その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

とある食事の風景 オリンピックイヤー???

2012-02-29 23:06:25 | ロンドン日記 (日常)
不定期に開催される欧州各拠点から集まっての営業会議。今回はフランフルトでの開催です。

一日かけてのミーティングの後、揃ってチーム・ディナー。職場近くのドイツ居酒屋が会場でした。仕事の話が一巡した後は、いろいろ他愛のない話が始まるのですが、今回はオリンピックをテーマに話を振ってみました。

隣に座った地元ドイツの営業マネジャーとの会話。

「今年はオリンピックイヤーだけど、ドイツではどの競技が盛り上がるの?」

「う~ん。まだ、あんまり話に出ないね~。」

「でもドイツって、体操とか、強いイメージがあるけど?」

「それって、東西ドイツに分かれていたときのイメージじゃない?今年は何が強いのかな?乗馬にいい選手が居るって言うのは聞いたことがけど」

「乗馬・・・・・・。水泳とかも強くなかったけ?」

「そうだね。いつも何人かいい選手は居るよね。そういえば、ハンマー投げにメダルが期待できるって話を聞いたことがあるよ」

「そ、そ、そ、そうなんだ。メダルの数とかって、関心ないの。あの国には負けたくないとか。なんだかんでも、日本人は、韓国のメダルの数は気にしていると思う。ドイツにはそういう国ってない?イギリスとか、フランス?」

「う~ん、彼らはそんなにメダル取れないでしょ。あんまり意識しないよ。むしろ、中国とか。。。?」

「へえ~、そうなんだ(あまりにも話が弾まないので、かなりがっかり)」

「それより、今年はオリンピックイヤーじゃなくて、ユーロカップイヤー(サッカーのUEFA欧州選手権)だよね。」

「オリンピックより大事???」

「そりゃそうさ。やっぱり、スペインとオランダが優勝候補かな。でもドイツもその次ぐらいにはつけているよ。スペインは・・・・・・だし、オランダは、・・・が調子悪いって聞いている。XXXは・・・・」(一人で延々と話し続ける)


「・・・・」

たまたま一人のドイツ人サンプルなので、一般化はできないでしょうが(でも、その隣に居たドイツ人もしきりにうなずいていた)、今年はオリンピックイヤーというより、ユーロカップイヤーのようです。

コメント (4)
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