★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

冬のコタツ生活

2022年01月11日 14時05分51秒 | 徒然(つれづれ)
  朝から本格的な雨で、日課のウォーキングは中止。
 コタツに入り、書斎の窓から灰色の空を見上げながら沈思黙考。

 考えてみれば、コタツは、夏の扇風機と並び、日本の冬の風物詩だ。
 もちろん情緒だけでなく、ちゃんと実用性も備えている。
 床に座る日本の生活様式にはピッタリの暖房器具だ。

 外国ではほんの一部の国を除いて、ほとんどの国にコタツのような暖房器具はないらしい。
 日本に一番近く、古来から交流があった韓国もコタツ文化はないという。
 それからしても、コタツは、日本が日本たり得る要因のひとつとして、挙げられるのではないだろうか。

 エアコン全盛の現在、扇風機は衰退したが、少なくない数の家庭にはコタツはあるはずだ。
 昔のコタツは暖まるまでに結構時間がかかったが、今ではものの数秒で暖まる。

 一番コタツの世話になったというか、利用したのは、学生時代の下宿生活の時だろう。
 暖房器具としてはもちろん、徹マン用の雀卓として、シーズンオフは万能テーブルとして活躍した。
 風邪を引いた時など、ジーパンやセーターを着込んで、コタツに潜り込んで一晩寝ると治ったものだ。

 子供の頃から身近だったコタツは、今も健在で、今後も私と共にあるだろう。
 

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