協調性って…

　仕事や日常生活においては、ほとんどの場合、人間関係がつきまとう。
　人間関係の重要な要素のひとつに協調性が挙げられる。

　特に日本人は外国人と比べると、協調性を重んじる傾向にあるようだ。
　譲り合いや相互理解の精神と言ってもいいだろう。
　協調性の高い人間は好感を持たれ、社会的信頼度も高く、組織でも重用される。

　人にはそれぞれ価値観がある。
　価値観の違う者同士が同じ目的に向かう時に必要なのが協調性だ。

　本来、協調性とはギブアンドテイクで、お互いフィフティ・フィフティの利害関係が望ましい。
　しかし、立場や役職というステイタスの違いで、そこに無意識の圧力や、余計な遠慮や忖度が生じることもある。
　ゆえに、それは真の協調性とは言えないのではないだろうか。

　また、協調性を強制するような同調圧力や、マインドコントロールも存在する。
　ほとんどの場合、当事者は良かれと思いやっていることだ。

　協調性が優位の世の中では、独創性や強烈なリーダーシップは生まれないのではないか。
　それらは、協調性に欠けていると見なされ、暗黙の裡に疎外されるのではないか。
　

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ペロペロテロに対する自衛策

　今日も朝から王将でモーニングビールで、小さな幸せを感じるひと時。

　席に座ると何やら違和感が。
　よく見ると、卓上の調味料や取り皿、箸箱がない。

　回転寿司のイタズラペロペロテロの影響であることは間違いない。
　それまで性善説で置いていた調味料や取り皿が、性悪説に基づき撤去されていたのだ。

　スシローのペロペロ小僧のテロ以降、巷にはバカが多く、その模倣犯によるテロが頻発している。
　巷では店側の毅然とした態度が称賛され、莫大な賠償金が云々されているが、実際のところ、今の法律ではそれも難しいようだ。
　多分、その金額が公表されることはないと思われる。

　加害者の返済能力を考えると、少額の迷惑料で内々に和解するはずだ。
　模倣犯はそれを見越してやっているのだろう。

　そうであれば、被害者である店側は、自衛するしかない。
　ということで、王将も早速、自衛を始めたのだろう。

　しかし、喉元過ぎればで、桜が散り、世間の関心が薄れる頃には、また元に戻っているような気がする。

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