★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

8勝7敗でいいのだ

2022年10月09日 17時03分25秒 | 徒然(つれづれ)
 日本の国技といえば、言わずと知れた大相撲だ。
 子供の頃は、プロ野球やプロレスよりも大相撲のファンだった。

 栃若時代はラジオで、柏鵬時代からはテレビで観戦して熱くなったものだ。
 場所の中盤から終盤になると、毎日、新聞の星取表を眺めながら、一喜一憂したものだ。

 当時の力士、とくに平幕力士には個性派が目立った。
 記憶に残っているのは、潜航艇岩風、クレーン車明武谷、曲者海乃山、デブチン若秩父、禿げオヤジ鶴ケ嶺などだ。

 そんな大相撲も輪島、北の湖時代から見なくなって久しい。

 昔からひとつ疑問に思っていたのが、8勝7敗についてだ。
 この8勝7敗をずっと続けた場合、最終的にはどうなるのだろう。

 一応、勝ち越しなので、番付は上がりこそすれ、下がることはない。
 最悪でも現状維持だろう。
 関脇までは昇進できると思われるが、大関にはなれないだろう。

 大関昇進には、現在関脇で、直前3場所の戦績が33勝以上の条件というか、目安がある。
 当然、直前3場所がともに8勝7敗では、その目安にはるかに及ばない。

 ということは8勝7敗をいくら続けても関脇以上には昇進できない。
 あとから上がってくる力士の昇進を、指をくわえて見送るだけだ。

 サラリーマンの世界でいう万年係長だ。
 私の会社にも確かにそんな係長がいた。
 仕事のプラスマイナスでちょうど8勝7敗なのだ。

 しかし人生においては、私は8勝7敗でいいと思う。
 それは幸せと不幸の比率、または運と不運の比率だ。

 目立つこともないが、不幸でも不運でもない。
 どちらかというと、幸せ、幸運というやつだ。


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ホルモンは放るもんなのだ

2022年10月09日 12時05分10秒 | 徒然(つれづれ)
 時代が変われば、食べるものも変わる。
 昔はほとんど捨てられていた食材が、今はヘルシー食材としてもてはやされたりする。
 その代表が、言わずと知れたホルモンだ。

 10年ほど前までは、焼き肉屋の脇役だったホルモンだが、今では専門店さえ珍しくない。
 今や若い女性がホルモン焼やもつ鍋を食らい、酎ハイを飲みながら気炎を上げる時代だ。
 世に大女が増えたのは、そんな時代背景の影響もあるのかもしれない。

 子供の頃、九州の辺境の田舎では、ホルモンなどアル中の酔っ払いが食べるものとして、忌み嫌われていたものだ。
 近所の鼻つまみの酔っ払いのオッサンが、屠殺場でもらってきた牛の内臓を、七輪で焼きながら、昼間から焼酎を呷っていた。
 子供心にホルモンと焼酎だけは飲み食いしないと誓ったものだ。
 
 ホルモンイコール内臓、イコール臓物、イコール悪魔のはらわた、というイメージがあり、私は未だにホルモンを口にしたことはない。
 王将のニラレバ炒めだけはなんとか食べられる。
 それも、旨いから食べるのではなく、健康にいいという思いからだ。
 
 

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