【有本香の以読制毒】小池知事「重大局面」に“政治的蛮勇”振るえ! 「五輪のため感染拡大を隠してきた」鳩山元首相も便乗の“陰謀論”も 3月27日 夕刊フジ
政治的な綱渡りではあっただろう。
24日夜、安倍晋三首相と、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の電話会談で、東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決定した。その翌日夜に、東京都の小池百合子知事が緊急記者会見を開いたのである。
小池氏は、新型コロナウイルスの新規感染者が41人も確認されたと、情勢悪化を公表し、「いまが感染爆発(に至るか否か)の重大局面」という表現を用いて、感染拡大阻止への協力を都民に呼びかけた。
途端にネット上には憶測が飛び交った。
「五輪延期が決まったとたんに感染者数が増えてきた」「五輪を予定通りやりたいがために、政府と東京都は感染拡大の事実を隠してきたのだろう」
匿名のネット民のみならず、あの鳩山由紀夫元首相までもが、この陰謀論に便乗した。自身のツイッターで次のようにつぶやいた。
「東京五輪の実現のために感染者の数を少なく見せ、(中略)延期と決まった矢先にこのパフォーマンスだ。その間にコロナは広がってしまった」
筆者は「小池批判」では人後に落ちない者だが、この批判は筋が悪い。
東京都の福祉保健局と新型コロナの専門家チームは日々、感染状況を誠実に公表している。かりにも日本国の元総理ともあろう人が、よくもこんなデタラメを放言できるものだとあきれるが、ここ数日の経緯はそういう話ではない。
まず、世界での感染拡大が予想以上に深刻化するなかで、IOCを説得し、五輪の中止でなく、「延期」を勝ち取ったことは日本側の大成果である。鳩山氏には逆立ちしてもできない芸当だと、素直に評価すべきだ。東京五輪組織委員会の森喜朗会長=安倍首相、ともに根回し上手な「師弟ライン」での金星といえる。ここに小池氏の関与はなかった。 3月初旬から五輪延期の話が進むなか、東京の感染状況が徐々に悪化していく。この途中で仮に急速に感染者が増え、韓国やイタリアのような惨状が東京で起きてしまえば、「東京で五輪」どころではなくなる。延期決定のタイミングが重要となっていたことは確かだ。延期発表までの間を東京は何とか持ちこたえたが、月末にはいよいよ緊迫の度合いが高まってきたのである。
さて、肝心の小池氏の発言はどうだったか。
3年前、「豊洲市場に安全はあるが、安心がない」との迷言を発して、築地から豊洲への卸売市場移転を大混乱させたときと比べれば、今回の知事の発言は極めてまともだった。それもそのはず、発言内容は都の担当部局と感染症専門家チームが練った台本通り。その総論部分をキャスター出身の美しい滑舌で読んだに過ぎない。
皮肉るわけではないが、今回の小池氏の会見のやり方は間違ってはいない。むしろ、過去の小池流テキトー記者発表に比べるとあまりにも手堅く、安全運転過ぎたほどだ。だが、会見を聞くうちに「まったく同じ内容を他で聞いた」と奇妙な思いにとらわれた。
それは2月末、北海道の鈴木直道知事が「緊急事態宣言」を出したときの記者会見だった。
密閉、密集、密接会話の「3密」を避け、外出自粛、学校の休暇延長など、北海道の「緊急事態宣言」とそっくりの内容だ。
一つ、鈴木知事の同宣言のときと違うのは、いまは新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が成立したことだ。諸外国のような「ロックダウン(都市封鎖)」はできないまでも、首相が「緊急事態宣言」を発令すれば、都道府県知事が決断し実行できる多くの権限に法的根拠が与えられたことだ。 いま、羽田空港には世界各国から帰国する日本人が増え、帰国者から感染者が確認される例も増えている。いまさら知事自ら空港検疫の視察などせずとも、延期になった五輪の選手村の一部や旅行者の減少でガラ空きの空港近くの宿泊施設を、帰国者の待機場所に活用するなどの具体的アイデアが急がれる。
小池氏らしい政治的蛮勇をいまこそ振っていただきたいのである。(以上、有本香氏)
★ 私は小池百合子氏の支持者ではないが、有本香氏が以前執拗に小池氏を批判し「次は文庫も出ました」と得意げに?いうのは正直嫌な気分だった。有本香氏はここぞという時を逃さない。
それが今回は「小池百合子批判最前線」だった有本氏が「小池百合子激励」に出たのだ。それに有本氏は人を鼓舞する文章が上手い。「小池氏らしい政治的蛮勇を振っていただきたいのである」と激励・鼓舞する。
一方小池百合子都知事もなかなかの女傑である。有本香氏などに対し「今更何を?」と思っているかもしれないし、そこはクセモノであり才女でもある。流れに乗るものは喜んで受け取るであろう。都民・国民によければそれでいいのだ。ご苦労様!!
次は驚愕の昭恵さんの記事
“花見疑惑”の安倍昭恵夫人 森友"財務省職員自殺”が報じられた夜、銀座でしていたこと
gooブログの字数制限に引っかかる恐れもあるので、記事はリンクを貼りました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200327-00036887-bunshun-pol
それを夫君の安倍総理は国会質疑で次のように答えたのです。
安倍首相、昭恵夫人の花見は「レストランの敷地内」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-23270177-nksports-soci
・・・ところでこの記事・・・
近畿財務局・赤木俊夫上席国有財産管理官の遺した「手記」の衝撃
https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20200319-00168505/
ブログ主より・・・ずっと以前にもあったが善悪そのものより「イデオロギー」の立場によって罪が左右される、ネットも荒れる、二派に分かれ反論は許されない「事件」があった。
「伊藤詩織」さんが山口敬之氏によってレイプされ、それを訴えようとしてすさまじいバッシングを受けたこと。
このことについては「法」が判定することであるが、ネットをはじめ、異常なまでの「イデオロギー」判定?のように感じられるものがあった。伊藤詩織さんのことを「枕営業」とか・・・それはこの事件にどうしても言うべきことか?
私はこれは変だと思ってフェイスブックで質問をしただけで、ものすごい「反論」が、しかも女性からきた。質問すら許さないもので、話が出来ない状態だった。これって狂っている・・・と思った。山口敬之氏は安倍総理絶賛の本を出していた人で、今もマスコミで活躍している。一方の伊藤詩織さんは日本を後にし英国に行ったとか。
私は最近のこのような動きをこの赤木夫人にもされるのではないか、と思った。
真実よりイデオロギー、またはそれに翻弄されてまともな発言もできなくなる。
ここで日本の上層部をはじめ「常識ある方々」は、「あなたさえ我慢すれば丸くおさまる、総理さまに向かって何を言うか!」と・・・これはちょっとした日本独特の社会現象であり、二者選択、臭いものに蓋の論理である。
ずっと耐えてきた赤木夫人のことを簡単に判定するなんて・・・私には言えない。
しかも痛々しい手記もある。決して冷たくあしらってはならない。また政治的なことに引き入れては話ができなくなる。
これも「法」にゆだねるしかない。日本は仮にも法治国家である。
こんな記事もある。
2017年早春の国会。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)(当時)は野党の質問攻めに忙殺されていた。委員会室で十数メートル先に座る首相の安倍晋三の秘書官の一人が佐川に歩み寄り、1枚のメモを手渡した。
「もっと強気で行け。PMより」
「PM」は「プライムミニスター(首相)」、即ち安倍を指す官僚たちの略語だ。安倍の妻、昭恵の土地売却への関与を疑い、猛攻に出る野党。安倍は2月17日の衆院予算委員会で「私や妻が関係していたとなれば、間違いなく首相も国会議員もやめる」と感情も露わに退路を断っていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-10001148-bunshuns-pol
「上級国民」「下級国民」という言葉が流行っているが、私は何のことか理解した。
それから「今は大変な時期」というが、ずっと中国人を入国させ、習近平来賓を決め、国民が立ち上がって(今まで安倍支持者だった人ですら)チャイナコロナ問題でも外国のようにならず、日本は「国民の真面目さと清潔な生活習慣、我慢強さ」で護ってきたのであって、決して安倍内閣がなにかしたから、ではない。これからもっと大変だが大切な日本を護るために一致して頑張る意思を強めてきた。安倍を擁護する時だけ「こんな大変な時なのに」というのは論外だ。
ちょっと昔、時代劇で「必殺仕事人」という番組が人気だった。これは娯楽番組だが、日本人がかかえる理不尽さをはらしたいという気持ちをよくついたものだったと思うし、昔は「仇討ち」も容認されていた。正しい裁きがなされないこともあったからであろう。赤木夫人が「電子署名」をするというのも自由にするべきだ。言葉だけでのきれいごとで済まされない問題だ。
ちょっと本音をいうと「あまり泥仕合にならないように」と私も思うが、それを赤木夫人個人に向けたくない。別のところに向けるべきだ。(ブログ主)
必殺仕事人 志村けんおもしろコント
志村けんさま、早く治ってくださいますように。
仕事人から一言~中村主水のテーマ~
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