映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』予告編
病と闘う父親のために思考を重ねて作り続けたスープが「いのちのスープ」として知られ、日本の食のあり方に提言を続けてきた料理家・辰巳芳子のドキュメンタリー。多様な自然に恵まれた日本の農の営みが豊かな食文化を支え、その食が人の命を養うと唱えてきた辰巳の半生を通し、食と生命のつながりを見つめる。
【料理レシピ】キャベツのポタージュ / antenna foods&recipes
キャベツたっぷりで胃腸にやさしい、まろやかな味わいのポタージュスープです。野菜たっぷりだからとってもヘルシー、身体にうれしい一品です。
☆ 毎日寒い、私の子供時代からの親友のパンダ夫人いわく、「寒いから孤独感が増す」って今は亡き親への想いを語る。
電話してきたら「100円CD」で覚えた変な英語でまくしたて、声はアニメ声に変わる(その変な英語をしゃべっている時だけ)・・・今日も電話してきた。
やはり、亡くなった優しい両親への想い、ふたりで語り、至らぬ自分を責め、慰めあう。
悲しくて楽しい会話が流れる。
どうか日本が良い方向に向きますように・・・大切な友人が幸せな生活ができますように。
まじめに働く人が報われる日本でありますように・・・と祈る。
病と闘う父親のために思考を重ねて作り続けたスープが「いのちのスープ」として知られ、日本の食のあり方に提言を続けてきた料理家・辰巳芳子のドキュメンタリー。多様な自然に恵まれた日本の農の営みが豊かな食文化を支え、その食が人の命を養うと唱えてきた辰巳の半生を通し、食と生命のつながりを見つめる。
【料理レシピ】キャベツのポタージュ / antenna foods&recipes
キャベツたっぷりで胃腸にやさしい、まろやかな味わいのポタージュスープです。野菜たっぷりだからとってもヘルシー、身体にうれしい一品です。
☆ 毎日寒い、私の子供時代からの親友のパンダ夫人いわく、「寒いから孤独感が増す」って今は亡き親への想いを語る。
電話してきたら「100円CD」で覚えた変な英語でまくしたて、声はアニメ声に変わる(その変な英語をしゃべっている時だけ)・・・今日も電話してきた。
やはり、亡くなった優しい両親への想い、ふたりで語り、至らぬ自分を責め、慰めあう。
悲しくて楽しい会話が流れる。
どうか日本が良い方向に向きますように・・・大切な友人が幸せな生活ができますように。
まじめに働く人が報われる日本でありますように・・・と祈る。
予告編の2分過ぎの画面に出ておられる方は、
おそらく宮崎かづゑさんと思われます。
場所は瀬戸内海を望む長島の愛生園、
ハンセン病の療養所だと思います。
ベッラさまもお読みになられたかもしれませんが、
宮崎かづゑさんのお書きになった「長い道」を思い出しました。
ハンセン病のために10歳で故郷と離れ、
愛生園の中で生きてこられた宮崎さんの自伝です。
顔の癌が進行し食事を摂ることのできなくなった友人のために、
何かをしてあげたいと辰巳さんのスープのレシピを思い出しながら、
指を失った手で丹精込めて毎日毎日スープを作るのです。
その友人のために作ったスープをきっかけに
宮崎さんと辰巳さんの交流が始まりました。
宮崎さんが辰巳さんにお話されたという、
「罹患した幼かった宮崎さんを囲むように、
家族が毎晩毎晩お経をあげてくれた」という話は、
当時のハンセン病への無理解を思うにつけ、
まだ病を理解できない幼子を前に、
家族はどんな思いで祈っていたのだろうかと思い、
涙がこぼれて参ります。
飾らない瑞々しい文章は宮崎さんの仰る
『たしかに苦しみましたが、
いまはみんなよかったと考えています』
その重い言葉から生み出されてきていることを感じました。
私も涙がこぼれます。
食事の大切さ、料理をすることの
尊さ、心にしみる思いです。
「命のスープ」はそれこそ命を
支えるものなのですね。
生きるという重み、それを支える家族
辰巳さんはお父様の介護から
病院食は食べないけれど辰巳さんの
手作りのスープは召し上がったということで
私は素晴らしいと思っておりました。
またさらりんさまからそのようなお話を
伺うと、そのスープが生きる希望であり、
愛であり、支えあうものであったと思います。
料理をするほうも、何か与えられている、
そんな気持ちです。
支えながら支えられている、
私もこころして料理に向かおうと思います。
「食材を成仏させる」とは道場先生の
お言葉ですが、何か円型のような
相互関係を感じます。
私もその本を読みたいと思います。
ありがとうございます。