★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

趣味が高じて商売に

2019年04月22日 20時00分07秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキングの途中に気になる店が3軒ある。
 どれも趣味が高じて儲けは度外視でやっているような店だ。

 1件目はコミックや漫画の古本屋から派生して、オモチャや雑貨、衣料品、果ては亀の甲羅や訳のわからないゲテモノ品まで店から溢れんばかりに展示されている、カルト系の店だ。
 テレビでも何度か紹介されているので、物好きな固定客がいるのだろう。

 2軒目は純粋な古本屋だが、民家の並びに小さくひっそりと佇んでいる。
 見落としそうな狭い間口で、ショーケースには昔の初版本らしきボロボロの本が5、6冊ほどディスプレイしてある。
 店頭の本を見る限り稀少本や珍本の類いはなく、商売ッ気も感じられない。素人が趣味でやっているような感じだ。

 3軒目も住宅の並びにある鉄道模型の店で、これも趣味が高じて始めたような佇まいだ。
 モノが小さいだけに、表から見るとかなりの在庫を積んでいるように見える。
 マニア相手のようで、私たち素人には縁のない店だ。

 どの店も、親の代からというのではなく、自分で、それもある程度歳を取ってから始めたような店だ。
 趣味が商売になるというのは、儲かる儲からないにかかわらず、なんとも羨ましい限りだ。
 
 
 
 
コメント
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