ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

スイスの報道~日本の指定暴力団が被災地に物資を届ける

2011年03月30日 | 事件

【ジュネーブ時事】「ヤクザ」がトラック25台分の食料、救援物資を提供―。25日付スイス紙トリビューン・ド・ジュネーブが、東日本大震災の被災者支援に積極的な暴力団の活躍ぶりを紹介し、未曽有の災害に一丸となって対応していると評価している。

記事は、指定暴力団が食料などをトラックに満載し、「東京から12時間かけて被災地に提供した」と説明。
福島第1原発付近にも防護服を着けずに物資を届けた話や、家をなくした被災者に住居を提供する例、
さらに1995年の阪神大震災でも支援活動に当たったことを紹介した。

一方で、大相撲を舞台とした野球賭博事件などで暴力団に対する世間の風当たりが強まっており、
「イメージアップが必要だった」との分析も示している。 



             ベッラあとがき

防護服もつけずに?

ありがとう、4トントラックで食料のないところにも行ってくれた!
政府が何もしない、「ボランティアは勝手に行くな、体制が整うまで待ってくれ」といったきり、それも2週間目にしてはじめての発言。

神戸のボランティアは13日に、とっくに行ったけど、神戸の暴力団も行ったよ。
いいとか悪いとか、そういうことではない。
今、被災者は飢えていて、凍えているんだ!!
恥ずかしいのは民主党だ!

防護服も着けず、菅内閣、行ってごらん!!作業服で!!


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ル・モンド紙の記事では「日本」が遠隔操作のできるロボットや防護服を断っていた、他。

2011年03月29日 | 事件
Samedi 26 mars 2011 6 26 /03 /Mars /2011 23:33
福島原発 「東電の罪」と「原子力ロビー」(仏ル・モンド紙報道) 3月26日 23時45分(日本時間27日7時45分)

 仏日刊紙ル・モンドは26、27日版紙面で福島原発の状況と東京電力に関する特集記事を掲載している。「日本人は原子力災害を意識し始めているものの、未だ事故の重大性には気づいていないようだ」と冒頭で同紙の東京特派員は語る。特派員によれば、「新聞、民放テレビ局、インターネットのブログなどで語られる原子力専門家の話を聞いていると、この一連の悲劇の背景に「原子力業界のロビー活動」が見え隠れしている」という。


≪日本の「原子力ロビー」≫

 この「原子力ロビー」には原子力事業を総括する経済産業省くと同省の管轄である原子力安全・保安院、電力各社、電気事業連合会(電事連)、そして発電所を建設する東芝や日立といった産業界の大企業が関与し、「非常に大きな資産と影響力」を誇っているという。また、原子力関連の官庁からの天下り社員が送られることにより、完全な「情報統制」を行うだけでなく、出版やテレビ局を通じて大規模な広告キャンペーンを繰り広げ「原子力は100%安全である」という神話を築いて来た。さらに、現在の与党民主党は原子力エネルギー業界出身の組合員が多い労働組合「連合」を支持層にしているため、2009年の政権交代後もこの状況に変化はなかった。同紙は、「この行政、監督官庁、原発建設企業そして電力会社間の緊密な関係が原発反対派を黙殺し、さらに原子力に関するあらゆる疑問を回避してきた」と指摘。電力各社は「1970年代以降から度重なる原発事象を隠蔽、改ざんし続けて来た。当時最も批判が集中したのは東京電力である」と付け加える。


≪安全よりもコスト削減≫

 ル・モンド紙は未確認の情報とした上で、「電力各社は長期的な原発の安全性よりも短期の利益勘定を優先し、世界で最も地震と津波が多い日本国土の危険性を考慮していない」という東電元社員の証言を紹介。福島原発は1956年に発生したチリ地震をモデルにして5,5メートルまでの波にしか耐えられるように設計されていなかったたため、地震発生時原子炉は自動停止したものの、冷却システムは津波の影響で完全に機能を失ってしまった。東京新聞では福島原発の建設に関わった当時の東芝の技師が「設計時の耐震基準が低すぎた」と告白している。

 経済産業省は「この危機が落ち着いた段階で東京電力の処遇を決める」としているが、「それまでの間、一体何人の被害者が出るのだろうか?」と同紙は問う。

 「日本が直面しているのは自然災害ではなく、人的災害である」という東芝元社員の証言、「福島原発は異常事象と作業員の被曝が日本で最も多い発電所」という共産党吉井英勝議員の告発、さらに原発保全作業は下請会社の経験乏しい作業員が行い、今現在大災害の現場で戦っているのもその作業員達である事実も判明している。事故後の対応の遅さに加え、地震と津波が発生してから2日間、周辺住民への被害よりも設備の保全を優先させていた経緯も厳しい批判を受けて当然だ。実際、地震の際に福島原発に派遣されていたフランス原子力企業アレバ社の8名は危険性をすぐに察知して真っ先に退避している。

≪過信した大企業 東京電力 ≫

「原子力安全・保安院と経産省を始めとする原子力推進ロビーに支えられ「奢り高ぶった」企業の体質が、原発内の事象や技術報告の隠蔽を生み出した温床ではないか」と同紙は問う。
 しかし今回の事故により東電グループは解体の危機にあり、同社の原子力計画も中止を余儀なくされるだろう。ましては2012年に予定されていた新規原子炉2機の工事着工などは夢の話だ。

参考記事
"Silences coupables", Le Monde, 26-27/03/2011
"La compagnie d'électricité Tepco, arrogante et dissimulatrice", Le Monde, 26-27/03/



ベッラあとがき

日本のマスコミを信じることができず、海外の新聞の記事でやっと理解できるという人が増えてきた。
日本のマスコミはもはや日本の為のマスコミではない。

しかも、フランスから防護服や核分裂を防ぐホウ酸、そして遠隔操作の可能なロボットを借りることをキャンセルしていたニュースまで飛び込んできた。
なぜ断ったのか理由をきかせて頂きたいものだ!!!

昨日は愛知のアプリ様から、名古屋の消防が、今日は神戸の消防が重装備で、命がけの仕事に向かった。
ロボットができるのなら・・・彼らの命を何と思っているのだ!

民主党政府の見るに見かねるだらしなさは何だ!
真新しい作業服を着て「号令」かけるだけではないのか!

被災地には物品が道に積み上げられ、ボランティアは組織するまで勝手に行くなと言い、(今日は西宮のボランティアが自主的に出発した。神戸は13日から行っている。)、仮設住宅の準備もかなり遅れている。
政府は言い訳ばかり!もうききたくない!!

「成り行き任せ」のいいかげんな政治、そして醜いパフォーマンスだけで、貴重な2週間あまりが無駄に流れた。
あと3日で3週間目になる・・・毛布や灯油が届いた時は、もう春だ。
食事はまだ、一日一食、飲み水は雪解け水というのが、まだまだある。
手を洗う水もないという。

これが日本か、飢え、凍えているのが日本の国民か・・・めまいがする!

民主党政権の姿勢は、この非常時においても、国民生活や国民の安心・安全よりも
『マニフェスト第一』『パフォーマンス第二』であると断ぜざるを得ません。
(「たちあがれ日本」参議院議員、片山虎之助、本日のメルマガ)
 




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これでも菅は動じないのか! お人好しの日本国民、いいかげんに目を醒ましましょう。

2011年03月28日 | 事件

読売の記事です。先程、漂泊の旅人様から送られてきました。


                     あの日、総理「少し勉強したい」と原発視察

福島原発
 政府の原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は28日の参院予算委員会で、東日本巨大地震発生の翌12日に菅首相が東京電力福島第一原子力発電所を視察したことについて、「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と明らかにした。


 首相は12日朝、ヘリコプターで同発電所を訪れ、約50分滞在して東電職員らから状況の説明を受けた。

 この視察で東電の初動対応が遅れたとの指摘が出ている。班目氏は「現地で首相が行ったことで何か混乱があったとは承知していない」と述べたが、「勉強目的の視察」に改めて批判が出る可能性もある。

(2011年3月28日16時51分 読売新聞)




  ベッラあとがき

これ、もう何とかしないと日本はダメになる。菅が「少し勉強をしたい」と原発を見学している間も、被災地では多くの方々が亡くなり、また苦しんでいた・・・。

いいかげんなテレビ報道(多くは売国マスコミ)などに惑わされて、日本国民が見殺しになっていることも知らずに、何も批判せず、「誰かがなんとかやってくれる」と決め込んで、必死の説得にも耳を貸さなかった人々よ!
政府の被災地対策、57%が「よくやっている」という国民の意識は、本気か?(私は自衛隊や消防、医療チームのことを「よく頑張って下さっている」と思っているけれど、まさか民主党政府のことを???)

これでは日本は消えますよ!!どうすればいいのか、・・・民主党はどんな党か、みんなが知って日本を日本にすること!

これから日本国民が、どうするか!ということですよ!!!  国民が声をあげることです!!!

せっかく送った物資も外で雨露をかぶり、「平等に分けられないから配っていない」ですって?
義援金も「どうして遣うか決められない」・・・一刻を争う今、言うことか!!
そして菅、さらにそれを見逃し保身をはかった者たちよ!
国民の命をどう思っているのか!

フランスから核分裂を防ぐホウ酸や、防護服をもらうって、今頃になって?
フランスはずっと声をかけていた・・・。
もう日本だけのことではない。

 国民はどう判断するんだ! 正念場ですよ!!

まだテレビの報道は「口蹄疫」も最初はスルーだった、「尖閣」など重要な事件の時もスターのスキャンダルで花盛りにしていた、おかしいと思いませんか?

自衛隊の命をかけた活動も、一切スルーしています。
これでもまだ、テレビを信じますか?
テレビは乗っ取られていると思いませんか?

大災害で苦しんでおり、自衛隊の大半が救出や運搬などに手が一杯の今、ロシアは戦闘機で2度、日本領空を脅かし、中国は海上自衛隊の船を走行に危険なほどヘリで近付く・・・これは事件としてニュースで報道されていますか?

そして今日の、菅総理の「見学」ニュース、テレビで報道されていますか?

☆今月24日に当時の日本の総理、伊藤博文を暗殺した「安重根」の記念碑が佐賀の無量寺に建てられたこと、ご存知ですか?
 どこの国が、自国の総理を暗殺したテロリストの記念碑を建てているでしょうか?
 しかも、伊藤博文は「日韓併合」に反対していたのですよ。

 伊藤博文の子孫という松本外務大臣は、韓国を特別扱いし、この非常時に京都で日韓会談をしているのです。
 名誉ある祖先を踏みつけて韓国に媚びる理由は「小心者」で、何か勘違いしているのですか?
 そんなもの撤去させるのが子孫でしょうが!
 祖先とは似ても似つかぬ「ゲテモノ」です! 

☆ボランティアをまとめるはずの辻元清美は、大阪で「勉強会」をのんびりやっているそうです。
 仕事をしていません。命にかかわる大切な仕事です。それをなぜ今「大阪」で???
 能力も常識もありませんね!



コメント (4)
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これは被災地で活躍なさっているナースの方の手記です、「赤い旗」

2011年03月28日 | 事件

朝からこれを読んでいました。
生々しい現地の様子・・・ぜひ、ご一読下さい。

赤い旗
2011-03-23 16:51:26 | 皆様へ

陸前高田に降り立ったときの印象はぬかるんだ地面と瓦礫の山。

津波の被害で壊滅的の場所です。
本当に何もなくて
残っている建物も廃墟と化していました。

5階建てマンションの5階にまで泥や船の備品が突き刺さっていて何度も目を疑いました。

何の匂いだろう?
焦げ臭い匂いがつーんと鼻に抜けていきました。


あとすごく静かでした。
報道のヘリや自衛隊のヘリが上空を旋回している音だけが響いている感じ。

雪が瓦礫の山に積もっていて、ずっとしんしんと降っていたけど寒いという感覚よりも恐怖のほうが強かったです。
足が震えていたのは寒さでなく恐怖でだったと思います。

一分間黙祷をしながら
もっと早く来るべきだったと思いました。

避難所や病院に行く前に
ざっと市内を案内される。

ここは商店街でした、
ここは郵便局だよ、
ここはおいしいラーメン屋、
ここは公民館、
ここは幼稚園、、、

ただの瓦礫の山。

15mくらいの真っ黒な津波が往復して全てを飲み込んでいったとのこと。
避難勧告が出て準備をしていたり、逃げる最中にみんな流されて行って
誰かのせいにすれば少しは矛先が出来て醜い感情を出せるけど、天災だから怒りの持って行き場がないと言っていました。


年に数回海を敬うお祀りもあっていつも海に感謝をして暮らしていたんだよ、それなのに・・・と
現地の人は案内しながら涙を流していました。

もうこの時点で私も泣きそうだったけど、絶対泣かない約束だったから
現実から目を背けて曇った空ばかり見ていました。

案内する人の後ろをずっと手をグーにして肩をすくめてついていきました。

風が吹くとどこからか
セピア色の写真や赤ちゃんの写真付きの年賀状が足元に飛ばされてくる。

そして一歩二歩歩くごとに赤い旗がヒラヒラ揺らいでいる。
しかも数えきれないおびただしい数の旗。


「この赤い旗は遺体が見つかった場所に立てられています」

正直つらかったです。


ある旗の前に佇んでいるお婆さん。
私のお婆さんと同じくらいの年だったかな?

「東京の看護婦さん、
ここにおじいちゃんが戦後一生懸命働いて建てたおうちがあったんだよ、
おじいちゃん病気ひとつしなかったのに死んじゃったよ」

人間の感情があるから泣くなと言われても無理でした。

リーダーナースが飛んで来て私の耳を引っ張って車の陰に連れて行かれて
すっごくおこられました。怒られようがもう自分は素直な感情でここでやっていこうと思いました。

テレビで映されているのは報道規制のなかの範囲内でそれでもあの映像。

映されない、テレビで流せない現状をこの目で見てきましたがそれはもう地獄でした。

案内されている隣で
自衛隊の方が瓦礫や木材をどかすと泥だらけになった遺体が必ず出てきて。

この光景は一生忘れないし
忘れてはいけないと思う。

瓦礫や木材と言っても数日前は誰かの生活の一部だった家や道具や誰かの宝物です。

その下から続々見つかる遺体。

そのたびに手を合わせる自衛隊の方々。そして偶然居合わせてしまった私たちも合掌しました。


初日はあわただしく避難所をまわってお年寄りの血圧測定と健康相談でした。

無我夢中で多分、私に笑顔はなかったんじゃないかな。
高齢者が多いな、という印象でした。

電気が復旧していないので暗くなる前までに1人でも多く血圧を測ってあげたくて本当に無我夢中でした。


脈をとっていると私の手を握り返してきて

「孫と同じくらいだな、看護婦さん。あったかい手だねぇ」

とそのまましばらく目を閉じているお婆さん。


両手を合わせて拝んで
何回も何回もお礼を言うおじいさん。


寝たきりなのに飛びきりの笑顔を見せて起き上がろうとするおじいさん。


美味しそうに小さなおにぎりを食べる子供たち。


毛布に包まって眠る赤ちゃん。


健康相談では「体育館では眠れないよ」
「親類と連絡がとれなくて眠れない」
と眠れない訴えが多く
血圧も高めなかたがたくさんでした。

すっかり暗くなる頃には
私の腕が上がらなくなっていました。


10数ヶ所の避難所、それでもまだまだたくさんまわれなかった避難所と救護所だらけでした。

あとから聞いたのですが
私は初日だけでも数百人の血圧を測ったらしい。

でも全然足りないくらい、測ってあげられなかったお年寄りのほうが断然多かったです。

気付けば朝トイレに行ったきり夜更けになっていました。


反省会や明日以降の予定のミーティングを終え、移動の疲れや現地を目にしたショックと
避難所まわりであっという間で忙しく過ぎた1日でした。


避難所だってぎゅうぎゅうで
もちろん私たちは寝る場所もなく
初日の夜は遺体安置所のわきの簡易プレハブに男女関係なく雑魚寝。


疲れているのに眠れるわけがなく、
持ってきたiPodを聞きながら友達と撮った写真を見たり圏外のままの携帯にこの文章をずっと打っていたり
友達がくれたメールを読み直して
1日泣くのを我慢していたのでバスタオルに包まってずっと朝まで泣いていました。


ベッラあとがき

医療チームの皆様、口では言えないほどのご苦労がたくさんおありだと思います。
この様子を実際に医療に携わっていらっしゃる方がお書きになって、読む私も涙があふれます。

泣いてはいけないのですね。
冷静にならないと、そしてしっかり向き合って治療しないとならないのですね。

夜、バスタオルの中で泣いた、ということ・・・私など発狂寸前でしょう。
「がんばって」など安っぽくきこえるし、ご努力なさっている方々に申し上げるなんてできません。

政府の方々、どうか、この生々しい文をお読みください。
そしてこの方々の努力が報われるような、対策をしっかり立てて下さい。・・・・・(やはり涙です、ごめんなさい)
   
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ミラノスカラ来日公演 ヴェルディ「レクイエム」  リベラメ<解き放ちたまえ>

2011年03月27日 | 芸術
Frittoli Barbara - Libera me finale Verdi Requiem


今日はこの音楽でしめくくりたい。
現在イタリア最高のソプラノ、バルバラ・フリットリである。
ヴェルディのオペラを歌うに欠かせない名歌手、もうかなりおトシかも?

しかしこのソプラノの威力、そしてヴェルディのこの曲、
今にふさわしい。

売国民主党から「解き放ちたまえ」
そして被災者を護れぬ与党から「解き放ちたまえ」

昨日も日本上空で自衛隊を脅かした中国、
また来るであろうロシア戦闘機、

国内被災地では、衰弱し、凍死ぬ人たち・・・
飢える人たち・・・。
助けて下さい。

日本を愛しています。
そして、必ず立ち直ろう!!

励まして下さったフーレンさまへ、そして皆様へこの曲を捧げます
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