ここ数日間、わけのわからないホシュについて「これでいいのか」とあきれていたことがある。思い切って書く。
昨晩、読売テレビのニュースを見ていた。
するとイタリアの特集をしていて、現地の病院の様子が報道されていた。
医師や看護師らは日夜限界を超えて人命を助けようと努力をされている。
ところが「人工呼吸器」が足りない。仕方なく老人の付けている人工呼吸器をはずし、より若い人に付け替える。
「人命」を護ろうと、医師自らの命を危険にさらしながら長時間勤務をし、そして治療をあざ笑うかのようなこの世の地獄、
老人から人工呼吸器をはずすのも、より若い患者にそれを付けるのも、想像を絶する苦痛を想った。
本来、人の命を助けるはずの医者が患者の命を「老人」であるがゆえに諦めることを強いられ、まだ先のある若い人に付け替える。誰の意志でもないことをしなければならない苦しみ。
こんな地獄のような作業があるか?
しかし若い人は助けなければならない。若い人を助けるのに、老人を死なせなければならない・・・
それを実際に頭でわかっても心は痛みに痛む。担当者はもちろんのこと、家族も、ニュースで知った人も。
子供や若者の集団行動をセーブしている今の状態を批判し、経済の悪化で別の犠牲者を出すことの懸念を言う人もいる。
「若者たちを自由にさせよ」と得意げに言う人は、なぜそうしなければならないかが頭のどこにもない。
若い人の何気ない動きで高齢者に命の危険を招くなら、今しばらく我慢する必要がある。
経済は世界的な悪化であり、すぐには取り返すことができないだろうが、まず「命」優先である。
「命優先」という命は経済的な行き詰まりでノイローゼになったり命を絶つ人が出る怖さも誰にだって思い浮かぶ。
こう書きながら今の一般人の私はただ悲しむしかない。
外国のような「人工呼吸器をはずす」ほどの医療崩壊が日本に起こっていないのは、日本国民が「自分を護ること=他人を護ること」と思って、手洗い・うがい・マスク(手作りまでして)・咳エチケット、など護っているからである。
私が一番嫌なのは「20世紀初めの感染はどれだけの犠牲者数だった、それに比べて今のは・・・」と軽々しく述べている「非情さ」である。昔は上下水道も完備していなかったし、栄養も今ほどではない、医療も今ほど高くなかった、これを一切思いつかない鈍感さだ。それに日本の感染がまだマシなのは上記に挙げた日本国民のまじめな努力があってのことである。
外国では「先進国」でも一日に一回しか手洗いをしない人が多く、室内は靴のまま入る文化、入浴も日本ほどではない。
日本国民のけなげな努力は「決して自分だけではない、気を付けないと他人に迷惑がかかる」という思いからである。
ましてや「死者数は大したことはない」なんて平然と言う人がいる。それを「賢い」と言えるか?
大変残念である。(ブログ主・・・これはSNSのそうした投稿を見て唖然として私の思いを書いた)
国民の命を政治家が国の盾となって護れているのか? 私は稲村公望氏のご意見に同感である。
安倍晋三政権は中国人の入国には諸外国と比較すると極めてルーズであった。
当の中国からさえ行動制限措置を開始されていたが、今月9日、ようやく中国全土からの入国制限強化を開始した。
安倍政権は中国への忖度(そんたく)により、失策を犯した。
そして全国の小中高校の学校閉鎖という極端な策で混乱も引き起こした。
新聞などのメディアも、この問題に関して毎日大騒ぎする割には、政権と同じく、最も重要な点に鈍感だったと言わざるを得ない。
(稲村公望氏)
保守系の安積明子記者、公平なマスコミ論です!!
総理大臣会見で初めて質問したフリーランスが見たこと・感じたこと
総理会見にも「報道の自由」の落とし穴
江川氏が質問できなかったことについて、批判の声を上げていたのはフリーランスだけではない。
最も大きな声を上げていたのは内閣記者会に所属するメディアに勤める記者たちだ。「報道の自由」を主張しているが、実際にはそうではない。彼らが所属するメディアは政治部や番記者が確実に質問できる権利を確保している。自分たちの既得権益の拡大が狙いである。
おそらくは彼らは組織的に動くだろうと思っていた。しかしそれでは、本当に重要な質問は不可能になってしまう。最も重要なことは、国民生活を守ること。そして政府がどのように対策を打つのかという点だ。すでにWHOは1月にPHEIC(国際的な公衆衛生上の緊急事態)を宣言し、3月には「パンデミック相当」との声明を出した。世界がパニックに陥りかねない今、政府は国民の命や健康はもちろん、生活を守らなければならない責務がある。
「3重苦」に喘ぐ日本に必要なことは
「現在はあくまで感染拡大の防止が最優先でありますが、その後には日本経済を再び確かな成長軌道へと戻し、皆さんの活気ある笑顔を取り戻すため、一気呵成にこれまでにない発想で思い切った措置を講じてまいります」
安倍首相は会見の冒頭でこう述べた。確かに感染拡大阻止は最優先すべき問題だ。が、昨年の消費税増税で痛手を受けた日本経済は、コロナによる経済活動の自粛に加え、大きな株安という「3重苦」に喘いでいる。このままではコロナウイルス感染症以上の「被害者」を出すことにもなりかねない。
だが政府は懸念を払しょくできるような経済政策を発表していない。国民民主党の玉木雄一郎代表が3月4日の党首会談で思い切った経済対策を安倍首相に伝え、安倍首相はそれを聞き入れた様子だったというが、それが首相の口から表明されなければ意味がないのだ。
実際に14日未明(日本時間)にアメリカのトランプ大統領は、感染症対策として最大5兆円余りの財政出動を可能とする国家緊急事態を宣言した。その結果、ニューヨーク・ダウは反発し、1985ドル高で取引を終えている。市場が大統領の真剣さを好感したのだ。なお3月10日にトランプ大統領が議会と検討している経済対策については、具体性がないという点で市場が評価せず、ダウは一時1600ドルも下げていた。
要するに危機状況では、政治家が具体策を示すことこそ、安心材料になるということだ。ましてや「3重苦」に喘ぐ日本には、かなり思い切った規模の景気浮揚策が必要になる。
これについて国民民主党の玉木氏は唯一具体的な数字を示し、10兆円の家計減税を含む15兆円の景気浮揚策を打ち出していた。そして昨年10月から12月までのGDPがマイナス6.3%からマイナス7.1%に下方修正されると、家計減税や国民1人あたり10万円給付、売上減少に対する補償など30兆円規模と拡大している。
しかし野党党首がいくら正論を吐こうとも、実際の政策に反映されにくい。やはり首相の口から思い切った景気対策が語られてこそ、国民が安心を感じることができる。
そこで総理会見では景気対策の規模について聞いてみたいと思っていた。質問通告はしなかった。通告をしても、問題をうまくかわすような回答しか得られないからだ。そもそも官僚が考えた答弁が面白いはずがない。
よって、「白いお召し物の方」と指名された時、誰よりも驚いたのは筆者本人だ。事前通告しないフリーランスからはどんな質問が飛んでくるかわからない。それは官邸が嫌がることだと思ったからだ。しかも筆者自身が準備不足だった。ノートには問題点を箇条書きしていたものの、なるべく短く、しかも要点をずばりと質問するにはいささか心もとないものだったからだ。
メモを見ずに安倍首相は答えたこと
「あの、現在ですね、年度末を迎える中にあって、4300億円のですね、財政措置そして、1.6兆円の金融措置を講じたところであります。そしてさらに先ほど冒頭発言させていただいたようにですね、今の段階においては、感染拡大をですね、阻止をするために全力を尽くしていきたいと、こう思っておりますが、その後においては何とかですね、この経済を安定した成長軌道に戻して、そして国民の皆さまの中に活気が戻り、笑顔が戻るように思い切った大胆なメッセージ性の強い対策をしていかなければならないと考えております。
そのため、具体的にどういう対策を打っていくかということにおいてはですね、与党とともに練り上げていきたいと考えています。これは国内だけではなくて、世界経済全体が相当、この動揺しているわけでありますから、日本だけではなくて世界各国G7(先進7カ国)、G20とも協力をしながら、この経済の状況に対応していく必要があるんだろうというふうに、こう思ってます。その際はですね、いずれにしましても必要なマクロ経済財政政策を打っていきたいと思ってます」
こちらが質問通告していないわけだから、安倍首相は自分の言葉で答えるしかない。残念ながら景気対策についての具体的な数字が出てこなかったが、それでも「活気が戻り、笑顔が戻るように思い切った大胆なメッセージ性の強い対策をしていかなければならない」という発言や必要な対策は打つと繰り返している点で、なんとか大規模なものを伝えたいという気持ちが読み取れた。もうひとつ期待を持ったのは、こうした会見が今後回数を重ねていくのではないかということだ。
いまだからこそ、安倍首相は国民に直接語りかけるべきだ
2月29日の会見では、小中高の休校要請など事実上の非常事態宣言が発表された。3月14日の会見は改正特措法成立を踏まえ、新型コロナウイルス感染症についての国民の恐怖を緩和させる狙いがあったと思われる。まさに国難である時期に、安倍首相が直接国民に語りかけることは非常に重要だ。
いま政治に求められているのは、国民視点の政策だ。それをどのくらい実現させているのか、安倍首相の口から語ってもらいたい。必要なのは景気回復の結果を出すことであって、メディアもそれを牽引する責務がある。
今回の会見は前回と比しておよそ2倍の時間が費やされ、質問も多かった。しかしそれが一部の記者のパーフォーマンスの場と堕してしまうなら、多くの善良なる国民が蚊帳の外に置かれてしまう危険性がある。
そのような事態にならぬよう、しっかりと見届けていきたい。
長いので序章の内容は省略、全文は https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20200315-00167911/
★ 確実に経済が失速することをしている安倍政権・・・この動画、「忖度なし」厳しい意見ですが当然と思いました。
コロナを防ぎたい、休校とイベント中止を要請する本当の狙いとは?
まだ「延期」であり「中止」ではない。習近平国賓来日阻止!!
「私人」昭恵夫人が暴走?コロナで自粛要請中もスキー「旅行計画」報道 https://www.mag2.com/p/news/444454
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