李克強前首相の死去、台湾大手メディアが一斉に速報 惜しむ声相次ぐ
中国の李克強前首相の訃報を受け、台湾では大手メディアが一斉に速報を流すなど高い関心が集まった。首相退任後わずか7カ月後の急逝に驚きの声が上がる一方、「(習近平国家主席の)強大な政治の下では、(自らの目指す)経済改革を成し遂げることはできなかった」と志半ばで世を去った李氏の死を惜しむ見方が目立った。
「難題を解決する達人の人生は、思いがけず幕を下ろした」
台湾紙「聯合報」(電子版)は医療、税制改革などに取り組んだ李氏の足跡を紹介し、中国のSNSで死を悼む投稿が次々に書き込まれている様子を伝えた。また多くのメディアは李氏が首相として最後となった2022年3月の全国人民代表大会(全人代=国会)の記者会見で「両岸(中台)同胞は一つの家族で、どんな時も手足のように切り離せない」と訴えた発言を報じた。
台湾政府で中国政策を主管する大陸委員会は27日、「ご遺族にお悔やみを申し上げる。引き続き大陸の情勢に注目していく」との談話を発表した。【台北・林哲平】
李克強前首相の死去、台湾大手メディアが一斉に速報 惜しむ声相次ぐ (msn.com)
この記事に寄せられたコメントより
>共産党は嫌いだが李克強氏は経済学のスペシャリストである他、災害があれば自ら長靴を履き人民を慰問する血の通った政治家だった。 その様な行動が人民から支持を受け習近平との不協和音を呼んだと言われている。 人民にとって彼が記憶に残る政治家になるのは間違いない。 謹んでご冥福をお祈りします。
そして突然の国防相解任のニュースです。
【速報】中国 李尚福国防相の解任を発表 外相に続き異例の事態|TBS NEWS DIG
【中国・李克強前首相死去】SNS上では「トップ1人がすべてを仕切る暗い時代がさらに進む」との声も
これを受けて石平氏のお話・・・李克強氏の急死によって中国はどう変わるのか?
石平の中国週刊ニュース解説・10月28日号
◇李克強氏急逝に思ったこと
◇習近平政権に異変、前代未聞の「国防相空席」・・・新しい国防相は任命されていない。国防相だけが副大臣がいない。国防相の代行すら存在していない。他国の国防大臣が来てもホスト役がいない。
なぜ習近平は新しい国防相を任命しなかったのか?
今の中国の軍には習近平を信用する人はいない。やむを得ないので国防相を空席にした。
◇「李強首相外し」の本格化と権力闘争の新展開
ブログのティールーム
本日は1957年にドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」がミラノスカラにて上演された時の貴重な録音をお聴きください。マリア・カラスとジュリエッタ・シミオナートの二重唱です。
悲劇の王妃アン・ブルンの物語です。
Maria Callas & Giulietta Simionato Causing Pandemonium at La Scala [1957]
私は昔、カラスとシミオナートがゾクゾクと繰り出す歌の饗宴を聴きたくて、海賊版を買った。
この公演は正規のスタジオ録音がなく、音質は「バリバリと雨降り」状態だったが、音楽は完全燃焼だった。
マリア・カラスとジュリエッタ・シミオナートはお互いに負けじと歌を張り合った。