日本の知性、稲村公望氏の言葉より
「危機管理の基本は最悪の事態を想定して、先手先手と対策を打つことが必要であるが、今回は後手後手に回っていて、支那の権力者に対する、いわゆる忖度が優先しているように感じるばかりか、政治が衆愚化して、統治機構としての機能が失われているように感じられる.」
ところで次のニュースを見て、もはや安倍総理は何を見ているのだろう、と絶望を感じます。
安倍総理大臣は新型コロナウイルス対策に関する法改正の担当に西村康稔経済再生担当大臣を起用することを決めた。
総理官邸で安倍総理から指示を受けた西村大臣はさっそく関連会議に出席した。
西村大臣の起用は、国会での答弁能力をかわれたものとみられ、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を可能にするための法案審議に担当大臣として臨み、答弁にあたる。
ええーッ!!安倍首相、・・・なぜこの人をこともあろうに「抜擢」するのか?まさか「国会での答弁能力」?「緊急事態」にこの人はふさわしいと?
またいつもの「人選ミス」まっしぐらのような気がします。
・・・まだ記憶に新しい事件・・・あの超大雨で水害を引き起こした時に「赤坂自民亭」として安倍総理らと祝杯をあげツイートで写真をUP、「事実」を知ろうとしなかった人ですよ。「危機管理能力」あるとは思えないけれど。
これが2018年7月の私のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/aa14345ab130961d2fed0618f9fb9453
赤坂自民亭 西村副長官が謝罪 大雨予報中の飲み会写真で
12日の今日も・・・「避難指示取り下げて、このままでは家がやられてしまう」と復旧作業を急ぐ人たち https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000074-ytv-soci
当時の私のブログから・・・ところで「避難所」って5日と6日、実在したのか?
少なくとも私が回ったところは「避難勧告」も出ていて「避難所なのに施錠」していて、頼まないと開けなかった。私は虚しい気持ちです。
「施錠」され真っ暗な体育館や運動場側の校門、まるで普通の「休日」のようだった。このことは誰もいわない。
ところで京都では本当に避難しなければならないだけの人たちを収容するだけの「避難所」がなかったらしい。
与野党とも何の緊張感もなかった。「野党も飲む会をしていた」って・・・
そして今、私は安倍総理の「抜擢」についておおいなる疑問を持っている。
「偽善だらけの政治」「選挙活動最優先の政治」「国会で弁がたつ大臣」これではダメだ。
台風や大雨災害は「地方」の分担であろう、しかし中央の政府のトップがその側近らを従えて「赤坂自民亭」ではないだろう。今度安倍総理が「抜擢」した西村氏はその時のツアーガイドよろしく酒宴の写真までツイッターでUPしていた人物である。中でも彼がした言い訳は「秘書に出身地区の雨はどうだ?」と訊いたら「雨は心配ありません、どうぞ会を続けてください」というような内容のことをいわれた、という。自分で調べることをしていない。秘書は嘘をいって酒宴をどうぞ、という。この時、西村氏の出身地の明石だけでなく関西は大水害で恐怖の時だったのだった。
このニュースのコメントには「なぜ西村を選ぶ?」と不信の声であふれかえっている。
★ ふざけるな、2018年官房副長官時の豪雨災害で大被害が出ている最中に、安倍さんたちと赤坂で飲み会している写真をツイッターに上げて大バッシングを受けた人ね。
安倍さんの子飼いなんだろうけど、こんな危機感のない人をコロナ対策担当大臣に任命するなんてシャレにならないし、いったい何考えてるって思います。
安倍さんの身代わりに、子分の西村さんに責任を擦り付けて大臣辞めさせるつもりなのかな?
★ 誰の目にも、安倍氏が正常な判断力を失っていることがはっきりしてきた。手遅れ気味ではあるが、それでもできるだけはやく辞めさせないと日本が壊れる。
まだある。茂木外相「答弁控える」 休校要請の会見日にゴルフ報道
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20200306-00010009-fnnprimev-pol
これも国民があきれはてる茂木外務大臣の行動。学校の一斉休校が突然決まって慌てる学校現場や保護者たちがあたふたとしている時、普通の神経では考えられないことだ・・・本人は「プライベートなことはコメント控える」と・・・
さらに茂木氏は答弁で「プライベートの時間でも、きちんと連絡がとれるような体制で常に臨んでいる」と説明した。
そういえば「赤坂自民亭」のお歴々もそう言っていましたよね。ふてぶてしいにも程がある。あの時は自衛隊・警察・消防もてんてこ舞いでしたよ。
私はどこの党にも所属していませんが・・・これはご覧いただきたいと思います。
それは維新の足立議員の国会質疑です。野党が言うべきこと、足立議員だけではありませんが、
しっかり言っています。ずっと下にスクロールで、動画が2つあります。
ちょっと私が心配していること・・・
・・・与野党ともおかしな国会質疑があります。中でも「元民主党」が政権を持った時のおぞましい状況は今も忘れられません。この時は「保守」が団結して抵抗しました。
しかし「安倍政権」が政権を担当してから保守は分裂し、異なる意見をはねつけてきました。
ネットなど見ていて「これではいけない」と思いました。
違う意見に耳を貸す度量もなく、排除を恐れた「自民党議員」もモノを言わなくなり、せいぜい「二階さんから5000円の寄付は個人の自由」と廊下で会ったときに言ってもらった、などと自慢するのですからスケールの小ささもここまでかと思いました。勇気と覚悟がないので「真正面」から当たれないのです。でないと次の「公認」はないと心配しているのでしょう。
・私は「新型コロナ」で、国会質疑した共産党の小池晃議員のハッキリした攻め方も良かったと思う。時間があれば「走り書き」したいくらいで、医師出身のまともな意見が光っていたが、マスコミは「女性のパンプスが・・・」で安倍首相と意気投合で城内は沸いた、という情けない記事、これは質疑の最後の数分だったのに。
・もうひとつは維新の足立議員の質疑、しかし自民党の大西議員の恫喝のような卑劣なヤジがやまず、足立議員はやめてくれと議長に願ったが議長は「足立議員、先を続けてください」というありさま・・・こういうことも報道すべきだろう。
youtubeを貼っておきます。
足立議員(維新)注目の質疑【JapanADch】200305
下記は篠原常一郎氏の解説です。必見です!!
#2020/03/05 維新が総理に直言、10兆円補正予算と大減税を!マスクは医療福祉機関を優先に!
ところでこんなこと、国民は知らないのでは?(野党の政治家の話となるとまともに耳を傾けずに「目もくれない」ホシュ風味の人もいます。でもこれは謙虚に聴く必要があります。良心的な『保守』は必ずこの元農水大臣の山田正彦氏のメールマガジンの内容に共感している人が多いのです。その山田氏のメールマガジンから転載しました。これは要拡散です!!
種苗法が3日に閣議決定されて、いよいよ国会での審議が始まります。
①政府はシャインマスカット等 優良な育種知見が海外に流出するのを防ぐために種苗法の改定が必要と。本当でしょうか。
2年前に種子法廃止と同時に、農業競争力強化支援法で成立させました。
この法律には、(独)農研機構、都道府県の優良な育種知見(知的財産権)を民間への提供を促進するとなっています。(同法8条4項)
国会での審議の際に齋藤農水副大臣は、民間には海外の事業者も含まれると答弁しています。一方で海外流出を防ぐためとするのは詭弁にすぎません。
しかし、この法律でこれから大変なことになります。
例えば北海道の農業試験場で道民の税金で開発された「ゆめぴりか」等のコメの育種知見が海外のモンサント等に譲渡されたとします。
そうなれば北海道の農民はモンサントなどに許諾料を払うか、種籾を全て購入しないと「ゆめぴりか」を作付することができなくなります。
まず、すぐにでも、各都道府県としては自らが開発した優良な育種知見の民間企業への提供を条例で規制することです。
例えば、都道府県議会の承認がなければ民間企業への育種知見の提供できないと。
②今回の種苗法の改定がなされると、これまでは登録品種であっても種苗を購入すれば次作以降、自由に自家増殖(採種)できたものがこれからは一律に禁止になります。
育種権利者から毎年対価を払って許諾を得るか、全ての種苗を購入しなければならなくなります。
違反したら10年以下の懲役1000万以下の罰金、農業生産法人など法人は3億円以下の罰金で共謀罪の適用を受けます。
農水省は最近、国会議員に、一般品種は大丈夫で、登録品種はほんの一部にすぎないから心配いりませんと説明して回っています。
本当でしょうか。
コメ麦大豆にしても、農家は品種登録されたかなりの品種の自家採種を続けているのが現状です。農水省に調べていただいた表です。
https://drive.google.com/…/1h1Td34dz-Bun15yQ1aDFd4Bq5…/view…
残念ながら、既に日本で栽培されている野菜の 90%は登録品種で F 1になり海外でモンサントなどの多国籍企業によって生産されています。
いちご、サツマイモ、沖縄などのサトウキビ、ことに果樹農家は苗木を1本購入して接木、剪定枝の挿し木なので増殖させて来ましたから影響は深刻です。
さらに農水省は、有機栽培農家の伝統的な品種は対象ではないので心配いりませんと述べています。
本当でしょうか。
種子島の安納地区では安納芋でも2種類登録されていて、伝統的な「えごま」も3種類が既に登録されていますので有機栽培農家とて安心はできません。
地方の条例で、これまでの種苗法の時と同じように、県の育種登録品種は次年度以降何度でも自由に自家増殖ができることを定めてはいかがでしょうか。
③種苗法の今回の改定でもうひとつ大変なことがなされようとしています。
農水省は育種権利者(企業)の為に品種の特徴を特性表にして、それだけで育種権侵害の裁判で勝てるように改定するのです。
これには経緯がありました。
伝統的なナメコ茸の栽培農家が企業から育種権利侵害だとして訴えられましたが、判決では勝訴したのです。
この裁判では茸の特徴だけをみれば育種権を侵害しているかのようにみえるが、現物と比較しなければ判らないとして現物との比較を求めたのです。
カナダの伝統的なナタネ農家がモンサントから育種権を侵害をしてると訴えられて敗訴したように、今日本でも続々と裁判がなされています。
この改定に対して私達には広島県のジーンバンクが参考になります。
そこでは伝統的な県の種苗を発掘調査して保存管理し、農家に無償で貸し出ししています。
韓国、イタリアなどでも県単位でそのような制度があります。
30年前から野菜等では種子がF1(一代雑種/ハイブリッド )になり、農家は自家採種を止めて毎年種苗を購入するようになったのです。
当時の知事がこれでは広島の伝統的な種子が消えてしまうと心配して、民間にも出資を求めジーンバンクを設立したそうです。
今では2万点を超える穀物芋類野菜等の種子を3年から5年に1回ほど更新を続けて、真空パックで冷凍保管してその特性をデータでも管理しています。
このような制度があれば、民間会社から特性表だけで裁判で訴えられたとしても、私達は先にこのような種苗を栽培していたのだと争えます。
企業による育種登録の取り消しを求めることもできます。
各都道府県に昔からある多様な伝統的な品種を守る為に条例でジーンバンクを制度として設けたらたらいかがでしょうか。
④最後に種苗法改定では触れられていませんが、私たちの食の安全にとって最も大事な種子の話です。
昨年11月30日農水省は、ゲノム編集の種子を有機の認証できないかどうかの検討会を開きました。
ゲノム編集食品は米国でもnewGMOと言われて、EUでは司法裁判所でも禁止され、各国は遺伝子組み換えと同様の扱いをしているのが現状です。
日本は今年からゲノム編集の種子が安全審査の手続きもされないまま、届出も表示もないままに流通され、農家は知らないで作付けすることになります。
石川県のコメ農家から、北陸農政局から飼料用米についてこれからは反当り11俵以上とれないと補助金を出さないと説明されたそうです。
調べると既に飼料用米にぴったりのゲノム編集種子シンク能改変稲の種が用意されていました。
これにも参考になる先例があります。
愛媛県の今治市では、食と農のまちづくり条例において、市の承諾なくして遺伝子組み換えの農産物を作付けすると、半年以下の懲役50万円以下の罰金にしています。
北海道の遺伝子組み換え作物に対する条例も良くできています。
これらの事例をもとに、地方自治体で遺伝子組換え及びゲノム編集種子による作付は条例で規制することができます。
今は私達の種子と種苗を守る大事な瀬戸際です。
食と農を守るために地方からできることを今から始めましょう。
☆日本の種子(たね)を守る会では、種苗法リーフレットを制作中です。発行は3月中旬を予定していますが、申し込みを受付中です。
詳細は以下をご確認ください。
昨日は501位 (gooブログ全ジャンルで)