その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

フィルハーモニア管 ブラームス交響曲第4番

2009-04-20 06:31:22 | コンサート (in 欧州)
ベートーベンのピアノ協奏曲5番「皇帝」。ピアノは優しいタッチの滑らかな皇帝だった。

ブラームスの交響曲第4番は、これぞ交響曲の一つの完成された曲。オーケストラ以上に曲自体が持つ迫力がすごい。オーケストラも熱演。Philippe Jordanの振り方は人形のようでユニーク。曲の解釈自体はオーソドックスのように見受けられた。

しかし、いつも安い席で聞いているせいか、それともフィルハーモニア管の特徴なのか、全体的な印象として、どうもアンサンブルに切れがそれほど感じられない点は拭えない。時として、これならN響の方が綺麗なアンサンブルと思うときもある。そんなことが気になると、いろいろ聴きなれるというのも、良いのか、悪いのかわかなくなることがある。


Royal Festival Hall

Philharmonia Orchestra
Sunday 19 April 2009, 7.30pm

Ludwig Van Beethoven Overture Prometheus
Ludwig Van Beethoven Piano Concerto No.5 (Emperor)
Johannes Brahms Symphony No.4

Philippe Jordan conductor
Lars Vogt piano
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンドン 素晴らしいハムステッド・ヒース

2009-04-20 00:15:45 | ロンドン日記 (日常)
 午前中掃除洗濯等の家事をこなし、ちょっと仕事の残務を済ました14:00過ぎに、あまりにも天気が良いので、ハムステッド・ヒースへWalkingへ出かけました。ハムステッド・ヒースは、いままで早朝ジョギングでは何回か行っていますが、ヒース内をじっくりと歩くのは初めてです。

 バスでハムステッド駅まで乗り、そこから歩きます。この近辺も朝は閑散としているのですが、昼間はおしゃれなお店やCafeに人が集まり、なかなかの活気です。


5分ほど歩くと、公園の入り口に着きます。季節がらもあるでしょうが、朝のイメージとはずいぶん違います。


雑木林の中を入って行きます。これだけだと、高尾山に入って行く感じですね。


雑木林を抜けると、緑地帯が広がってきます。イギリス人は散歩が好きと聞きましたが、本当にいろんな人が歩いていました。夫婦、若いカップル、子供と犬連れのファミリーなどなど。私のように一人でガツガツ歩いている人もいます。




さらに進むとKenwood Houseというヴィクトリア調のレストラン兼ギャラリー兼休憩所があります。


Kenwood Houseから緑地を見下ろすと、先に池があります。イギリスの映画に出てきそうな景色です。


さらに、雑木林に入っては抜け進んで行くと、Parliament Hillという丘があり、そこからロンドンのシティが一望できます。素晴らしい展望です。


公園を抜けて、最後は公園近くのパブでビールを一杯飲んで〆。こんな午後が過ごせるなら、どこにも遠出なんかしなくても良いと、実感した3時間でした。




(付録)公園内外で見つけた花です。
これではなんだか分かりませんね。






2009年4月18日 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする