毎度のことだが、旅先では朝はランニング。 高知は初訪問地でもあり、市内の名所巡りも兼ねてホテルを5時50分スタート。東京より西に位置するためか、陽の上がり方は東京より遅い感じ。
まずは高知のランドマーク高知城を目指す。 この日は天守へ登城予定なので、三の丸跡まで。 ようやく上り始めた朝日が城を照らし、青空のもと神々しいまでの美しさ。
(大手門から)
(追手門近くには、城を築いた山内一豊や自由民権運動の板垣退助の像があります)
(板垣退助)
(三の丸跡から)
続いて、坂本龍馬の生誕の地へ。 司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んだのは高校生の時だが、その視野の広さ、開放的な性格に強く魅かれた。 石碑があるだけだが、歴史的偉人がリアリティを持って迫ってくる。近くには資料館である「高知市立龍馬の生まれたまち記念館」もある。
(坂本龍馬生誕の地の碑)
(高知市立龍馬の生まれたまち記念館。今回の見学の時間はなさそう)
次は、幕末に建てられた山内家の足軽屋敷である旧山内家下屋敷長屋資料館(重要文化財)を経由して、龍馬がよく泳いで遊んだという鏡川へ出る。川沿いに走る。
(旧山内家下屋敷長屋資料館)
(鏡川土手沿い)
続いて、日本三大がっかり観光名所の一つという不名誉なニックネームを持つ「はりまや橋」。私個人としては、このはりまや橋訪問で、 三大がっかり制覇となったが、三つのスポットのなかでもひときわがっかり度は高い。苦笑いである。
(旧はりまや橋の再現)
(こちらは今のはりまや橋)
はりまや橋の交差点から、まっすぐ北上しJR高知駅へ。高知駅は高架になっていて、なかなか見栄えも良い。今回は列車に乗る機会が無いのは残念だが、いつか四国の鉄道も経験してみたい。駅前に幕末の土佐三志士の像が立つ。像の作りはやや大雑把な印象。
(左から、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)
高知と言えば、大規模な日曜市が有名だが、規模は違えど、日曜以外にも市内の様々な場所で曜日ごとに市がたっているようだ(ここでは木曜市、あそこで金曜市と言った具合)。高知駅近くの、土讃線の高架下でも小規模ながら金曜市をやっているという情報を得たので、ホテルに戻りがてら覗いてみた。朝6時からということで、7時前には10をちょっと超える程度のお店が出ていた。多くは、(きっと)その日の朝に取れた野菜が中心のようで、観光客というより地元の人がその日の食材を調達するという感じ。
(こんなテントが10ちょっと並ぶ)
ホテルに戻ったのは、7時過ぎ。写真撮ったりしてちんたら走ってるから、1時間ちょっとで走行距離は約7キロの朝ラン。写真では気温が全く伝わらないのが残念だが、これでも戻った時には汗だらだら。
(途中、ストップウオッチを止めたまま走っている区間あるが、大体のコースはこんな感じ)