2006年7月から、変形性股関節症の人工股関節への置換手術に伴い、2ヵ月ほど入院したのは当ブログでも既報の通り。
9月に退院して、自宅からの電車通勤はハードだろうと、家内と相談の上、半年ほど会社の近くに"単身赴任"することにした。
会社から徒歩3、4分の13階建て賃貸マンションの9階に居を定め、定期代を浮かすために、会社には内緒で独り暮らしを始めた。
結婚以来初めての独り暮らしは、学生時代に戻ったような快適さだった。
要するに第二の青春時代だった。
ちょうど飲み盛りの時期だったので、ピーク時は毎晩のようにハシゴ酒をしていた。
飲み屋で知り合った連中との広く浅い付き合いも広がった。
気がつけば、ズルズルと12年の長きにわたって、そのマンションで家内公認の別居生活を送っていたのだ。
結婚生活の3分の1の期間を別居していたことになる。
倦怠期の夫婦にとっても、お互いに気を使わなくていいというメリットが大きかったようだ。
病気をすることもなく、競馬で238万馬券を当てたりと、競馬運もそこそこで、経済的に困窮することもなかった。
人生でも一番自由で充実した時間を過ごせたと思う。
このブログも大半はその期間に書いていたことになる。
2009年12月から2012年1月まで、当ブログに空白があるのは、他の興味や楽しみの酒とバラの日々で、ブログを書く余裕がなかったからだ。
そんな放埓な生活も2018年末の定年退職で終わりを告げた。
マンションを引き払い、自宅に戻り新たな夫婦生活が始まったのだ。
12年間の独り暮らしは、今となってはいい想い出として、記憶の引き出しの一番上に保管されている。
9月に退院して、自宅からの電車通勤はハードだろうと、家内と相談の上、半年ほど会社の近くに"単身赴任"することにした。
会社から徒歩3、4分の13階建て賃貸マンションの9階に居を定め、定期代を浮かすために、会社には内緒で独り暮らしを始めた。
結婚以来初めての独り暮らしは、学生時代に戻ったような快適さだった。
要するに第二の青春時代だった。
ちょうど飲み盛りの時期だったので、ピーク時は毎晩のようにハシゴ酒をしていた。
飲み屋で知り合った連中との広く浅い付き合いも広がった。
気がつけば、ズルズルと12年の長きにわたって、そのマンションで家内公認の別居生活を送っていたのだ。
結婚生活の3分の1の期間を別居していたことになる。
倦怠期の夫婦にとっても、お互いに気を使わなくていいというメリットが大きかったようだ。
病気をすることもなく、競馬で238万馬券を当てたりと、競馬運もそこそこで、経済的に困窮することもなかった。
人生でも一番自由で充実した時間を過ごせたと思う。
このブログも大半はその期間に書いていたことになる。
2009年12月から2012年1月まで、当ブログに空白があるのは、他の興味や楽しみの酒とバラの日々で、ブログを書く余裕がなかったからだ。
そんな放埓な生活も2018年末の定年退職で終わりを告げた。
マンションを引き払い、自宅に戻り新たな夫婦生活が始まったのだ。
12年間の独り暮らしは、今となってはいい想い出として、記憶の引き出しの一番上に保管されている。
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