暗殺におびえる金正恩第1書記、警護を大幅強化
―台湾メディア
Record China 4月7日(日)20時50分配信
6日、北朝鮮の金正恩第1書記は、暗殺を恐れて自分への警護強化を指示した。
同書記の最近の好戦的な態度は、不満がくすぶる軍部向けのパフォーマンスとの見方も。
2013年4月6日、北朝鮮は最近、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の警護を大幅に強化。
暗殺や軍事クーデターの発生を恐れる同書記の指示によるものだという。台湾中央社が伝えた。
韓国朝鮮日報によると、首都平壌市内にある同書記の別荘など専用施設に100台の装甲車を配備。
同書記が参加する行事の会場周辺には、自動小銃と手りゅう弾で重武装した兵士を配置した。
また、護衛要員は武器を入れたリュックサックを携行するという。
金正恩第1書記の移動ルートは最高機密であり、同書記の公開活動に際しては携帯電話が起爆装置に利用されないよう強力な妨害電波を流している。
ある外交関係者は「正恩氏が軍部への束縛を強めれば強めるほど、軍部の反発は大きくなる」と指摘。
昨年11月にも同書記の暗殺未遂報道が流れたが、北朝鮮軍部の内部抗争が原因との見方も。
また、同書記が行った人事や提唱している経済自由化も軍部の不満を招いたとの指摘もある。
最近の北朝鮮の好戦的な姿勢は、年の若い金正恩第1書記が「米国をも恐れていない」強い指導者であることを、軍部に示すためのものだと専門家は語っている。(翻訳・編集/本郷)
☆ 金正日はチャウシェスクの運命を自分もそうなるとおそれたという。
また、何度も暗殺されかけたこともあったと。
実際にその頃よりも今のほうがずっと危険かもしれない。
軍部の統率も逃亡する兵士も出てきて大変な状態であることも想像される。