★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

夢見る頃は過ぎて

2022年10月10日 18時48分29秒 | 徒然(つれづれ)
 夢を持て、夢に向かって突き進めなどとは、言い古された言葉だ。
 夢イコール理想、野望、成功、出世、名声、リッチなどか。

 いつから人は人生の成功を夢に例えるようになったのだろう。
 本来の夢、所謂、寝ている時に見る夢は、成功や名声に例えられるほどのものだろうか。

 ほとんどの場合、朝起きたら夢の内容など忘れている。
 もし覚えていたとしても、断片的で、脈絡もなく、とてもじゃないが成功体験とはほど遠い。
 どちらかといえば、はかない夢とか見果てぬ夢、夢物語や白昼夢などのような、マイナスイメージのほうがピンとくる。
 
 人はどうか知らないが、私の見る夢はほとんどが不安や焦りの夢だ。
 電車に乗り遅れるとか、何かの期限に間に合わないとか、運転している車が止まらないなどだ。
 夢は記憶に基づき、脳が勝手に構成するらしいが、私の潜在意識が不安や焦りを生み出しているのだろうか。

 いつでも夢を、夢は夜ひらく、夢で逢えたら、夢をあきらめないでなど歌のタイトルにも夢は多い。
 私はそんな前向きの夢や楽しい夢など見たことがない。

 そんなわけで、夢を持てとか言われても、そんな夢みたいなこと言ってんじゃねえ、と言い返してしまいそうだ。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする