ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

Max Lorenz; Preislied"; DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG; Richard Wagner/「皇室無罪」の忖度/討論

2021年11月19日 | 政治

Max Lorenz; Preislied"; DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG; Richard Wagner



いつもは、毎日のブログのおわりに「ブログのティールーム」でクラシックの音楽をいれているのですが、今日ははじめて最初に入れてしましました。私が「最高のヘルデンテノール(ヘルデンとは英雄的なの意)」である戦前の名歌手、マックス・ローレンツが歌う「ニュルンベルグのマイスタージンガー」から歌合戦の優勝の歌だ。
貴族出身の青年ヴァルター・フォン・シュトルツインクは、ニュルンベルグを気に入り、自分が住んでいた城を売って、ニュルンベルグに住もうと考えているがこの青年は「シュトルツインク」という名の通り「誇り高い」性格で、すぐにしょうもない役人ともケンカを売られたらかってしまう。どこへ行っても彼の誇り高さはつまらない争いを招くが、靴屋の親方ハンス・ザックスだけには心酔している。そして憧れる美しい女性のエヴァを歌合戦で優勝して妻に迎えて、ハッピーエンドである。これはただの甘い愛の歌ではない。

腕に覚えありの騎士が職人の娘のエヴァを見初め、また優しいエヴァはそれとなく、ことあるごとに闘争も辞さないこの青年を優しく包み込むのだ。

ところで三島由紀夫はヴァーグナーが好きだった。森鴎外もドイツ留学中はヴァーグナーのオペラに通い、「トリスタンとイゾルデ」のような長大な作品の一節を、ドイツ人の恋人と散歩しながら口ずさむ。鴎外は医学の習得にドイツにきていたのだが、医学は勿論のこと、オペラや哲学にも夢中になったようだ。


「不敬」という言葉について・・・では今日は以前から気になっていた言葉、「不敬」という言葉について、私は保守的な考えを持ちながらも、これに疑問を持っていた。

自分自身が自分にそういうのなら構わない。しかし中にはその「不敬思想?」を他人に押し付けようと「すました顔で」圧をかける、言葉の節々にこれがモンスターのように平気で出てくる。

(「タイ」には不敬罪があって、皇室皇族批判は罪になるというが、もう抑えるのが困難になってきたようだ。)

今回、KK夫妻の件であきらかに出てきた。皇族は「血のリレー」であることは存じているが、国際社会になって、その中身についても大切でありたい。中にはお粗末では国民は背を向けたくなる言動を繰り返す人もいる。

今回はそんなことが一気に噴き出たのである。
М子氏・K内親王が国民が心配していることも「誹謗中傷」といい、形容詞は「悲しい」の連発に、事態の理解度の狭さと敵意の感情をあらわした・・・根は深い問題だ。

また最近気になるのはフェイスブックやyoutubeなどを削除されたりしたことも重なっている。「言論統制」だ。

テレビのおバカ芸人は「KK母の元婚約者に借りたお金を叩き返せ、と心のバランスに欠けた暴言、ある女性ジャーナリストは元婚約者が「顔も名前も出さない」卑怯だというのである。このジャーナリストはどこを向いてものを言っているのか? 老齢の元婚約者はKK母子やМ子氏のように「国の負担で警備」がつくのであろうか。KK母には「反社」とも関係しているという、これを知ってバッシングしているのだ。極めて悪質である。これは左派の女性ジャーナリストだが、「ホシュ」と称する人々の中で「皇室無罪」?の思想の持主も同じことを言っている。
圧をかけるのが目的か?それとも変な宗教にかぶれているのか?

「常識に堂々と欠ける」という「堂々と」を変な文だが付けたい。変な「使命感」すら感じられるのだ。(ブログ主)

 竹田恒泰さん、これはよいお話です。

KKさん、高額支援を申し出る人に注意してくださいよ!|竹田恒泰チャンネル2






討論、よい内容でした。


【討論】三島由紀夫と全共闘、そして連合赤軍50年[桜R3/11/12]



パネリスト:
 寺脇研(映画評論家・京都芸術大学客員教授・元文部官僚)
 富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)
 西田亮介(社会学者・東京工業大学准教授)
 浜崎洋介(文芸批評家)
 山中剛史(「三島由紀夫研究」編集委員・大学講師)
 渡辺望(著述業)※スカイプ出演
 司会:水島

【目 次】 00:00:00 準備画面
00:01:37 番組開始(テ-マ概要、パネリスト紹介)
00:08:26 【寺脇 研】当時の様子・受け取り方の違い
00:13:58 【富岡幸一郎】暴力、時間と空間、言霊と天皇、日本の没落?
00:22:39 【山中剛史】横と縦の活動
00:28:45 【浜崎洋介】マウンティング競争、嘘で塗り固められた戦後、「リバーズ・エッジ」の話題
00:36:46 【西田亮介】三島と全共闘の合わせ鏡

00:41:10 【討  論】戦後の偽善をはぐ
      -全共闘と全学連
      -故郷(愛郷心)喪失

00:55:34 【渡辺 望】若人よ蘇れの話題

00:58:30 【討  論】あさま山荘事件の話題
      -偽善欺瞞の存在

01:07:55 【討  論】死生観、暴力性
01:11:26  -自己反省力
      -時間と空間、超越的価値
01:20:40  -団塊の世代のあり方
      -肉体の論理
01:24:46  -全共闘と全学連の端境期

01:30:54 【討  論】三島の影響
      -戦後民主主義への影響
      -全共闘の革命というロマン
01:40:34  -全共闘世代の現状
      -パンドラの箱(憲法改正)映画「空白」の話題

02:04:42 【討  論】土台論
02:08:15 【討  論】三島の身体性
      -観念と身体の話題
      -スマホを持ったサル

02:18:20 【討  論】何を失って、何を獲得しているのか?
      -時間的持続の感覚・・・リアリティのない時代
      -三島自決の想い

02:24:34 【討  論】これからの未来
      -見る目を養う必要性
      -世代間ギャップ
02:32:51  -三島・福田対談の話題(革命か教育か?)
      -身体性の回復
02:38:50  -人との交わりの断絶の脅威
02:46:59  -デジタル化の本質
      -経済か?教育か?
      -共同体世界観の喪失
02:55:11

-デジタル化のメリット・デメリット
      -不可逆的問題
      -直感と身体
      -自粛明けの日常検証の必要性
03:04:47 【各パネリストコメント】三島由紀夫とは?
      -有限性、責務、死に様・生き様など
03:14:36 エンディング(歌心)
03:17:54 クレジットタイトル


 

コメント (2)
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