漬け物LOVE

　漬け物が好きだ。
　日本の漬け物は文化と言えるほど歴史があり、バリエーションも豊富で生活に根付いているが、韓国のキムチ、西洋のピクルス、中国のザーサイなどもそれなりにお国柄が出ている。

　人によっては日本の漬け物はいいが、キムチの辛さやニンニク臭、ピクルスの酸っぱさ、ザーサイの薬膳臭さが苦手という人もいる。
　元来、漬け物は主食やメインのおかずではなく、添え物、箸休めの位置づけだ。
　私の認識も概ねそうだが、スパイス的な役割も捨てがたい。

　特に肉類と一緒に食べると、肉の味がより旨くなる気がする。
　キムチと焼肉の相性が代表的だが、日本の漬け物も肉との相性は抜群だ。
　漬け物や肉の種類は問わない。
　沢庵、白菜、胡瓜、高菜、牛肉、豚肉、鶏肉などなんでもいい。
　肉と漬け物を一緒に食べることをお勧めする。

　また、キムチやピクルス、ザーサイが苦手の向きには、日本の漬け物と混ぜ合わせて食べてみることをお勧めしたい。
　相乗効果というか、得もいえぬ味になる。

　試しに漬け物とキムチ、ピクルス、ザーサイを全部混ぜ合わせて食べてみるといい。
　下手なスパイス顔負けの究極の味になる。
　それを肉と一緒に食べると、その肉自体が極上の味になること請け合いだ。

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