1973年は私にとってエポックメーキングな年だ。
九州の辺境の田舎から、大学生活を送るために京都の街に出てきた年だ。
高校生活と大学生活では雲泥の差がある。
ましてや田舎から都会へ出てきての独り暮らしだとなおさらだ。
見るもの聞くもの感じるもの、すべてがカルチャーショックだった。
私は手始めに、フォークソング同好会に入った。
ギターは中学生の頃から始めていたので、腕前にはある程度自信があった。
しかし、所詮、井の中の蛙で、まわりには私より上手い連中がわんさといた。
もちろんそれでくじけるような私ではなく、追いつき追い越せとばかりに猛練習の日々を送ったものだ。
ほどなく、講義はそっちのけで、ボックスや同好会の溜まり場の喫茶店に入り浸るようになった。
広島出身のNとバンドを組み、サイモン&ガーファンクルをコピーし、新歓コンサートに出演したのもその頃だ。
コンサートでは、学生会館の中ホールで満員の観客の前で3曲演奏した。
今にして思うと、よくやったものだ。
当然、今はその3曲さえまともに弾けない。
あの頃が私の音楽生活のピークだったように思う。
音楽だけではなく、アルコールも覚え、河原町の居酒屋やパブなどに日参していた。
当時は学生の街だけあり、貧乏学生でも安く飲める飲み屋が多数あった。
女以外は青春を謳歌していたといっても過言ではない。
秋も深まった頃、突然、石油ショックが訪れた。
紙不足から、値上げやテレビの深夜放送の自粛、街のネオンの消灯など、私の生活にもそれは影を落とした。
その頃から、音楽から遠ざかり、麻雀やパチンコ、競馬などのギャンブルと酒の日々になった。
当然、生活費不足に陥り、修学旅行生相手の旅館の泊まり込みバイトをするようになった。
それらもまた青春の一面だ。
青春の光と影というところか。
そんな当時の私の大学生活をモチーフに描いた、拙著『1973 追憶の京都』をぜひご購読ください。
九州の辺境の田舎から、大学生活を送るために京都の街に出てきた年だ。
高校生活と大学生活では雲泥の差がある。
ましてや田舎から都会へ出てきての独り暮らしだとなおさらだ。
見るもの聞くもの感じるもの、すべてがカルチャーショックだった。
私は手始めに、フォークソング同好会に入った。
ギターは中学生の頃から始めていたので、腕前にはある程度自信があった。
しかし、所詮、井の中の蛙で、まわりには私より上手い連中がわんさといた。
もちろんそれでくじけるような私ではなく、追いつき追い越せとばかりに猛練習の日々を送ったものだ。
ほどなく、講義はそっちのけで、ボックスや同好会の溜まり場の喫茶店に入り浸るようになった。
広島出身のNとバンドを組み、サイモン&ガーファンクルをコピーし、新歓コンサートに出演したのもその頃だ。
コンサートでは、学生会館の中ホールで満員の観客の前で3曲演奏した。
今にして思うと、よくやったものだ。
当然、今はその3曲さえまともに弾けない。
あの頃が私の音楽生活のピークだったように思う。
音楽だけではなく、アルコールも覚え、河原町の居酒屋やパブなどに日参していた。
当時は学生の街だけあり、貧乏学生でも安く飲める飲み屋が多数あった。
女以外は青春を謳歌していたといっても過言ではない。
秋も深まった頃、突然、石油ショックが訪れた。
紙不足から、値上げやテレビの深夜放送の自粛、街のネオンの消灯など、私の生活にもそれは影を落とした。
その頃から、音楽から遠ざかり、麻雀やパチンコ、競馬などのギャンブルと酒の日々になった。
当然、生活費不足に陥り、修学旅行生相手の旅館の泊まり込みバイトをするようになった。
それらもまた青春の一面だ。
青春の光と影というところか。
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ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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