★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

友よ元気か

2023年02月11日 12時18分40秒 | 徒然(つれづれ)
 独り暮らしの大学生活を始めたのは1973年4月、四ノ宮の下宿からだ。
 京都の街の茶舗が投資目的で買った、一戸建ての二階の6畳間が私の部屋だった。

 九州の辺境から、都会の京都に出てきて、不安だったのは友達ができるかどうかだったが、それは杞憂だった。
 同じ下宿に、同学年の和歌山出身のFと富山出身のSが入居した。
 ふたりとはすぐに打ち解けた。

 Fには友達が多く、よく下宿に出入りしていた。
 時を経ずして、彼らとも仲良くなり、その連中から芋づる式に友達が増えていった。
 あとはフォークソング同好会や同じクラスの男連中と仲良くなった。

 彼らとの繋がりはほとんどが麻雀と酒だ。
 雀荘や下宿で雀卓を囲み、河原町や木屋町の安酒場やパブでクダを巻いていたあの頃が懐かしい。

 50年が経った今、何人かは鬼籍に入り、何人かとは付き合いが続いている。
 当時はほとんどの連中が長髪だったが、今や長髪は皆無で、禿げや白髪がほとんどだ。
 ここ数年来のコロナ禍で、会うのが間遠になったが、春になったら久しぶりに連絡を取り、一献交わしたいものだ。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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