィットリオ・グイに楽譜を投げつけた。

「これがイタリアのプリマドンナというものか・・・」と岩城氏はその時の驚きを書いている。
ついでにマリオ・デル・モナコがステージ恐怖症で、出演前に泣きわめき、デル・モナコ夫人に叩かれ蹴られて舞台に・・・などと。巨匠も台無しである。
(しかし、歌はいつも最高に歌える保証はない、デル・モナコはコンディションを整えることに全生活を投入し、用意万端、満を期してステージに出るのだが、それでもいつもこうなのだ。世界最高を究めた名歌手、この孤高の苦しみを誰が責めることができようか、
その真摯な姿勢に心を打たれたものである。彼を支える夫人との二人三脚、夫人も見上げたものだった。)

ステッラの声はソプラノとして力強くまた暖かく、そのたぐいまれな美貌と抜群の演技力は聴き手を夢中にさせた。
今はステッラも引退し80歳を過ぎ、後進へのアドバイスや演出でお元気に活躍と伺った。

彼女の御主人、トレピッチオーニ氏は声楽のトレーナーであり、妻のステッラを支え、自信をつけようといつもアドヴァイスしていた。ステッラもまた、舞台に出る時は「もう、ひとことも声がでないわ!」と悲観、もちろんそれは心理的なもので、舞台に出たとたん、そのベルベット・ヴォイスは魅了したものだった。)
あのマリオ・デル・モナコも公演中、ステッラとの共演の時、トレピッチオーニ氏に発声を師事したという。

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asia-corridoioさまのエッセイから ~日本の正義を証明 「紅衛兵向け中国地図でも尖閣は日本」

2012年09月29日 | asia-corriodoioさまのエッ

イザ・ブログのasia-corridoio(アジアーコッリドイオ)さまの新ブログ「アジア回廊」からお願いして転載させて頂きました。
「アジアーコッリドイオ? 難しい名前だな、知らないな」なんて言わないでください。
皆様もご存知の「漂泊の旅人」さまですよ。すでにお知らせしておりますが、左下に「ブックマーク」があります。
いつでもクリックで行けますのでどうぞよろしく♪



「紅衛兵向け中国地図でも尖閣は日本」 米CIAが報告書2012/09/28 22:44


【ワシントン=佐々木類】米中央情報局(CIA)が、沖縄県の尖閣諸島をめぐり、「領土問題は存在しない」とする日本の主張を裏付ける内容の報告書を作成していたことが27日明らかになった。

 報告書は、日米両政府が沖縄返還協定を調印する直前の1971年5月に作成。当時の中華民国(台湾)が、米国の尖閣諸島を含む沖縄の施政権に注文をつけたのを受け、CIAが調査を行ったもので、米ジョージ・ワシントン大国家安全保障記録保管室に保管されていた。

 ■66年に刊行

 報告書は、中国で文化大革命の担い手だった紅衛兵向けに66年に刊行された地図を例に挙げ、「尖閣諸島は中国の国境外に位置しており、琉球(沖縄)列島、すなわち日本に属していることを示している」と指摘。67年8月に北京で刊行された一般向け地図帳でも「尖閣諸島は琉球列島に含まれる」と表記されていると報告している。


 台湾でも「尖閣海域が中国側の境界内にあると表示する地図はなかった」とした上で、旧ソ連や無作為に抽出した欧州の地図にもそうした表記はないとした。

 報告書は、「尖閣海域に埋蔵資源の存在が明らかになった後、中華民国が領有権を主張し、これに中国共産党政権が続いて問題を複雑化させた」と指摘。歴史的にも国際法上も日本固有の領土であるとする日本の主張について「説得力があり、尖閣諸島の領有権の根拠を示す責任は中国側にある」とし、「尖閣諸島への中国のいかなる行動も、米国を日本防衛に向かわせるだろう」と結論付けた。



【ここからasia-corridoioさまの御意見】

共同管理とか言っていた、泡沫政党の代表先生はこれを読んでもやはりそんな戯言を言うのだろうか・・・!


橋下は尖閣について歴史的背景とか今までのいきさつとかなにも考えず、両国の摩擦をなくす・・・ことだけについて短絡的な方法で問題を解決しようとしたにすぎず、そのことは国際正義に悖ることだし、国益を大きく損なう事にもなる・・・事を自覚しなければならない。

つまり、国という舞台での政治に就くという能力を有していない・・と言う事を自覚しなければならない。大阪民国あたりで泳いでいるのがせいぜいだ。


さて、我々は尖閣の領有について、中国国内での古くからの認識を知る立場となったわけだが、かの国の領土的野心は日本人の常識の範疇では考えられないほどのものであったことが明白となってきた。

このような事実を認識しながらも民衆を扇動し厚顔にも日本国の財産を棄損し続けていた・・・ということだ!


「尖閣諸島への中国のいかなる行動も、米国を日本防衛に向かわせるだろう」・・・・アメリカってめっちゃかっこいい!今まで私はアメリカのことを嫌ってきたが、少し認識を改めなければならないようだ。


支那の今回の行動は全く赦されざるものであり、民間に及ぼした損害は完全無欠に責任を支那は負うべきであることを要求しなければならない。


この国への経済投資は国際正義の観点からもやってはいけない!

幸いにも我々に対し多くの友好国が投資を歓迎してくれている。

我々はそれらの国々の友情にこたえるべきだ。

それは、価値観を共有できるという企業のメリットにもつながる!!























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