1,北朝鮮からロシアに輸送のコンテナ 砲弾なら数十万発分=韓国国防部
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は13日(現地時間)の記者会見で、ここ数週間にわたり北朝鮮がロシアに対し、ウクライナ侵攻で使われる弾薬などコンテナ1000個分以上の軍備品を提供したと発表した。これを裏付ける衛星画像によると、先月ロシア船が北朝鮮北東部の羅津港からコンテナを積み出してロシア極東沿海地方のドゥナイに移動し、ここからコンテナは鉄道で、ウクライナ国境まで約290キロのロシア南西部チホレツクにある弾薬庫に運ばれた。
カービー氏はウクライナの都市への攻撃と民間人の殺害に使われる武器をロシアに提供した北朝鮮を糾弾すると述べ、ロ朝の武器取引を手助けする場合には制裁を加えると警告した。
この武器取引が事実なら、北朝鮮からのあらゆる武器・関連物資の輸出と、自国船舶を利用した北朝鮮からの武器・関連物資の調達を禁じた国連安全保障理事会決議の違反に当たる。
韓国外交部の当局者は14日、「朝ロ間の武器類取引に関する協力は国連安保理決議に明白に違反し、朝鮮半島の平和と安定を深刻に脅かす行為」と批判。米国を含む友好国との緊密な協調の下、ロ朝の軍事協力の動向を引き続き注視し、追加措置を検討すると述べた。
mgk1202@yna.co.kr
北朝鮮からロシアに輸送のコンテナ 砲弾なら数十万発分=韓国国防部 (msn.com)
追加リンク ロシアは否定している。
ロシア、北朝鮮からの武器調達否定 「関係構築続ける」 (msn.com)
2,北朝鮮がハマスと武器取引で連携 “対戦車兵器”北朝鮮から輸出か 韓国合同参謀本部が分析
イスラエルとイスラム組織「ハマス」の軍事衝突が続く中、韓国軍は北朝鮮とハマスが武器取引を行っているとの分析を明らかにした。
韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮とハマスが武器取引や戦術の伝授などで連携しているとの分析を明らかにした。
ハマスが使用している対戦車兵器が、北朝鮮から輸出されたものと考えられるほか、北朝鮮製の放射砲弾がイスラエル近隣の国境地域で見つかっているという。
北朝鮮がハマスと武器取引で連携 “対戦車兵器”北朝鮮から輸出か 韓国合同参謀本部が分析 (msn.com)3,イスラエルとイランの大きな戦争にしないことが重要
ジャーナリストの北野幸伯氏は・・・
>この問題は、日本にも大きな影響を与える可能性があります。
イスラエルとイランの戦争がはじまったとしましょう。アメリカは、二正面作戦です。習近平は、「今台湾に侵攻すれば、アメリカは台湾を助けることができないだろう」と考えるかもしれない。そうなると、台湾侵攻の可能性が高まる。これでアメリカは、「三正面作戦」です。
その時、金正恩は、「わが軍が韓国に侵攻しても、アメリカは動けないだろう」と考えるかもしれない。習近平が、「絶対米軍は動けない。こんな機会は今回だけだからやっちまえ!」というかもしれない。そうなると、「第3次世界大戦勃発」ですね。
日本は、どうするのでしょうか?
安倍元総理、麻生元総理は、台湾有事の際、日本はアメリカと共に台湾を守ると断言しています!!
というわけで、イスラエルとハマスの戦争が、イスラエルとイランの戦争に拡大しないこと。これが日本の国益になります。
私たちは、イスラエルとハマスの戦いが、大戦争に転化しないことを願いましょう。
北野幸伯氏はさらに次のように言っています。
>日本には、「アメリカは、軍産複合体を儲けさせるために、ウクライナ戦争を始め、台湾侵攻を煽っている」という、陰謀論が存在します。
アメリカの動き、中国の動き、ロシアの動き、ウクライナの動きなどをしっかりウォッチしている人は、このような陰謀論を語りません。
・・・こんな場面もあった・・・
中国はカナダの軍用機が沖縄県の尖閣周辺の「中国領空」(と言っている!!)に侵入と報道している。
以前から敵対していたカナダと中国は・・・パレスチナ・イスラエルのことであまり大きく報じられていないが両国の問題が広がりそうだ。
【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は17日の記者会見で、カナダの軍用機が沖縄県・尖閣諸島周辺の「中国領空」に侵入し、中国の主権を侵害したため、中国軍が必要な措置を取ったと主張した。
中国、カナダ軍機が主権侵害と反論 (msn.com)
偉大な作曲家 プロコフィエフ
作家・評論家の奥山篤信氏「リヒテル賛」(5)
~リヒテルとプロコフィエフ ライブ・イン・ジャパン
僕はクラシックファンだという連中に意地悪く<君はプロコフィエフはどうかな?>と聞くと大勢の初心者や似非は難しくてと敬遠する。
ブログのティールーム
本日はリヒテルがプロコフィエフのソナタ第7番「戦争ソナタ」を弾いた名演奏です。
Sviatoslav Richter - Prokofiev - Piano Sonata No. 7 in B flat major, Op. 83
★ ブログ主・・・このスターリン時代は恐怖政治で、芸術家は暗号のような要素を含めて作曲しました。
ショスタコーヴィチは自分の作曲のシンフォニーに、ビゼー「カルメン」から【ご用心】という歌詞のところの旋律をそっと取り入れたりもしました。ギリギリのところの表現だったのです。
プロコフィエフの最も有名な曲で親しまれている「ロミオとジュリエット」の舞踏の場ですが、風変わりな旋律は陰謀に囲まれた中での重厚な仕上げとなっていて印象的です。西側の作曲家からは考えられない「芸術上の闘い」を検閲を逃れて表現していたように思えます。
奥山篤信氏がこの時点でのプロコフィエフの作風をわかりやすく書いていらっしゃいます。
>教科書的にはこういうのだろう。:初期には急進的な作風を取る一方、長期の海外生活中の作品は次第に新古典主義的で晦渋なものとなったが、ソヴィエト連邦への帰国後は社会主義リアリズムの路線に沿った作風へ転換し、現代的感覚と豊かな叙情性を併せ持つ独自の境地へ到り、多くの傑作を生んだ。(奥山氏)
★ 「教科書的には」とパッと表と裏の表現があることを看破され、こう書かれた。
それがわからない音楽評論家って多いのです。どういう和音でどんな形式で・・・移調の経緯はこのように展開し・・・などという音楽の上っ面だけの解釈、ところが奥山氏はこうした閉ざされた恐怖の政治の中でどのように「独自の境地」を開いてきたか、次の言葉にもその経過がきりっと書かれているのだ。
>あのギコチナイ旋律こそプロコフィエフの魅力であり、彼自身が自分の作品を構成する要素として「古典的な要素」「近代的な要素」「トッカータ、もしくは "モーター" の要素」「叙情的な部分」「グロテスク」の5つを上げている意味がわかる。(奥山篤信氏)
ロミオとジュリエット
Prokofiev Romeo and Juliet -- Ball Scene (Macmillan)