ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

カップッチッリの名演 Simon Boccanegra (vaimusic.com)

2009年06月21日 | オペラ
Simon Boccanegra (vaimusic.com)


最高のオペラでした。名歌手カップッチッリが歌うヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」、海賊出身のシモンは今はジェノヴァの宰相となり、心血を注いで善政し、民衆に尊敬されています。行方不明の娘(リッチャレッリが歌っているけれど、これがステッラだったら・・・)と感動の再会、名場面中の名場面。

ミー先生も出演なさっており、ステージでのカップッチッリの名唱に感動なさったそうです。今でこそ「引っ越し公演」ですが、当時は主役歌手のみが来日。
日本の若手歌手は世界的名歌手を身近に感じながら、オペラの真髄を学ぶのに必死でした。

このオペラでカップッチッリは、厳しい政治の世界で苦悩しながら、親として娘の幸せを願うシモンを歌いあげ、素晴らしい声を聴かせました。

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2 コメント

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カップッチッリ素晴らしい! (ベッラ・カンタービレ)
2009-06-22 11:58:06
ミー先生がステージ上でカップッチッリをご覧になったこと、いろいろお話頂きうれしいです。イケメンのバスティアニーニとは違った雰囲気ですが、ソプラノがステッラだったら、とその素晴らしさを知っているだけに惜しいです。ヴェルディの声そのもののソプラノですもの。
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懐かしき! (ミー)
2009-06-22 10:10:54
あの時の若きリッチャレッリは大変好感持てました。しかしその後の歌唱には抵抗があります。歌をいじり過ぎてるというかいやらしささえ感じます。今はどうかわかりませんが…。
このシーンはカップチッリの歌と演技で泣かせました。この後の例の「figlia…」イタオペの歴史に残る名唱の一つです。
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