その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ヴェネツィア その7 最後の散策と食事

2009-04-13 10:27:26 | 旅行 海外
 サンマルコ寺院も見たので、帰路につきます。ブラブラと、バスが発着するローマ広場へ向かいます。

 藤が綺麗でした。


 こんな狭い道がたくさんあります。なかには途中で行き止まりになっているものも。地震がきたらアウトと考えるのは日本人だけでしょうか。


 道が入り組んで、街中が巨大迷路なので、地図で行先に辿り着くのは不可能です。建物のところどころに方向案内板があるのでこれを目安に歩きます。


 大運河も見納めです。


 最後の食事は、教会前の広場にお店を出しているこじゃれたお店に入りました


 人もそれほど通らないので、落ち着いて食べられます。教会の鐘の音を聞きながら、食事をするといかにもヨーロッパという情緒を感じます。


 ここでも3種類から選ぶ、セットメニューにしました。まずは、魚介のトマト・スパゲティ


 豚肉のローストに野菜和え。ソースが美味しかったです。


 デザートはよくわかりません。レモン味のミルクセーキのような飲み物でした


 1泊2日の強行日程でしたが、楽しい旅行でした。コンサートに行けなかったこと、イースター休暇ということもあって人が多すぎたのと、食事は一人で食べてももう一つ、というのがマイナスでしたが・・・。まさに「King OF 観光地」ですね。冬場のヴェネツィアは閑散としているということなので、冬にまた来てみたいです。

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ヴェネツィア その6 サンマルコ寺院

2009-04-13 10:15:33 | 旅行 海外
 本島に戻って、最後の観光先は、ヴェネツィアの本丸サン・マルコ教会です。町の守護聖人サン・マルコが祭ってあります。


 まず、入るのにディズニーランド並みの長さの行列ができていました。20分ほど並んで、やっと入り口に辿り着きました。




 なかは壮観というしかありません。ビザンチアン様式(?)なのか、イギリスの教会とは明らかに装飾、作りが違います。


 中央祭壇の後ろにあるパラ・ドーロ。まばゆいばかりです。


 紀元前400ー200前の青銅馬像です。ロンドンでやっていた「ビザンチウム展」でも似たようなものを見た気が・・・


 天井画もすごいです。これだけ見ても分かりませんが。


 寺院2階から見るサンマルコ広場です。


 同じく、運河側を見ると・・・


 圧倒されました。

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ヴェネツィア その5 ヴェネツィア美術鑑賞とムラーノ島

2009-04-13 10:04:29 | 旅行 海外
 一日あけて、今日は朝から美術館に行きました。ヴェネツィア美術を集めたアカデミア美術館です。日本語の録音ガイドがあったので、それを借りて、じっくり鑑賞しました。館内は写真撮影禁止なので、一枚雰囲気だけ。後ろにあるのは、壁一面に描かれたヴェロネーゼの「レヴィ家の饗宴」。「最後の晩餐」がオリジナルなテーマです。


続いて、30分ほど水上バスに乗って、ヴェネツィアガラスの本場、ムラーノ島へ足を伸ばしました。


まずはガラス博物館。古代ガラスから現代ガラスまでが展示されています。ここも撮影禁止なので、雰囲気だけ。


島中、ガラス工房とお店ばかりです。




本島の喧噪から離れ静かで落ち着く島です。ゆっくりとした散策に最適です。




お昼は軽めに、チーズのペンネだけ。


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ヴェネツィア その4 幻のフェニーチェ歌劇場管弦楽団演奏会とそのリカバリー

2009-04-13 09:40:46 | 旅行 海外
 いよいよ本旅行の最大目的のフェニーチェ歌劇場管弦楽団演奏会へでかけました。チケットはネットで予約済み。自分が持っているオペラDVDの一つがこのフェニーチェ歌劇場で録画されたもの。中は華麗なオペラハウスのはずです。


 しかし、建物の周りに人は居るのだが、中には入れない。もう始まる時間のはずなのに。どうも、今日のコンサートは別会場らしい。イタリア語のHPだったから、そこまで分からなかった。これでは何のためにヴェネツィアまで来たのか・・・。このためにわざわざブレザーまで持って来たのに。大ショック。



 傷心のまま、ホテルへ戻る途中、当地で誕生したヴィバルディの室内楽のコンサートをこれからやりますとの客引きが。もう、こうなったらヤケクソの気持ちで、20ユーロ払って、入る。ヴィバルディの組曲を何曲かと、最後は四季。なかなか、良い演奏で、多少気分も良くなりました。


 会場を出ると、夜の9時半過ぎ。さすがにお腹が減ってきたので、ホテル近くのガイドブックにあったレストランへ。これがまた大当たり。


 大衆食堂っぽい雰囲気が良いです。今回は相席で、米国ワシントンDCから来た老夫婦、バルセロナから来た年齢不明の一人旅のスペイン人と、テーブルを囲みました。一人で食べるより、時折話しながらの食事はずっと楽しいです。


 魚介類のオードブル。これが、最高!白ワインにドンピシャです。


 イカ墨のパスタ。これも味わい深い味です。アメリカ人の老夫婦が「それは何だ?」と珍しがっていました。


かなり気分は持ち直しました・・・
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ヴェネツィア その3 ヴァポレットで遊覧

2009-04-13 09:32:57 | 旅行 海外
続いて水上バスに乗りました。ゴンドラは高いし、一人で乗ってもしょうがないので、ヴァポレットと呼ばれる水上バスでちょっとした船旅です。


サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。八角形の建物はヴェネツィアン・バロックの象徴だそうだそうです。


リアルト橋。ここも観光客で一杯でした。


大運河沿いの街並みです。


街中、いたるところに運河が枝分けれしていきます



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ヴェネツィア その2 街の散策

2009-04-13 09:21:01 | 旅行 海外
 ホテルにチェックイン。サンマルコ広場から歩いて5分とかからない、立地条件はとても便利です。三ツ星ですので、スタッフの対応はしっかりしてました。エコノミーなので、部屋は狭いものでした。


 荷物を置いて活動開始。まずは、土地勘を掴むため、歩きます。いかにもヴェネツィアという風景に感動。


これが有名なゴンドラか~。1


自分の初めてのヴェネツィアとの出会いは、ダイアンレインの「リトル・ロマンス」を見たときです。たしか当時中学2年でした。懐かしい。


街の中心サンマルコ広場です。イースター休暇中ということもあってか、すごい人。カフェでは音楽が生で奏でられており、いかにもイタリアです。


すごい人だかりです、ちょっと疲れるのでここはパス。


サンマルコ広場にある時計台。定時になると、人形が鐘を鳴らします。イタリアではこの鐘の音が、街々に寄って異なるとか。


大運河沿いには出店が立ち並びます。


昼飯時に飲んだワインのせいか、トイレに行きたくなりました。トイレは有料です。
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ヴェネツィア旅行 その1 到着~昼飯

2009-04-13 09:08:40 | 旅行 海外
 連休を使っての初めてのイギリス外旅行。目的地は一度は行ってみたかったヴェネツィアです。

 8:10の飛行機なので、家を朝5:40出発しました。

 乗った飛行機です。連休中というのに往復142ポンドの格安便です。その名も「Easy Jet」。安く提供するために、いろんな制約があります。①変更、キャンセル不可、②荷物は一人一つまで(2個以上の人は追加料金要)、③機内サービスはお酒、飲み物、スナック、すべて有料、④席は自由席(追加料金を払えば、優先搭乗させてくれる)、⑤そのうちトイレ利用も有料にとの噂・・・


 サン・マルコポーロ空港に着いた最初の印象は、「イタリアは眩しい!」。太陽の輝きが違います。宿屋に向かって移動開始。いきなり魚屋の屋台を発見。おいしそう。


飛行機が遅れ、ヴェネツィアは13:30頃になってしまいました。お腹が減ったんで、まず、最初の昼飯。ここに来たからには、魚介を食べよう。狭い運河沿いに偶然見つけたレストンランに入りました。


雰囲気はなかなか落ち着いて良い感じ。第1皿、第2皿、デザートを各々3種類の中から選べる旅行者用のセットメニューにしました。


最初は、あさりのトマトスパゲティ。ソースと言い、パスタのゆで具合と言い、さすが本場です。


メインの魚介の空揚げ。レモンをかけて食べます。味付けはさっぱりで、美味しいです。


デザートのアイスクリーム。ちょと、大きすぎます。半分しか食べられませんでした。


お腹一杯です。幸先の良いスタートでした。
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ミュージカル レ・ミゼラブル

2009-04-13 00:18:44 | ミュージカル、演劇
 先日見たミュージカルの感想です。

 同僚3名とでミュージカル「レ・ミゼラブル」を見に行きました。このミュージカルは、実は非常に思い出深いもので、21年前の1987年の12月にニューヨークのブロードウエイで初めて見たミュージカルがこの「レ・ミゼラブル」でした。ロンドンでも20年越しの史上最強のロングランということです。

 ミュージカルそのものも10年以上ぶりなのですが、今日は今までで一番楽しむことができました。

・観客席と舞台がとっても近い
 これは何よりの驚きでした。NYの時はNHKホールの3階席から舞台を見るような感じでしたが、ロンドンの劇場は想像以上に小ぶりでした。そのため、2階席だったのですが、手を伸ばせば届くような感覚で舞台と俳優さんたちを見ることができました。それは、劇場全体の一体感にもつながり、観客はみな100%投入される感じです。

・やっぱり感動
 ストーリーやテーマは重いものがありますが、重いなりに感動も深いです。音楽も非常に気持ちの入った曲が多いので、ぐーっと引き込まれます。

・値段がお手頃
 今日の座席は30ポンドそこそこ。映画の3倍の値段、オペラの1/3の値段で、ここまでのナマが見られるのはかなりのお手頃感です。費用対効果は一番高いかも。

 ということで、これからはミュージカルにも足を運ぶことにしました。(★★★★★) 

※ 余談ですが、今日一緒に行った同僚は20代が一人と30代が二人で僕よりはずっと若いのですが、終演後の宴会で少し驚いたことがありました。「レ・ミゼラブル」を読んだこともなければ、原作も良く知らない。「ああ無情」と言っても良く分からない。「レ・ミゼラブル」と言えばミュージカルというのです。僕らの時代は「レミゼラブル」は中学や高校時代の夏休み課題図書の定番だったはずなのですが・・・。う~ん、年を感じてしまいました。
コメント (4)
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