ロシア “日本に対する勝利の日”制定へ…専門家「愛国心をより駆り立てたい思いも」【知っておきたい!】(2023年6月22日)
ブログ主・・・今まで何度も日本に対する態度硬化を示してきていたが、ついに日本に対する「勝利」を制定する日を決めた。
しかしロシアは現実にウクライナに対して一方的な侵略をしており、たとえ態度を明らかにしない国々であっても、ロシアの現在は支持されない。思えば安倍元首相が「北方領土」という言葉を封印しても、山口の温泉にプーチンを招いても、数多くの対談をして「ウラディーミル」と親しく呼びかけても、何とも思っていない、むしろ日本が哀れであった。
対露は対ソの時と何も変わらず、自らの国をまとめることができず、多くの周辺国を敵に回し、四面楚歌でもある。
同時に中国も「琉球」という呼び名で沖縄のことを出した。台湾への日本に対する牽制というが、中国の国民は香港のことでも中国共産党政府の非道を批判している。中国もどこまで今の体制を続けていけるのか・・・日本は今は内政をかため、党の間違いについてはその頑なな支持者も、わけのわからない擁護をせずに、きっちりと話をするべきだ。(特に「売国・統一教会との癒着」岸3代への擁護には驚いた。
私は今も激怒している)
ロシア外務次官が北京を訪問 「反乱」について説明か
中国外務省によりますと、秦剛外相は25日、北京を訪問したロシアのルデンコ外務次官と会談しました。
中国外務省は「中国とロシアの共通の関心事である国際・地域問題について意見交換した」としており、具体的な会談の内容については明らかにしていませんが、プリゴジン氏のロシア軍への反乱についてロシア側が中国側に説明を行ったものとみられます。
ロシアによるウクライナ侵攻後、習近平国家主席がロシアを訪問しプーチン大統領と会談するなど、両国は友好関係を保つ一方、中国政府はウクライナやヨーロッパ諸国に仲介のための特使を派遣するなど、和平に積極的な姿勢を見せてきました。ロシア外務次官が北京を訪問 「反乱」について説明か (msn.com)
今回の反乱がプーチン政権やウクライナ侵攻にどのような影響を及ぼすのか、中国側も高い関心を持って注視しているものとみられます。
★ これはイギリスのBBCの放送です。
「死ぬ覚悟」の「正義の行進」から一転「流血回避」で撤収 ワグネル、1日の動き BBC
宮崎正弘氏は「プリコジン拘束か」と前日にメルマガにお書きになっていたが、情報が交差しているのだろう。だんだんわかってきたようだ。
ワグネル軍団、モスクワへの進軍を中断
なぜか、ルカシェンコが仲介、密約の中味は?
****************************************
明らかに軍事的叛乱だった。
ワグネル軍団のボス、プレコジンは「ロシア軍は弾丸を供給してくれない。これでは戦えない。軍首脳陣は腐っている。ロシア軍はわれわれをミサイル攻撃した」などと息巻いた。
6月24日、プーチンはテレビ演説し、「1917年革命前夜だ」と喩え、叛乱を処罰する。これは国家への裏切りである」と言明した。
メドベージェフは「核兵器がワグネルの手に渡ると世界の終わりだ」と発言した。
一方。ウクライナならびに西側の論調は、叛乱による混沌とプーチン退場に期待し「プーチンの終わりの始まり」と報道した。
ワグネルの残存兵力は2万強だが、負傷兵を含む。このうち5000がモスクワの手前200キロまで迫った。出動したチェチェン軍と道路を挟んだ対峙した。
ロシア側はモスクワ市内の要所に警戒態勢を敷き、進軍予定の道路にトランクを横倒しにして防御壁、また道路を破壊し戦車、装甲車が通過できない措置を講じた。モスクワ市長は外出を控えるよう警告した。
一般的に反乱軍ははっきりと目標を謳い、計画的な部隊の配置をする。嘘放送を流す必要から広報を重視しテレビ局を制圧する。SNSだけでは偽情報の判定が難しい。
そのうえで呼応する部隊(つまりロシア正規軍の一部が裏切る。)、支援する機関や団体、待ちに支持者が繰り出すなど、叛乱を支持する運動が起こるはずだ。
ナバルヌイ支持派は沈黙し、モスクワは至って静かだった。
どこにもワグネルへの支援はなくモスクワは落ち着いていた。新聞はワグネル批判一色であり、日頃のプーチン批判デモも起こった気配がない。(以上)
★ メドジェーエフは「核」の脅しの推進派のように思ったが・・・ロシアが脅されることになると言うことがかわるのかな・・・
【まとめライブ】ワグネルのプリゴジン氏「モスクワに向かわせた部隊を戻す」 ルカシェンコ大統領が仲介か など|TBS NEWS DIG
これ、1日で削除されたようですが・・・下記に解説があります。
動画の解説・・・ロシアで反乱をおこした民間軍事会社ワグネルは24日、モスクワへの進軍を停止し、ロシア軍との衝突は回避されました。
南部のロシア軍の拠点などを占拠し、その後、モスクワにむけて進軍していたワグネルについては、プーチン大統領が鎮圧するとの意向を示し緊迫した状態が続いていました。
こうした中、ベラルーシのルカシェンコ大統領が間に入ってワグネルを率いるプリゴジン氏と協議し、衝突を避けるための仲介案に合意したということです。
ロシア政府はプリゴジン氏への捜査を中止し、プリゴジン氏はベラルーシに出国するということです。また、ワグネルの戦闘員らも罪には問われず、占拠していたロストフナドヌーから撤収をはじめたということです。
プリゴジン氏は24日の声明で、今回の行動について説明しました。
プリゴジン氏「彼ら(ロシア軍)はワグネルを解体しようとした。そのため我々は“正義の行軍”をはじめ、モスクワから200キロの地点まで到達したが血は一滴も流れていない」
プリゴジン氏は、ウクライナでの戦闘をめぐり度々、ロシア軍と対立していて、ワグネルが捨て駒のような扱いをうけていると不満をあらわにしていました。
今回の事態について、ゼレンスキー大統領は次のように述べています。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ロシアの統治者たちが何もコントロールできていないことが世界中に示された。完全なる混乱だ。クレムリンの男は恐怖に陥り、どこかに身を隠している」
今回の反乱は、プーチン政権にとっては近年では最大の試練で、ウクライナでの戦況に大きな影響をあたえるとの見方もでています。
こうした冷たい反応にワグネル軍団が如何に判断したかは不明だが、プレコジンはルカシェンコからの長時間の電話説得に応じ、ともかく進軍を止め、ワグネル陣地へ引き返せと命じた。
なぜここでベラルーシの大統領が仲介したのか。かれはプーチンの意を受けて何らかの取引条件を提示したはずである。クーデタ未遂は茶番に終わるか、いかなる密約があったかはこれから明らかになるだろう。(ニュース記事より)
ブログ主・・・アメリカも知っていた、プーチンも前日に把握していたというニュースがあるが、その内容はわからない。
ここまでロシア国内でプリコジンがロシア軍部を脅したことは、プーチンの国内外の力の弱さを明らかにしただろう。
ショイグらは更迭されるという説が多い。
引き続きニュースで動きを報じられるのを待ちたい。
もうひとつ、日本にとってロシアの態度の硬化が公に明示された。9月3日が気になる。
ブログのティールーム
ヴァーグナー「ジークフリート」から、マックス・ローレンツは不世出のヘルデン・テノールでしょう。
'Siegfried', Siegfried's Forging Song, by Wagner - Max Lorenz