Time goes by…時の過ぎゆくままに

　春うららの下、朝のウォーキングは快適だ。
　ついこの間まで寒さに震えていたのが、下手をすると汗ばむほどだ。
　寒くもなく暑くもないこの季節は、心ウキウキ頭スッキリ、足どりも軽くなる。

　最近感じるのは、毎日がルーチン化してきたので、月日の流れが早いことだ。
　ほぼ毎日ウォーキングとネット閲覧、その合間に食事や入浴だ。
　朝起きたと思ったら、すぐに昼、そうこうするうちに夕方、気がつけばもう夜だ。
　少ないながらも毎月何らかの予定が入っているが、まだまだ先だと思っていたら、いつのまにか当日になり、そして過去になっている。

　サラリーマン時代は1日の時間はもちろん、1週間が経つのがもどかしくなるくらい遅々としていた。
　同じ1日や1週間なのに何が違うのだろう。
　自宅と会社の違いもあるが、たぶん、対人関係の有無だろう。
　まわりに利害を共にする人間がいれば、気を使わざるを得ないし、無意識のうちに緊張や我慢を強いられる。

　退職後の今は気を使うべき対象はいないので、自分の意思が最優先だ。
　ゆえにプレッシャーやストレスとは無縁で、時の流れも早くなるのかもしれない。