★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

深夜放送全盛期

2022年01月21日 13時52分39秒 | 徒然(つれづれ)
 深夜放送といえば、我々昭和世代には懐かしい響きだ。
 私の高校時代が深夜放送の全盛期で、私も我が愛機ナショナルのワールドボーイで、毎晩のように聴いていた。
 我々の世代にとって、青春と深夜放送は切っても切れない縁といえるだろう。

 自宅が九州の辺境だったので、受信状態が不安定で、途中で雑音が入ったり電波が弱くなったりしたものだ。
 それにもめげず、寝不足を承知でフル聴取していた。
 同級生には同好の士もいて、翌日は前夜の話題で盛り上がったものだ。

 よく聴いたのが、ビター・スウィート・サンバでおなじみのオールナイト・ニッポンと、なっちゃんチャコちゃんのパック・イン・ミュージックだ。
 そのほかにも、洋楽のヒットチャート番組もよく聴いていた。
 オールナイト・ニッポンは糸居五郎御大を筆頭に、高崎一郎、カメ&アンコー、今仁の哲ちゃんなど個性的なパーソナリティが揃っていた。

 喋りがメイン、音楽情報がメイン、ハガキ紹介がメインなど、パーソナリティそれぞれに特色があり、毎日聴いても飽きなかった。
 特にリクエストハガキに添えられる文には、共感するものも多く、ある意味、双方向型の番組として人気を博していた。
 専門の雑誌も発刊されていて、深夜放送は若者文化の一翼を担っていた感があった。

 今でも深夜放送は存在するが、如何せん、インターネットに押されて、ラジオの聴取人口は減少し、往時の勢いにはほど遠い感がある。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする