ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

大阪万博を中止し、「食の万博・大阪食い倒れ」を/大阪万博のマーク「ミャクミャク」が怖い

2023年10月10日 | 政治

人気コンサルが提言。大阪万博は中止、やるなら「食の万博・大阪食い倒れ」一択で
永江一石氏のメールマガジンより

大阪万博は今からでも中止した方が良いと思います。何の得もありませんし、代わりに例えば「食の万博・大阪食い倒れ」なんて企画にしたらまだ人が集まるのではないでしょうか。またはメインのパビリオンだけ作ってあとは巨大屋台村にする。

SNSでも何度も言っていますが、インターネットや世界経済が発展して、情報や技術・物品がここまで流通した現在において万博にわざわざ行きたい人なんていますか? 来訪者は近くに住んでいる高齢者くらいでしょう。各国が建築物を作るお金を出したくないということは、それだけマーケティング価値がないと判断しているということです。今は東京モーターショーでさえ多くのメーカーは出展していません。傷が深くなる前に中止を決定するべきです。

中止したら世界に対して恥だなんて言う人がいますが、日本で万博があるなんて世界の誰も注目していないし知りもしません。実際、前回の万博がドバイで開催されたことを知っている人なんて日本でせいぜい3割です。

ただ中止するだけだと国内への説明も難しいので、代わりに「食の万博・大阪食い倒れ」のような企画にするのが良いと思います。大阪はアジア人が行きたい日本の都市1位で美味しいものがたくさんありますし、「日本が衛生管理する3,000店の屋台で、日本全国と全世界の美味しいものを食べ歩きができる、食の万博・大阪食い倒れ」という企画展なら、日本人も行きたいし、海外からでも観光に来たい人もいるのではないでしょうか。

旧来的な万博は被害が拡大しないうちに一刻も早く趣旨変更して、大阪食い倒れ万博にでも変更することを提案します。

【永江 一石氏のプロフィール】
商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。
たこ焼きの記録 | カネチョク
永江さんの主張をまとめると・・・

・世界一清潔な屋台街
・とにかく食ってくって食いまくる
・世界の食を経験したらその国に行きたくなる
・建設コスト、バカ安
・なんならイベント終わってもそのまま営業
・世界に食の街「大阪」をアピール

てなわけで、世界中からYouTuberやテレビ局が集まり、PR効果は抜群。なんなら映画の撮影もOKにしてハリウッド映画やインド映画もここを舞台にしてもらう。

それにしても全く慣れることがない大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」
これって「かわいい」か?・・・
大阪万博の公式キャラクターの愛称「ミャクミャク」に決定/芸能/デイリースポーツ online
何度見ても怖いのですが・・・向かって右側に拍手をする人たちがいる。お察しします。
こんな声があるようです。
・そもそもキャラクターのコンセプト「命の輝き」っていうのが不気味
・ドロドロした感じが人食いアメーバみたいで気持ち悪い
・とにかく目が多すぎて怖い

大阪•関西万博オフィシャルテーマソング コブクロ「この地球の続きを」 MUSIC VIDEO ~ミャクミャク ダンスver~

このテーマソング、はじめて聴いた。こんなコメントがあった。
>後光差すなかミャクミャク様が演舞しておられる…なんと神々しい…

大阪 食い倒れ 写真 に対する画像結果なにわのノリを体感しよう!大阪で女性がひとり旅でいきたいスポット6選 | aini magazine
大阪がこのままの万博では失敗する気がする。大阪人がかわいそうやわ。
せめて「食い倒れ」万博だったら失地回復できるかも。
ブログのティールームは休みます。
 この絵はYohkan画伯の作成です。

コメント (4)
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中東で突如再燃した混乱、イスラエルとハマス、そしてイスラエルとドイツの二重国籍者の動き、背景にある世界各国の“事情”とは

2023年10月10日 | 政治

【タカオカ解説】誰が歯止めをかけるのか…中東で突如再燃した混乱、イスラエルとハマスの「戦争状態」はウクライナ侵攻よりも複雑で深刻?背景にある世界各国の“事情”とは



パレスチナ自治区のガザ地区を実行支配するイスラム原理主義組織「ハマス」が7日、イスラエルへの大規模な攻撃を開始しました。イスラエル政府もハマスを無力化するとして攻撃を開始し、正式に「戦争状態」に入ったことを宣言するなど、双方合わせて死者はすでに1000人以上。衝突は拡大の様相を呈しています。ウクライナ侵攻もまだ続く最中に起こった今回の戦闘。その背景にはウクライナ侵攻よりも複雑で厄介な話がはらんでいます。(動画の解説)


ところでYahoo!ニュースで次のような冷静なコメントがありました。私も同感です。
日本には中東の争いを仲介する実力はない。現在、仲介はカタール、エジプトが人質の交換でハマスとイスラエルを仲介しているらしい。イスラエルと国交のあるUAEや国交間近と伝わるサウジなどアラブ世界に仲介を取ってもらうように側面から外交努力をすればよい。アメリカはイスラエルの支援で地中海に空母を中心に打撃群を展開中である。日本はハマスの奇襲攻撃非難にとどめ、あまり深入りしない方がいい。まずはアラブの盟主サウジの動きとハマスの支援者イランの動きを注視していこう。

一方の肩をもつとか、どっちもどっち論をする前に、日本がやるべきことは冷静な情報分析だと思う。
アイアンドームでも防ぎきれないほどの飽和攻撃、多方面からの同時侵入、モサドの裏をかく秘密作戦など、これまでもハマスの攻撃とは明らかに違う。裏で糸を引いてるであろう国とその意図、そして日本への影響ををしっかり探るべき。


前回のブログ記事で「イスラエルとドイツの二重国籍者」の構成員が襲撃したとありますが、ドイツの内情は次のようです。
ドイツで 極右政党AfD(ドイツのための選択肢 Alternative für Deutschland)の支持率が上昇し ていることは注目のテーマですが、そのAfDの政治家たちに中国の影響力工作が及んでいる。
ドイツ南部バイエルン州と西部ヘッセン州で8日、注目を集める州議会選があり、保守派政党のキリスト教社会同盟(CSU)とキリスト教民主同盟(CDU)がそれぞれの州で最多得票した。中道左派のオラフ・ショルツ首相が率いる中央の連立政権に参加する3政党はいずれも低迷した。この影響は、ドイツ政治全体に大きな影響を与えることになるとみられる。ドイツ地方選、ショルツ連立政権に打撃 移民排斥の極右政党に勢い - BBCニュース

ドイツにおける重国籍について。
ドイツにおける重国籍容認への抵抗
 国内に定住する外国人の数が増え,しかも彼らの子供や孫の世代が育つようになると,その国は
国籍の制度を改定して外国人が国籍を得ることを容易にし,彼らが「国民」になる道を広げていく
ことことが求められるようになる。ドイツでも1990年代に入り,そのような事情から国籍制度が
少しづつ修正されていった。1955年に「ガストアルバイター」を受け入れるようになって以後,
ドイツ国内に住む外国人の数はほぼ継続的に増加していた2。ドイツ生まれの第二世代の数も増え,
1980年代末には外国人の全人口に占める割合は約8%にまでなっていた。それに対しドイツ政府
は,「ドイツは移民国でない」という立場を維持しながらも,国籍制度の改定は必要であるという
認識を示すようになっていく。まず1990年に第二世代の外国人に対する帰化の条件の緩和がなさ
れ,1993年には権利帰化の制度が導入された。そして1999年には国籍法の歴史的な改定が行われた。
第二帝政時代の1913年に制定された純然血統主義を取る国籍法が,出生地主義の要素を取り入れ
た新しい国籍法へと変えられたのである。
 しかしながら,このように国籍法を「リベラル化」し,ドイツ国民の「境界」を広げようとする
動きに並行して,それに抵抗し,そのペースを遅らせ,制限を設けようとする「反動」も生じるよ
うになる。ドイツの国籍制度は1990年代以後,この二つの力のせめぎ合いでにおける妥協点とし
て成立してきたといえるだろう。そのなかでも,特に抵抗が強いのが重国籍の容認に対してである。
国籍が「リベラル」化され,外国人やその子供に国籍が開かれていくようによれば,自然と複数の
国籍を保有する重国籍者の数も増えていく。実際にドイツでは多くの重国籍者が生活している。
shakai_66_4_p29.pdf (hosei.ac.jp)


ブログのティールーム

固まっていないドイツプリン

本日はベートーヴェンのソナタをスビャトスラフ・リヒテルの演奏で一部をお聴きください。
Piano Sonata No. 30 in E Major, Op. 109 - 2. Prestissimo ( Leipzig 1963)

わが敬愛する畏友、奥山篤信氏がソ連から帰国の為、乗船していた同じ船で1970年に来日の為、乗船している世界最高のピアニスト、リヒテルの船室をノックし、サインをもらったという貴重なレコードジャケット。このような例はきわめて稀な出来事であり、リヒテルも仰天しただろうが、そこは以心伝心が働いたのか・・・レコードは当時ソ連で入手されたのかロシア語である。(レコードは二種類ある)
リヒテルは飛行機が嫌いなので汽車と船で初来日、またアンコールは一切しない、淡々とした表情で無敵の演奏を繰り広げた。リヒテルは最初に大阪にて日本初リサイタルを開き、日本公演は5回キャンセルした。
徹底的に自分の演奏に納得しないとキャンセルしてしまう。彼は常に怯えていたのはソ連に父親を銃殺されたこともある。パリでは幼稚園のアップライトピアノを借り切って一晩中ひとつのフレーズを練習していたという。心を開いた人(例えば指揮者のリッカルド・ムーティやチェリストのロストロポーヴィチ、作家のソルジェニーツィンなど限られた人)以外はかなり用心する。
カラヤンとはどちらが演奏の主導権を握るか激突した。その演奏もすごいものだった。


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