★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

偽りのクラムチャウダー

2022年01月08日 18時35分09秒 | 徒然(つれづれ)
 テレビでクラムチャウダーを見かけ、久しく食べてなかったので、わざわざスーパーで買ってきた。
 クラムチャウダーといえば、みなさんご存じの、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーンで有名なキャンベルの缶詰タイプだ。

 夕食のおかずに作ってみた。
 作るというより、小鍋に移して温めただけだ。
 本来は牛乳を入れるのだが、あいにく冷蔵庫になかったので、水とスライスチーズで代用した。

 出来上がって食べてみて驚いた。
 味は想像通りだったが、具のアサリがほとんど入っていない。
 スパゲティ・ボンゴレくらいの量を想像していたのだが、申し訳程度にもならないくらい、米粒みたいな細切れが10片ほどだ。
 なんじゃこりゃ、だ。
 あとは細切れのポテトがそこそこ入っていたが、そんなもの期待していない。

 これではクラムチャウダーじゃなくて、クラムちゃうでぇだ。
 輸出元のオーストラリアの人々は、こんなものをクラムチャウダーと思っているのだろうか。

 次に食べる時には、アサリを別途用意する必要がある。
 あと玉ねぎとベーコンも入れたほうがいいかもしれない。
 
 

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傾聴コミュニケーション

2022年01月08日 11時07分43秒 | 徒然(つれづれ)
 傾聴という言葉がある。
 人の話をちゃんと聴くということだ。

 若い時にはそれがなかなかできなかった。
 人の話や意見に対しては、反論や異論を旨として、なんとかマウントを取ろうとしていた。

 それがだんだん面倒になり、皮肉や自嘲へと変わり、やがて右から左へ聞き流すようになった。
 そして今やっと、傾聴するようになり、よほどの疑義がない限り、人の話にはまずは肯定から入るようになった。

 円滑なコミュニケーションのためには、それが必須で一番簡単だ。
 ほとんどの話には、人を傷つけたり陥れたりするような険悪な事柄は含まれない。
 コミュニケーションのための話題作りだ。

 ならばその話題を、傾聴しながら肯定的に広げたらいいだけだ。
 聞き上手は相手にとって心地よいし、何より相手の気分を害することもない。

 歳をとるとマウントを取る必要も気力もなくなるものだ。
 要は、巷で言うところの好々爺になるということかもしれない。


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