ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【西部邁ゼミナール】アメリカ文明は欠陥品である 2015.02.22

2015年02月23日 | 桜「討論」・西部ゼミナール

【西部邁ゼミナール】アメリカ文明は欠陥品である 2015.02.22


動画説明

戦後日本人はなぜ、欠陥品のアメリカ文明を受け入れてしまったのか。

▽建国からのアメリカの歴史とヨーロッパの思想家達のアメリカ観

▽マテリアリズム、市場崇拝、技術崇拝、進歩崇拝、軍事力崇拝を特徴とするアメリカニズムの問題点

▽戦後日本人がアメリカ文明をいとも簡単に受け入れてしまった理由

▽明治維新以降の日本の「教育」が抱える根本的な問題


★ 西部先生、前回の「討論」で大暴れ、わたしたちは「頭の体操」になったのですが、再UPします。リンクを貼りました。
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/227346ed7d823234e2758b6829748733





コメント (8)
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佐藤健志氏の名言

2015年02月23日 | 政治

★ 佐藤健志氏は、大変柔軟な考えをお持ちで、学問的というよりもレッジェーロ(軽やかな)雰囲気で語りながら、その実、鋭く核心を示される。

もちろん私は私、どんなに至らなくても自分の考えがあるが、それに固執はしない。
ある日、ハッとして気づかされることが多いものだ。そんな時が勉強するとき。

佐藤健志氏のご意見でその「ハッとする」ものが忘れられないし、いつも自分への戒めとしている。

これは「大阪都構想」のことで、藤井京都大学大学院教授が「意見」を述べただけで、橋下氏やとりまきからかなりコウゲキされたことに対して、佐藤氏がお書きになったもの。
(この場合の「あなた」は藤井教授のことを示している。「私」というのは藤井教授をコウゲキする人たちであろう。
藤井教授に対する数多くの誹謗中傷コメントの悪質さに辟易していた。)


「私の無知はあなたの知性と同じぐらい価値がある」

のバリエーションとしては、

「私の詭弁はあなたの論理的主張と同じくらい価値がある」

「私の妄想に基づいた陰謀論は、あなたの事実に基づいた分析と同じくらい価値がある」

「私の誹謗中傷は、あなたの正当な批判と同じくらい価値がある」



★ 佐藤氏は「夢見るロマン」を感じさせながら、真実を語られる。
これって藤井教授はうれしかったのではないか、と思う。

もちろん、私は私、これからもそうだけれど。

音楽的にそうした経験をしたことは数多くある。
実はナチスとワーグナーについて、ヒトラーはワーグナーの音楽を愛し、とりわけ靴屋のハンス・ザックスを主人公にしたドイツらしいオペラ『ニュルンベルグのマイスタージンガー』を好んだ。
(これは昨日エントリした中にカラヤン指揮の名盤をUPしている。http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/0ca3d5e6cc7ea1a50c8b6ae895acfff0


そしてそのことを聴いた私は当時はワーグナーを歌うことなしに、ドイツ語の辞書まで捨ててしまった。
また後年買いなおしたが、ビルギット・二ルソンの歌ったワーグナーやフルトヴェングラーの古い録音、トスカニーニの「ローエングリン」第3幕への前奏曲などを、理屈抜きに素晴らしいと思った。

Lohengrin: Prelude Act III -- Arturo Toscanini/NBC Symph
トスカニーニ指揮、ワーグナー『ローエングリン』第3幕へのプレリュード


このことは、音楽が直接「対話」をしてきて、私の思い込みを打ち破った瞬間でもあった。
もしかしたら、私は何かに「洗脳」されていたのかもしれない、ワーグナーはナショナリストだったのに・・・。

いろいろなことを思い浮かべた。
いつでも柔軟に受け止める、しかしそれは「みんなが言っているから」いわゆる多数決の論理ではない。
その時、ふと気づく「きっかけ」があるのだ。


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気になる情報より

2015年02月23日 | 政治

★ いろいろ気になるツイートやネットのコメントを集めてみました。

・「犬伏氏のブログ」に書かれていたコメントより
http://blog.goo.ne.jp/inuhide/e/d01c52556af90862e56a1587419a7b61

今回の件は、水島氏の振る舞いにいくつか疑問があります。
先ず、文春が取材しているからと、その文春より早く公にしたこと。更に当時彼は選挙対策本部長か何かの責任者だったのだから、田母神さんのみに責任追求するのはどうなのかということ。未だ文春が発売されていないのに、また田母神さんの記者会見前に水島氏が
産経新聞の取材に答えて記事になっていること。田母神さんの記者会見を受けてすぐに「嘘つき」と放送していること。

現時点で、真実が何処にあるのかは私にはわかりません。
しかし、本来ならば先ずは関係者や弁護士などの専門家で処理を試みるべき内部のトラブルを、無関係だと主張する水島氏が真っ先に公にして騒ぎを大きくしているようにしか見えないし、またそういった行動に出るのは誰かを庇っているか、何かを隠しているのかと思ってしまいます。
一方、先生と田母神さんの対応には特に不自然な点は見当たりませんでした。

チャンネル桜には政党を持つ某巨大宗教団体の幹部がいると水島氏が発言したり( https://www.youtube.com/watch?v=dP1Q44NcJpI )、時々不思議なことを放送しています。

同じ宗教団体の別の信者が田母神さんの応援に来た人を勧誘していたのを知人が見たそうです。
彼らは選挙に熱心で、自民党にも維新の党にも共産党にも正体を隠して潜り込んでいるようですから、珍しくないのかも知れませんが、情報収集と工作に長け、宗教団体の都合(命令)が最優先ですので怖いことです。

次世代の党、特に田母神さんは特定政党を前回の選挙で話題にしていたため、その方面に掻き回されているのかと心配しています。
もしも次世代の党が躍進していたら、連立の地位が危ない党もありましたし。
それから産経新聞は保守的な新聞ですが、某巨大宗教団体絡みの話題はおかしな時がままあります。莫大な広告料からすれば無理もないかも知れません。(以上)


★ 上のコメントの赤い字のところ、気になって確認してみました。
一時間を超える動画ですので探すのが大変、問題発言はまだ見つかっていません。もう一度最初から聴いてみるつもりですが、時間が長くて・・・。

【恐怖の思想調査】許すまじ水産庁!またしても尖閣諸島実効支配妨害[桜H26/11/10]


上記の動画のコメント欄にこのようなコメントがありました。ということは???

>どうして桜の窓口がカルト教団の創価学会の幹部なのですか?


★ まだまだわからないことがありますが、「公式見解」を待ちましょう。
  そのほかのツイートです。


平生晋一 @Shinichi_Hirao
田母神俊雄氏の使途不明金問題、何でこんなことなってしまったのか。過去に西村眞悟氏が逮捕・弁護士資格剥奪にまで至った事を考えれば、西村氏に近い田母神氏も不祥事に細心の注意を払わなければいけなかった。もう2度こんなことが起きないよう、保守派は総じて気を引き締めなければならない。

★ 西村眞悟先生は、濡れ衣でした。お気の毒です。

camomille @camomillem
糸数慶子議員、高校生と議論もできずフェイスブックを閉鎖http://s.ameblo.jp/new-teamokinawa/entry-11618127325.html …糸数議員が、基地の前で抗議活動をした後に、自分が食べた弁当の容器を、フェンス越しに基地に投げ捨てたのを多数が目撃。「不道徳な人間の主張には、何一つ重みも価値もない」と批判される(恥)

★ 糸数さん、批判されてもしかたがないでしょうね。もともと支持していませんが。
ところで「舛添都知事」の金銭問題などなぜ叩かれないのでしょうね。マスコミ操作がむごい。
また、別の件ですが、教育関係のことや昨日の「竹島の日」の事件など、他に気になることがありすぎます。


コメント (6)
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ワーグナーとバッハが心に響く・・・

2015年02月22日 | 政治
  
★ ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲~オーケストラはドレスデンのシュターツカペレ

Herbert v. Karajan "Prelude to Act I " Die Meistersinger von Nürnberg


カラヤンの素晴らしさは音楽の場面と場面の転換のところ、自然としかいいようのない「何気ない移行」を澄み切った最上の美しいフレーズで進むところ、そしてこのフィナーレの贅沢な音の透明さ、ワーグナー演奏によくある濃厚で渦を巻くかの如くの強烈さとは対極をなすように感じる。古代ギリシャの彫刻を思い起こす明朗さがある。
たしかカラヤンはギリシャの血を受け継いでいるというが・・・。


今こそ美しい音楽に浸ろう・・・。


そして本日は「竹島の日」である。
日本固有の島を思い、いつか必ず「竹島」が戻りますように。

ミルシュタインが奏でるヴァイオリンでバッハ「シャコンヌ」を・・・。
Nathan Milstein plays Bach Chaconne (Part 1)





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西田昌司参議院議員と三宅博前衆議院議員、京都にて出会う

2015年02月22日 | 政治

★ 昨日21日、京都のキャンパスプラザにて西田昌司参議院議員のお話を伺った。
そこには盟友の「次世代の党」三宅博前衆議院議員が来場、西田議員をおおいに驚かせ、喜ばせた。
また、このハプニングに、いつもより出席者は質疑応答で活発に意見を出し合った。
最初は西田議員、経済問題について多くの時間を割いたが、ついに「一番伺いたいことが伺えていない、防衛問題です」と出席者がきりだされ、西田議員は淡々と話していた経済問題から、熱狂した話し方に変わり、紅潮した顔色と張りつめた声で語った。
西田氏は自民党内部では自民党政権になってから微妙な立場、というよりも「遠ざけられた立場」になっていた。
『総理への直言』(イースト新書)で「JAL問題・デフレ・TPP・憲法問題」などで、安倍総理に「直言」しながらも、安倍総理はそのことについて曖昧にしか反応されずだった。

会場の雰囲気は張りつめ、三宅氏は穏やかな笑顔で西田氏を見つめた。
それを感じた出席者たちは、今までにない緊張感で、ついに「一番聴きたい問題」をつきつける質問者によって、覚悟を決めたように答える西田氏、全員が息をつめて聴き入った後半であった。


西田昌司氏のお話
1、総理は「新自由主義」を目指しているのではないと言うが、そういう方向に行けば困る。

2、「農協」の歴史を説明、日本の弱体化をもくろむアメリカは「日本の民主化」と言いながら財閥解体・農地解放などをセットにして日本に要求してきた。
「財閥解体」は小さな会社に分立させたが、占領が終わると「元のグループ」に戻すことを容認したが、「農地解放」についてはそのままだった。

3、「大地主から小作農」、当時は、外地から帰る人も多く、着物などを野菜にかえて食料を得ようとするこのころは食料増産になった良い面もある。
小作人も自分が働いた分は自分たちの収入になるので喜んで働いた。

4、しかし、やがて後継者不足になり、田畑が荒れるようになっていく。
  「農協」も18000あったのが600となり、農家の数が減っていく。

5、そこで「農協」の組合員以外に「準組合員」を設定するが、やがて「準組合員」の数が本来の「組合員」の数を逆転するようになった。

6、これからの問題は、「農業改革」によって、日本の農業が「株式会社」になると、やがて企業のように「合併」も起こるであろう。そして「外資」が入ってくる、
効率はよくなるが「儲からないものは作らない」というようになり、「合併」「買収」などが繰り返されるようになり、日本の防衛にも影響が考えられる。

7、外堀は埋めたが内堀の問題だ。
  所得補償と株式、ここの議論をしっかりやらないとならないが、マスコミはこうしたことを報道しない。

8、「電力の自由化」においても、いろんなやりかたがあるが「原子力発電」を廃すると、関電も赤字、電力会社は軒並み「赤字」と化す。
民主党政権の時、政府は責任を回避し、東電に責任を押し付けた。
 東電を叩けばいいというのは、政府はお金について逃げている。
そんなことが必ず、とんでもない問題が起こる。
東電に賠償させるのは「電力料金」がそれを支払うことにつながる。
「農協改革」も「電力改革」も、規制管理させられ、問題点は報道しない。

9、他に「スカイマーク」「JAL」の問題も解説、パイロットの民間養成の問題、
 弁護士ビジネスなどの問題。

★ ここで私のメモは止まっている。
会場でひとりが立ち上がり、「一番聴きたい問題を話さないでいいのか」と問題提起、
他にもそれに同調する意見が出て、会場は緊迫した雰囲気になった。
静かに見守る三宅博前衆議院議員、そして、西田議員は思い切ってセキを切ったように顔を紅潮させて話し出す。

終戦後、吉田元総理がアメリカの要請にこたえて軍隊を作らない方向を承認すると、共産党が「国が軍隊を持たない」というのはどういうことか、と詰問。
しかしその後、共産党は逆の方向に舵をきる。

憲法の問題、日本人が作った憲法ではないこと、戦勝国に押し付けられた憲法であること、
それについてのことと、あの戦争前後について議論がなされていないこと、
戦争についても「決まったことだから、変えられない」という戦い方の方針についても、かたくなな方針であったこと、それが今の政治にも「もう決まったことだから」と同じ姿勢である問題など・・・。

聴衆の目は輝き、時々三宅先生の姿を目で追う人々、しかし三宅先生はここで何も言わず、控えられてにこやかに西田議員の言葉を見守る。
西田氏は「戦後の日本の教育をはじめ、歴史観など間違ってたことから話をしなければならない」と語る。

会が終わり、三宅先生に挨拶される男性参加者たち、昨年末の選挙の時、西田議員に私の話をきくよう力添えされたご年配の西田後援者であるK氏は、三宅氏の隣の席に座り、またアメリカ帰りの医師はずっと三宅先生について離れず、帰りの電車までお話をかわされた。

この会の後半のことは、私がメモをやめてしまって、正確なことは書けない。
国を思う人たちが、今、何を聴きたいのか、鋭く問いかけるのは当然のことと思った。

三宅先生は「自民党で西田さんほど経済の知識もあり、また国を思って戦える人はいない」と
その医師に話しておられた。

中国・アメリカが考えていることやISILテロの脅威など、日本の行く末を案じる雰囲気が、息を
ひそめて聴き入る会場の雰囲気は今までにないものだった。






三宅博前衆議院議員の教育講演会のご案内
 ~ 3月1日(日曜日)午後3時  奈良商工会議室


 国士無双、NHKや拉致問題で国会を沸かせた三宅博が「教育」について熱く語ります。

みなさま、お誘い合わせの上、ぜひお越しください。(無料)


日時 平成27年 3月1日(土曜日) 午後3時

場所 奈良商工会議所 くわしい地図はhttp://www.nara-cci.or.jp/access/
主催 「新しい歴史教科書をつくる会」奈良



★ ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より ミラノ・スカラにて

カップッチッリ(バリトン)が歌う「平民よ貴族よ」~ジェノヴァの内乱を鎮めようとする総督ボッカネグラ。(歴史上の実在の人物・・・以前はWIKIに歴史の詳しい記述があったのにいつのまにか消えている・・・)
P. Cappuccilli as Simon Boccanegra "Plebe, patrizi, popolo!"

・・・ボッカネグラの娘を歌う名ソプラノのミレッラ・フレーニ、政敵フィエスコを歌うのがブルガリアの至宝であるバス歌手ニコライ・ギャウロフ、ジェノヴァの名門貴族を歌うのがテノーレのヴェリアーノ・ルケッティ。指揮はアッバード。

【歌詞大意】

兄弟殺しよ!
平民たちよ!貴族たちよ!引き継ぐ者たちよ
恐ろしい歴史を!
憎しみの相続者よ
スピノーラとドーリアの
幸せに諸君を招いているというのに
この広い海の王国が
諸君はこの兄弟の地で
互いの心を引き裂き合っているのだ
諸君のために私は泣こう 穏やかな
諸君の丘の上の光のもとで
そこでは空しく芽吹いているのだ
オリーブの枝が 偽りの
諸君の花の祭のために

そして私は叫ぼう 平和を!と
そして叫ぼう 愛を!と

(オペラは次の場面で国を裏切る卑怯者に対し、「裏切り者を呪うように」と総督は命じる、緊迫する名場面であった。
裏切り者は震えながら自分自身を呪うことになる・・・)

★ 中世の都市国家ジェノヴァは内乱を繰り返し、海外の諸国の脅威に備えるにはバラバラだった。
時の総督ボッカネグラは国内の安定を訴える。
ずっと後にジェノヴァはナポレオンに滅ぼされるが、ヴェルディがこのオペラを書いたことによって、ジェノヴァの人々は昔のボッカネグラの栄光をしのび、祖国統一への願いを強めていった。イタリアの聴衆は燃えに燃え、祖国統一の先頭に立つ英雄ガリバルディ将軍を支持した。

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