★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

その情報は正しいのか

2022年01月16日 22時08分19秒 | 徒然(つれづれ)
 情報化社会の現在、ひと昔より比べものにならないほどの、ありとあらゆる情報が身のまわりに溢れている。
 昔はテレビや新聞からの情報がメインだったのが、インターネットの発達で、情報の伝達は高速化、大量化した。

 台風情報や地震情報など、必要不可欠な情報から、芸能人の不倫などどうでもいいような情報まで、その種類も多種多様だ。
 そしてコロナ関連に代表されるように、その信憑性や正確性の精度もまちまちだ。

 最終的にその情報を取り入れるか否かは、自己判断、自己責任だが、ほとんどの場合、人はマジョリティの判断に自身の立場を委ねているのが現状だ。
 日本はそれほどでもないが、一部の独裁国家や共産国家では、情報は操作されている。
 それらの国民はほとんどそれらの情報を盲信しているか、あるいは従わざるを得ない状況だ。

 幸い、日本は表面的にはそんなことはないので、一応、安心なのだが、もし今のコロナの致死率が二桁パーセントだったなら、情報は混乱し、政府は強力な情報操作を行っていただろう。
 コロナでなくとも、核攻撃や、まずありえないが、宇宙からの侵略なども、情報操作の引き金となるはずだ。

 そこまで極端でなくても、もっと身近な変化によっても、情報操作は起こりうるかもしれない。
 そんな事態になった時に、果たして人は正しく情報処理を行えるのだろうか。
 
 最近の香港の情勢を見ていると、ついついそんなことを考えてしまう。
 今は反対派も多数いるが、もう何年かすると、鎮圧され、中央政府の情報統制下に置かれていることだろう。
 

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