ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

習近平の訪米前に南シナ海危機 何者かの陰謀か ・ 宮崎正弘氏のメールマガジン

2015年06月09日 | 政治

習近平の訪米前に南シナ海危機 何者かの陰謀か 20150602

2015/06/02 に公開
【新唐人=米NYに本部を置く中国語衛星TV】http://jp.ntdtv.com/【新唐人2015年06月01日】5月20日、アメリカ軍の偵察機が南シナ海の上空で­建設中の人工島を撮影した際、中共海軍から8回も警告を受けました。このあとアメリカ­は、国際法の許す空域と海域で活動を続けると発言し、中共が主張する人工島の領有権を­認めない意志を表明しました。習近平国家主席の訪米まであと数か月という今、南シナ海­の情勢が緊迫していますが、この背後に何者かの陰謀があるのでしょうか?


★ 宮崎正弘氏のメールマガジンが届きました。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)6月9日(火曜日)
   通算第4569号 
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 中国の「軍事外交」に反対の波、世界に広がる
  マレーシアもボルネオ沖の中国軍の侵略に抗議へ

***************************************

 G7(15年6月、ドイツ・エルマウ)の首脳共同声明では、強く「南シナ海の埋立てに反対」と、これまでになかった文言が盛り込まれた。
すなわち「東シナ海、南シナ海での緊張を懸念し、大規模な埋立てを含む現状の変更を試みる一方的行動に強く反対する」。
この論調の色彩の変化は注目しておく必要がある。

 安倍晋三首相のリードにより、会議における討論の40%が、南シナ海が議題になったという。ほかにロシア批判、自由経済の推進、環境問題で議論が伯仲した。
しかし南シナ海問題を殆ど報じないのは中国とロシアのメディアだった。中国は南シナ海への言及に関して反論し「G7が介入する権利はない」と開き直ったが。。

 2014年6月のブリュッセルサミットでは、「東・南シナ海の緊張を深く懸念し、航行飛行の自由、法の支配の重要性」が強調された。
 15年4月の「海洋安全保障に関する外相宣言」で、ようやく、「東、南シナ海の状況を注視し、大規模埋立てを含む一方的な現状変更に懸念、力による領土、海洋の権利主張の試みに強く反対」という文言だった。この色彩がG7首脳サミットで「正式」に採択された。

 それも米国の姿勢が次第に懸念表明から現実の脅威となり、米国内の中国批判を背にしてペンタゴンが強硬な発言を繰り出すようになったからだ。
 2015年5月8日、ペンタゴンの報告では「中国が南シナ海で進める岩礁の埋立てが拡大している」とし、同月27日、ウォレン報道官は「米軍機を22キロ以内に侵入させるのが次の段階」とした。

 これに反応して中国は「米国の偵察飛行は偶発的な衝突を起こしかねず、強烈な不満を表明する」(中国外交部報道官)とした。

 5月30日、カーター国防長官が「ある国は他の国よりも埋立てを迅速に進めている。あまりにも早く行っている。それは中国だ。全当事者が即時かつ永続的に埋立てに注視すべきだ」と発言すると、中国は「人口島は軍事防衛の需要を満たすためだ」と、孫建国副参謀長が明確に「軍事目的」を認めるに至った。

 日本は「一方的な現状変更の試みを放置してはならない」と国際社会の共同を呼びかけた(6月7日、サミットで安倍首相)。


 ▲こうした環境で氾長龍が訪米へ

 中国の軍事委員会副主席(事実上のトップ)である氾長龍が米国を訪問し、カーター国防長官と会見する。中国軍トップの訪米団はワシントンのあと、キューバを訪問する予定である(「氾」には草冠)。

氾長龍は、5月の習近平モスクワ訪問にも随行したが、習の進める「軍事外交」の「開局者」といわれるようになった。習の外交思想の実践をまっさきに展開する軍人ということである。
 そして随行団に注目する必要がある。

 氾長龍訪米に随行するのは、孫建国・副参謀長、総政治部副部長の晃昌徳、北京軍区司令の宋普選。
なかでも孫建国は「ミスター潜水艦」といわれる海軍出身で、先般のシャングリラ対話で、強硬意見を繰り出した。マレーシアなどは、こうした中国の硬直した姿勢を目撃して以来、穏和路線を転換し、ボルネオ沖のマレーシア領海における中国の埋めたてに「抗議」した。

 ここに大事なニュースが入った。
 「中国主導のAIIBで、中国は拒否権を持つことがわかった」(ウォールストリートジャーナル、6月9日)。

★ 宮崎氏の続報を待ちます。

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巨匠コレッリが歌うジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』~私は兵士だった(革命裁判の場)

2015年06月09日 | オペラ
  
★ 昨日はジョルダーノのオペラ「アンドレア・シェニエ」から≪祖国の敵≫をカップッチッリの名唱でUPしましたが
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/25947eeee4eb770dbc31bf15008cd679、本日はフランコ・コレッリが歌う詩人シェニエが革命裁判で語る即興詩、ロベスピエールの片腕だったジェラールはこの後、シェニエの弁護をし、革命裁判所は大騒ぎになります。
この三日後、ロベスピエールは失脚します。

愛国詩人シェニエを歌ってコレッリはデル・モナコと並ぶ名歌手でした。


フランコ・コレッリが歌う「アンドレア・シェニエ」~≪私は兵士だった≫

Franco Corelli "Si, fui soldato" Andrea Chenier 1961

CHÉNIER

★ この歌詞を和訳しました。

そうです、私は兵士でした。
死を恐れず立ち向かったことを誇りに思います。
ここで濡れ衣を着せられようも。

私は作家で、ペンという武器を持って偽善者たちを糺しました。
私の声は「祖国」を詠ったのです。

私の命は過ぎ去ることでしょう。
白い帆を張る船のそれは太陽のもとに輝き、青い波に飛沫をあげるのです。

運命の力に押し流され死の岩礁に乗り上げるのでしょうか。
それでもいいでしょう!

しかし私は船尾に上り凱旋旗を風に堂々となびかせましょう。
その旗には「祖国」と書かれています。

あなた方の侮辱などそこには届かない!

私は裏切り者の汚名を受けるわけにはいかない。
私を殺す? しかし名誉は守る。(以上)

★ シェニエは実在の人物であり、貴族の退廃的な政治を批判しながらも「革命」には反対し、その暴政を数々の新聞に書き、革命裁判所に逮捕されたのです。また、弟子に文豪となったユゴーがいるとレコードの解説書に書いてあったが今調べるとユゴーが生まれたのはずっとあと(1802年生まれ)であり、コメントを書いてくださったKenさま、ご迷惑をおかけしました。

1961年、コレッリが40代の時の歌唱です。




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元公安調査庁の菅沼氏が特派員協会で講演「日本を知るには裏社会を知る必要がある」

2015年06月09日 | 政治

★ かなり以前の動画ですが、「討論」にも出演されていた菅沼光弘氏(アジア社会経済開発協力会会長・元公安調査庁第二部長)のお話です。



元公安調査庁の菅沼光弘氏が特派員協会で講演

「日本を知るには裏社会を知る必要がある」

Japanese Yakuza 1-6



Japanese Yakuza 2-6



Japanese Yakuza 3-6



Japanese Yakuza 4-6



Japanese Yakuza 5-6



Japanese Yakuza 6-6




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