先週の春風亭一春さんの独演会が、今年の落語締めの予定だったけども、急遽予定が空いたので仕事納めの後、末廣亭に立ち寄った。久しぶりの末廣亭は、変わらぬ伝統ある独特の雰囲気が漂う。
中入り後は座席も8割ほど埋まって、年末の千秋楽前日を演者・聴衆一体で盛り上がった。中入り後の落語は全て新作。題材が鉄道もの2本、ゴルフネタ1本、登山1本と、個人的にも好きなジャンルだし、いずれも私には初物。主任の彦いち師匠は過去に何度か聞いているが、他の落語家さんは初めてだったことも加わって、興味深々で聴き入った。
個人的に感心したのは、翁家社中の太神楽。前から2列めの至近距離に陣取ったので、投げもの、立てものの曲芸が目の前で披露され、彼らの凄い技にびっくり仰天だった。
最近、落語会への参加が中心で、寄席は夏以来だったので、リラックスした雰囲気でいろんな芸や演者さんが楽しめる寄席の楽しさを再認識。とっても満喫させてもらった。
これで今年の落語は本当に納め。
2024年12月27日
新宿末廣亭
12月下席 夜
林家 錦平/片棒
小梅/ 手品
柳家小袁治/ ???
(中入り)
古今亭 駒治/楽しい山手線
風藤松原/漫才
三遊亭 円歌/お父さんのハンディ
柳家 小ゑん/鉄の男・中
翁家社中/太神楽
林家 彦いち/遥かなるたぬきうどん