★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

同じローソンなのに

2019年12月26日 13時21分27秒 | 徒然(つれづれ)
 家の近所に2軒のローソンがある。
 ひとつは家のすぐ隣で、もうひとつは300mほど離れている。
 どちらも幹線道路沿いで、住宅地にも近く、店舗や駐車場の広さもほぼ同じくらいだ。
 徒歩でも車でも入りやすさは似たようなものだ。

 しかし客の入り具合は、素人目に見ても家の隣のローソンのほうがはるかに多いようだ。
 同じような規模、客層、立地条件なのに客の入りに大差があるのはどうしてだろう。
 新装開店に当たっては、それなりの市場調査もしているはずだ。
 突き詰めて調べていけば、その要因もある程度見当がつくかもしれないが、極端にいえば、両店が持っている運の差だろう。

 これはサラリーマン社会においても言えることだ。
 同じサラリーマンで、同程度の実力、人格があっても、出世レースでは明暗を分ける。

 会社で社長やそれに次ぐ地位まで上り詰める社員は、やはり若手時代から他の社員とは何かが違っている。
 その違いは意識してやっているのではなく、自然に現れるものだ。
 出世レースなど意にも介していないし、もちろん唯我独尊でもない。

 そんな社員が必ずいろんな部署にいるものだ。
 そしてその中から将来の社長が生まれる。
 誰が社長になっても特段の文句は出ない。

 しかし社長はひとり、一番運を持っている人間だ。
 それは結果でわかることで、過程ではわからない。

 運が強い、持っている、というのは自分自身でもある程度わかるものだ。
 もし自分が運を持っていないのであれば、サラリーマン人生の早い時期に、部長なり次長なりに最終目標を落として、それなりの根回しをすべきなのだ。
 
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