ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』他、『キャベツのポタージュ』

2013年02月19日 | 料理・グルメ
映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』予告編


病と闘う父親のために思考を重ねて作り続けたスープが「いのちのスープ」として知られ­、日本の食のあり方に提言を続けてきた料理家・辰巳芳子のドキュメンタリー。多様な自­然に恵まれた日本の農の営みが豊かな食文化を支え、その食が人の命を養うと唱えてきた­辰巳の半生を通し、食と生命のつながりを見つめる。

【料理レシピ】キャベツのポタージュ / antenna foods&recipes

キャベツたっぷりで胃腸にやさしい、まろやかな味わいのポタージュスープです。野菜た­っぷりだからとってもヘルシー、身体にうれしい一品です。

☆ 毎日寒い、私の子供時代からの親友のパンダ夫人いわく、「寒いから孤独感が増す」って今は亡き親への想いを語る。
  電話してきたら「100円CD」で覚えた変な英語でまくしたて、声はアニメ声に変わる(その変な英語をしゃべっている時だけ)・・・今日も電話してきた。
やはり、亡くなった優しい両親への想い、ふたりで語り、至らぬ自分を責め、慰めあう。
悲しくて楽しい会話が流れる。

どうか日本が良い方向に向きますように・・・大切な友人が幸せな生活ができますように。
まじめに働く人が報われる日本でありますように・・・と祈る。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2013.2.18 参議院予算委員会... | トップ | 再びヴェルディ「アッティラ... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お料理は命を護るもの (さらりんさまへ   ベッラ)
2013-02-20 00:44:10
さらりんさま、感動のお話、
私も涙がこぼれます。
食事の大切さ、料理をすることの
尊さ、心にしみる思いです。
「命のスープ」はそれこそ命を
支えるものなのですね。

生きるという重み、それを支える家族
辰巳さんはお父様の介護から
病院食は食べないけれど辰巳さんの
手作りのスープは召し上がったということで
私は素晴らしいと思っておりました。

またさらりんさまからそのようなお話を
伺うと、そのスープが生きる希望であり、
愛であり、支えあうものであったと思います。
料理をするほうも、何か与えられている、
そんな気持ちです。
支えながら支えられている、
私もこころして料理に向かおうと思います。

「食材を成仏させる」とは道場先生の
お言葉ですが、何か円型のような
相互関係を感じます。
私もその本を読みたいと思います。
ありがとうございます。
返信する
『長い道』 (さらりん)
2013-02-20 00:28:11
ベッラさま こんばんは。

予告編の2分過ぎの画面に出ておられる方は、
おそらく宮崎かづゑさんと思われます。
場所は瀬戸内海を望む長島の愛生園、
ハンセン病の療養所だと思います。

ベッラさまもお読みになられたかもしれませんが、
宮崎かづゑさんのお書きになった「長い道」を思い出しました。
ハンセン病のために10歳で故郷と離れ、
愛生園の中で生きてこられた宮崎さんの自伝です。

顔の癌が進行し食事を摂ることのできなくなった友人のために、
何かをしてあげたいと辰巳さんのスープのレシピを思い出しながら、
指を失った手で丹精込めて毎日毎日スープを作るのです。

その友人のために作ったスープをきっかけに
宮崎さんと辰巳さんの交流が始まりました。

宮崎さんが辰巳さんにお話されたという、
「罹患した幼かった宮崎さんを囲むように、
家族が毎晩毎晩お経をあげてくれた」という話は、
当時のハンセン病への無理解を思うにつけ、
まだ病を理解できない幼子を前に、
家族はどんな思いで祈っていたのだろうかと思い、
涙がこぼれて参ります。

飾らない瑞々しい文章は宮崎さんの仰る
『たしかに苦しみましたが、
いまはみんなよかったと考えています』
その重い言葉から生み出されてきていることを感じました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

料理・グルメ」カテゴリの最新記事